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2013年6月3日

<制作部よもやまブログ#40>「まるふ」演目紹介⑦『脱線!スパニッシュ・フライ』2

こんにちは、制作部の山川です。
5月8日・9日に東京と静岡で開催された『鉄板!ドイツ王道喜劇論』、両日程ともに無事に終了いたしました!今まさに開催されている『ふじのくに⇄せかい演劇祭2013』で静岡に招聘する『脱線!スパニッシュ・フライ』来日公演のプレイベントとして開催した今回のイベント。ドイツ演劇研究家の市川明先生とSPACが誇る喜劇俳優の三島景太という異色のトークショーでは、「ウケるまでやりつくす」というこの舞台の面白さが紹介されるなど、多くの皆様に関心を持っていただけたようです。

トークの中で、市川先生は『脱線!スパニッシュ・フライ』の作品内容について“まさにオレオレ詐欺”と表現され、それでいて“たわいもないストーリーの中に日常や社会性が隠されている、天真爛漫なフィジカルなコメディーである”などなど、実際にこの舞台をご覧になった方ならではのお話をしてくださいました。

talk1 ©有限会社SIZE
(左)三島景太 (右)市川明先生

それに対して我らがSPAC俳優の三島は、俳優ならではの視点から作品を分析。
フォルクスビューネの俳優の“命がけで観客を笑わせる”という“命がけ感”、そこから放たれる“常にMAXな生と肉体のエネルギー”にただ感銘した、と熱弁。
また、そういった身体を張った“フィジカルコメディー”を自身が演じる上でのポイントを実際に舞台上でやってみせる等、“企業秘密”ともとれるワザを惜しげもなく披露。
観客のみなさまも興味深く聞いていらっしゃいました。

talk2 ©有限会社SIZE

静岡会場では抽選会も行われ、SPACからは『脱線!スパニッシュ・フライ』の観劇ペアチケット、会場であるサールナートさんからは映画鑑賞券、共催者の複合型エステサロン・アルテステさんからはエステ券とアンペルマンのトートバッグが景品として出される等、豪華なプレゼントに会場からは歓声が沸き起こりました。中でもエステ券が当選した女性は「エステ券がほしいです、お願いします!」と本気で祈っていたそうで、番号を引いた市川先生に後ほど直接お礼をしていらっしゃいました。

talk3 ©有限会社SIZE

ご来場いただいたみなさまにはSPACからドイツグミの代表とも言える“HARIBO”をプレゼント☆また、静岡会場ではフォルクスワーゲン静岡平和店さんのご協力をいただいて“up!”の展示・試乗体験、アルテステさんによるハンドマッサージのサービス・アンペルマングッズ販売等、ドイツ色満載!
笑顔いっぱいの会場となりました。

talk4 ©有限会社SIZE

talk5 ©SPAC

さて、『脱線!スパニッシュ・フライ』の公演もとうとう今週末に迫ってきました!

『脱線!スパニッシュ・フライ』
<日時>6月8日(土)・9日(日)15時開演
(8日は完売間近!お早めに!)
<会場>静岡芸術劇場

カンパニーのメンバーもついに明日から来日します!
ベルリンからやってくるドタバタ喜劇!
ドイツの俳優たちが命がけで笑わせる姿を、ここ静岡で観てみませんか?
貴重な来日公演、ぜひお見逃しなく!