前回のブログでは、9月、10月の授業の様子をお伝えしました。
今回は、11月、12月の授業の様子をレポートします!
【「教養の書」を読む】
イドラ論、バイアスに関するクイズ、コンピュータに代表されるオーグメンテーション(人間の知性を補完し増強する情報処理機械)などを扱いました。
12月21日には、「教養の書」に掲載されていたビブリオバトルを行いました!自身が読んで面白いと思った本について紹介し、「一番読みたくなった本」を皆で投票し、「チャンプ本」を決めるというのが、ビブリオバトルのルールです。非常に盛り上がりました!
▲ビブリオバトルの様子
【小論文】
11月の授業では、「教育格差の問題を踏まえて、日本の教育は今後どうあるべきか」について自身の考えを文章にしました。11月下旬から12月の授業では、実技の授業と関連した内容として、三島由紀夫の過去のインタビューや演説動画を見て三島由紀夫について学び、三島由紀夫や『葵上』、『近代能楽集』をテーマにした文章を自由に書きました。
▲12月の授業風景
【ミュージカル映画で学ぶ英語】
「Rent」、「Life Support」の2チームに分かれて、12月18日の授業に向けてシーンの発表練習を行いました。発表当日は、クリスマスのスペシャル授業として、「Jingle Bells」を歌ったり、プレゼント交換もしました。チームごとに工夫を凝らした発表は、大盛り上がり。授業の最後には、締めくくりとして今までの授業を振り返っての感想を皆で共有しました。
▲2チームに分かれて、シーンの発表をしました。
▲プレゼント交換の様子
【実技】
3月26日の成果発表会に向けて、稽古が進められています。上演する作品は、三島由紀夫の『近代能楽集』より『葵上』が選ばれました。配役も発表され、アカデミー生ひとりひとりの個性を生かした『葵上』を演出の寺内亜矢子とともにつくりあげています。
(※成果発表会の詳細については、1月中旬に発表予定です。)
▲トレーニングの様子
▲『葵上』の稽古風景
【観劇】
11月26日に、SPAC版『守銭奴 あるいは嘘の学校』を観劇しました。終演後には、出演者の貴島豪、三島景太との座談会を行いました。アカデミー講師である貴島の俳優としての活躍を初めて観たアカデミー生も多いようでした。感想をシェアしたり、作品づくりの過程や舞台装置などについて質問したりしました。貴島、三島からも質問があり、それに対してアカデミー生たちが自身の考えを話す場面もあり、貴島、三島にとっても得るものがあったようです。
▲座談会後に、出演者の貴島豪、三島景太と記念撮影
成果発表会・修了式まで残り3か月となりました。
アカデミーで培った知識や経験をもとに、アカデミー生にとって最高な形でその日を迎えられるよう、頑張ってほしいと思います。
(制作部・関澤里菜)