SPAC俳優・奥野晃士が独自に考案した、SPAC発祥の《リーディング・カフェ》。
2008年のスタート以来、各地の文化発信に熱心な方々とのコラボで実現してきました。
県下22宿の東海道宿場町をリーディング・カフェで巡る、
SPACアウトリーチ版「ふじのくに芸術回廊」の達成を皮切りに、県内を東へ西へ。
ときには東京や大阪など県外にも足を伸ばしつつ、
開催実績は350回を越えました。
お蔭様で、最近では各地からオファーを頂けるような人気のアウトリーチ企画となりました。
これも、演劇の台本(戯曲)を一緒に読んできた各地の皆さま一人一人とのご縁が積み重なってこそです。
参加した方々がまず口にされるのがこちら。
「あれ!?俳優さんが朗読するのを聞く会だと思って来ました。」
でも、最後には
「台本をまさか自分が読むとは思わなかった・・・初めてだったけど、意外と楽しかったです!」
SPACリーディング・カフェでは、読むのは参加されるみなさまご自身です。
初めての方でも大丈夫、SPAC俳優が優しくアドバイスさせていただきます。
束の間の役者気分に浸りながら、古典の名ゼリフをバシッと決めてみたり、
歯の浮くような愛の言葉を囁いたりしてみませんか?
この秋は、SPAC作品の上演に先駆けて原作を読めます。
いわば<演劇のカラオケ>とでも言えるような、
リラックスできてカラダにもココロにも良いひとときとなるよう、
SPAC劇団員が戯曲を持って各地に赴きます。
只今募集中の回は小山町、熱海、三島です。
東部にお住まいの方、この機会にどうぞご参加ください。
まずは今週末の小山町映画祭で、SPAC最新作『変身』を読みます!
↓
<これからのリーディング・カフェ開催情報>
◆ 11月8日(土) ①13:00-15:00/②16:00-18:00
読む戯曲: 『変身』(フランツ・カフカ)
会場: 豊門公園・豊門会館(静岡県駿東郡小山町藤曲144-8)
◆11月29日(土) ①10:30~/ ②14:00~
読む戯曲: 『走れメロス』(太宰治)
会場: 起雲閣・孔雀 (静岡県熱海市昭和町4-2)
◆12月3日(水) 18:30~
読む童話: 『グスコーブドリの伝記』(作:宮沢賢治)
会場: GALLERY エクリュの森 (静岡県三島市大宮町2-16-21 伸和ビル1階)
★10/18に御前崎市立図書館で開催した様子はこちら。
SPAC制作部 アウトリーチ班
佐伯 風土