ブログ

2011年10月5日

★★劇団静火の実態レポート★★

今週末、10/7(金)・8(土)に公演を控えたSPACサテライト劇団・劇団静火。今回は劇団静火の実態に迫ろうと劇団員のみなさんに色々質問してみました!県民劇団ってなに?興味がある。ちょっと参加を考えている・・・という方、ぜひご覧下さい!

静火写真一覧-

<劇団静火>
劇団静火はSPACの県民劇団育成事業(2008年開始)により誕生した初めての県民劇団で、演出家の渡辺亮史さんを中心に結成されました。2年間の助成期間を経て現在は自立した<SPACサテライト劇団>として活動しています。古典戯曲の名作を題材に、身体性を重視し、華やかな舞台空間を作り上げる劇団静火。結成4年目の今年は『人間ぎらい』(作:モリエール)を野外劇場にて上演します。

結成年:2008年
構成メンバー
創作メンバー(出演俳優や音響・照明・舞台装置・衣装製作・事務作業など、舞台を作る上での主要なメンバー)
サポートメンバー(公演当日やイベント、参加できる範囲で協力するメンバー)
稽古頻度:5~7月:1 回/2週、7月~:2回/週、公演前:毎日
稽古場所:静岡県舞台芸術公園、アトリエみるめ、長田体育館
過去の上演作品
三文オペラ
第一回公演(2008)『三文オペラ』作:B・ブレヒト(写真)
第二回公演(2009)『夏の夜の夢』作:W・シェイクスピア
第三回公演(2010)『ヴェニスの商人』作:W・シェイクスピア

———————————-

劇団静火のメンバーのみなさんに質問しました!>>
*回答できる範囲で答えていただいています。

■まずは気になる男女比!

 

静火男女比
[性別]
少し女性が多いのですね。

■みなさん何歳くらいなのでしょうか?

年齢

[年齢]
20~30代の方が約7割、けれど年齢制限はありません!

■普段は何をしているんですか??

 

静火仕事
[職業など]
職業は人それぞれ、限られた時間の中で稽古に参加しているんですね。別の劇団に所属している方々もいます。

 

■どの辺りから稽古に通っているんですか?

静火住まい

[住まい]
静岡市在住が圧倒的ですが、がんばって遠くから通っている方もいますね。

■4年目の劇団だけれど、いつから参加しているんですか?

 

静火経験年

[劇団静火 参加年数]
3年、4年と続けている方が多く、愛されていることが伺えます。

■演劇経験のある人が多いのでしょうか?

 

静火演劇経験年

[演劇 経験年数]
演劇経験の長い人も短い人もそれぞれ。演劇をやりたい気持ち次第です!中には16年というベテランも!

■劇団静火をやっていて良かったことは?
普段の生活では知り合わないタイプの人と知り合えたこと/人見知りがなくなったこと/仲間がたくさんできたこと/多くの人に観てもらえること/色々な人の感性に出会えること/勉強になる/楽しい/SPACの人たちと仲良くなったこと/やる気と責任感があれば仕事を任せてもらえて色々とトライできること/秋の夜長に外ではしゃげること/日常の想定外に怯まなくなったこと/演劇の情報交換ができること/勇気を持てたこと/演劇に関われる喜びを感じること/舞台に立てること/野外劇場で公演できること/仲間と熱狂的に舞台を創れること/古い友人が遠方から観に来てくれること

■劇団静火をやっていて大変なことは?
セリフ覚え/稽古のために勤務時間を変更・休みをとるのに神経を使うこと/家が遠くかなり交通費がかかること/仕事との両立/初めての劇団活動で知らないことが多く大変なこと/良い舞台を作るプレッシャーを感じること/本番初日が平日なこと/全員集合が難しく練習が進まないこと/悔しい気持ちを抱えてしまうこと/大変なことはありません!!

■あなたにとって劇団静火とは?
学校みたい/年齢・職業が様々な仲間と共に作品を創る大変さと楽しさがある/舞台に立つ達成感がある貴重な場/リフレッシュ/秋の風物詩/成長の場/皆の予定も実力もバラバラで一筋縄ではいかない・・・/自分の可能性を広げてくれる場/大好き♥/カンフル剤/老化防止/演劇を通して静岡を盛り上げる、エネルギー発信源/役者になれる場所/趣味であり仕事/静岡県民のすごさを世界にアピールする集団/夢

■今回の作品はどんな作品ですか?
これまでに観たことのないタイプの劇/セリメーヌ(ヒロイン)を巡っての人間模様、人間の様々な感情が交錯する品格の高い(?)メロドラマ/何か分からないがスゴイ好き!と観た人が思えるもの/人間の面白さを伝え、生きるエネルギーを与える作品/空気を読むか、あえて空気を読まないか、それが問題になる作品/自分も、もしかしたら誰にでも当てはまるかもしれない・・・/夜の日本平に不思議な空間を生み出す作品/アルセスト(主人公)と岡本太郎が重なる部分がある(詳しくは劇団静火ブログで)/攻めの作品/可笑しくも儚い作品/コミュニケーションのトラブルは16世紀フランスでもネット社会の現代でも大差ないんだなと感じる、深い作品

————————————–

・・・劇団静火のこと、少しはお分かりいただけたでしょうか?公演は今週末。現在は野外劇場にて芝居の稽古、照明・音響の調整、衣装・道具の製作・・・と最後の追い込みの日々です。劇団静火の芝居にかける思いを一人でも多くのお客様にお伝えできるよう、雨にも負けずがんばります!!ではではみなさま、野外劇場で会いましょう!!

SPAC HP・劇団静火『人間ぎらい』:http://spac.or.jp/11_summer/shizuka.html
劇団静火ウェブサイト:http://gekidanshizuka.web.fc2.com(ブログで活動記録をご覧いただけます。)