ついに…ふじのくにせかい演劇祭が開幕しました!!
オープニング公演となった『真夏の夜の夢』は、両日ともたくさんのお客様にご来場いただき、終了しました。
皆様ありがとうございました!!
新聞紙で創られた壮大な舞台美術の中で、
新聞紙で創られた衣装を着て、
劇場に創りあげられた私たちの『知られざる森』。
詩として語られる台詞や、パーカッションの演奏の音や、一生懸命に恋する恋人たちが、
皆様に一時の夢をお見せることができましたなら、
出演者一同、心より嬉しく思います。
本当に大掛かりな作品だったので、
終演後のカフェではいつもより沢山のお客様から色んな質問をいただきました。
その一部をご紹介させていただきます。
Q:衣装は俳優が自分で作っているのですか?
A:SPAC衣装部が作っています。細かな作業は俳優も手伝わせていただきましたが、デザインや縫製は衣装さんです。
今回の一人ずつ違った個性のある衣装は、お客様にも大好評でした!
Q:出演者は演奏の勉強をしているのですか?
A:特別に音楽の勉強をしてきた人はほとんどいません。(昔バンドやってたとか吹奏楽部だったって人はいますが)音楽監督の棚川さんの指導のもと、リズム感を鍛えるトレーニングをやっています。
Q:メイクはみんな自分たちで考えてやってるのですか?
A:プランはメイクさんに考えていただきます。やり方や使う道具を教わりながら、基本的には自分たちでやっています。
ただしメインの役の人のメイクや特殊なヘアスタイルのセットは、プロにお任せすることも。
今回、妖精だった私たちは顔のまわりをぐりぐりグレーに塗ったり眉を鼻までかいたりして楽しかったです!!
Q:劇場の袖にはブランコがついていたのですか
A:今回限りの特設です(笑)
有難いことに両日とも満席となり、キャンセル待ちのままご案内できなかった多くのお客様には本当に申し訳ありませんでした。
ぜひ再演をというお声をたくさんかけていただき、嬉しいかぎりです。
ふじのくにせかい演劇祭はここからが本番です!!
色々な変更がありましたが、来てくれた方が夢をみられるような、楽しんでいただける演劇祭にしていきたいと思います。
<萌目線。>とは・・・
SPAC新人俳優石井萠水の目線で稽古場や舞台裏の様子をお届けしています。