7月の前半は週末のみの稽古だったシアタースクール。
夏休みに入ってからは、月曜日を除いて毎日稽古を行なっています。
最初はちょっと緊張気味でおとなしかった参加者の皆さんもすっかり打ち解け
感染症対策を徹底しながらも、活気にあふれた稽古場になってきました。
シアタースクールの稽古は、
SPACの俳優たちも行なっているトレーニングから始まります。
▲呼吸を意識して、身体の感覚を開いていきます。
▲「スタチュー」(「彫像」の意)。この訓練は、「スズキ・トレーニング・メソッド」と呼ばれる、SPAC初代芸術総監督の鈴木忠志が考案した俳優訓練法をもとにしたもの。こうしたトレーニングを体験していただけることも「SPACシアタースクール」の魅力のひとつです。
トレーニングの時間が終わったあとは、シーンごとの稽古。
立ち稽古が進んでいます!
▲SPAC芸術総監督の宮城聰の演出「二人一役」の手法で、
台詞を読む役割の人(「スピーカー」)と
動きの役割をする人(「ムーバー」)に分かれた演技に挑戦しています。
(後方、座って台本を持っている2人が「スピーカー」。)
▲アシスタントのSPAC俳優がサポートします。
そして…ダンス!
鏡でチェックしながら、ひとつひとつの振りを確認。
台本稽古の時の真剣な表情とは変わって、
ダンスが得意な人も、まだ慣れない人も、笑顔がたくさんこぼれます♪
こうして日々、稽古が進むシアタースクール。
今週土曜日、8月7日には、発表会『星の王子さま』のチケット発売を迎えます!
今年のチラシのイラスト・デザインは、静岡デザイン専門学校3年の朝岡茉子さん。
上演会場である野外劇場「有度」から見える夜空も思い浮かぶようなチラシを作っていただきました。
皆さま、ご覧いただけましたでしょうか。
SPAC版『星の王子さま』をたくさんの方に楽しんでいただけるよう、
参加者20名、まだまだ稽古を重ねてまいります。
お申込み・ご来場をお待ちしております!
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SPACシアタースクール2021
『星の王子さま』
演出・脚色:中野真希
原作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
出演:静岡県内の中高生
8月21日(土)・22日(日)18時開演
会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」
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