9月25日 日曜日
SPAC県民劇団・がくらく座、SPACサテライト劇団・劇団静火が「ふじのくに芸術祭2011」 の関連事業として静岡県立美術館でプレパフォーマンスを行ないました。
パフォーマンスの会場は美術館内の講堂。まずは音響や照明のチェック。劇団静火とがくらく座、互いに協力して準備を進めています。
そして出演者たちも続々と集合し今日の段取りを確認。左の黒いTシャツが劇団静火、右のオレンジのTシャツががくらく座です☆
さあ、14時からのパフォーマンスに向けて美術館に訪れた方々を呼び込みます!
美術館館内では看板を下げて静か~にお誘い。
第一部は劇団静火の演出家・渡辺亮史さん×がくらく座の演出家・佐藤剛史さんのトークショーです。聞き手はSPAC俳優の布施安寿香。
話はお二人の演劇活動や、各劇団の成り立ち、最近の状況など・・・。どちらも20名、30名という大人数、色々苦労も多いです、とちょっと困り笑い。
がくらく座の佐藤さんは「初めて舞台に立つ人には明確な役割を与え、とにかくその役割を一生懸命やってもらう。それを舞台上にうまく配置すると個性が良い味となり、実力以上の良さが出てくる。先日の台風で稽古の中止などをうけ、逆に団結力が増して士気が高まりいい感じ。」だそう。
渡辺さんは「劇団静火では演技の基礎訓練を徹底して行っている。発足から4年目を迎え集団としての完成度だけでなく、出演者個人がつぶ立ってきた。ぜひ俳優の成長を見てほしい。また「古典戯曲」のもつ普遍性により広くお客様に楽しんでいただける作品となっている。」と語られた。
そして最後は舞台上でのパフォーマンス。
がくらく座はオリジナル・ソング「イチコロ娘」に合わせてポップなダンス、
劇団静火はショート版『人間ぎらい』を上演しました。
トークにパフォーマンス、みなさん楽しんでいただけましたでしょうか。本公演は自然に囲まれ開放的な野外劇場で行います。公演までの残りの期間、ますます稽古を重ねて、本番ではエネルギーを爆発させてくれるに違いありません。2つの県民劇団公演にこうご期待!
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◆劇団静火『人間ぎらい』 公演日:10/7(金)・8日(土) 各日19:30開演(雨天決行)
会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」
◆がくらく座『まつろうもの』 公演日:10/14(金)・15日(土) 確実19:30開演(雨天決行)
チケット:一般2000円、高校生以下1000円 ※全席自由/日時指定
ご予約:SPACチケットセンター 054-202-3399(受付時間 10:00-18:00)
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