『変身』、ちょうど本日が公演の折り返し。
10ステージが終了し、残るは9ステージです。
中高生の皆さんは、客席に居る間にも本当に率直な反応をくださるので
面白く観てくれるだろうか、退屈されてしまわないだろうか、と
毎日ドキドキしてしまうのですが、
どの学校の生徒さんたちも
とても集中してみてくれているのが伝わってきて
日々嬉しい気持ちでいっぱいでおります。
一昨日来てくださった西遠女子学園高等学校さんは、
ご来場の日に早速ブログで紹介してくださっていました。
アップが早い! SPACブログ、完敗です…。
http://www.seien.ed.jp/blog2013/index.php?e=1143
バスの中での「気づいたこと報告会」、
観劇後にそんな風に皆で話してくださっていたのかと思うと
ちょっと。顔が。ニヤついてしまいます。う、うれしい。
今日来てくださった田子浦中学校、吉原北中学校の皆さんも
ロビーでのお見送りのときには俳優たちとの握手の嵐!
先生方からも、俳優やスタッフに色々と声を掛けていただきました。
今日は特に、初めて劇場に来た、という方が多かった様子。
是非また遊びに来てくださいね!
そしてそして、一般公演のアンケートでも、たくさんの感想をいただいています。
むずかしい作品だと思っていたが、ひきこまれていきました ―年齢・性別 無記入
舞台装置がめまぐるしくてわくわくした ―20代・女性
はじめて観にきましたがすごい迫力でした。楽しかった ―30代・男性
人間の身体の凄さを目の当たりにした気がします ―年齢・性別 無記入
演劇というものの新たな表現を見たような気がしました ―年齢・性別 無記入
などなど。
ご記入くださった皆様、ありがとうございました!
今回は、「面白かった」「圧倒された」といった言葉に続き
「でも、…」と、ご自身が想像したこと、考えたことを
たくさんお書きくださった方も多くいらっしゃったように思います。
カフカの『変身』、決して一筋縄ではいかない作品ですが
皆様がそれぞれにさまざまなことを思い、考えるきっかけを
お渡しできたならば幸いです。
全公演の半分を終えた今もなお、連日の公演の前後には稽古、稽古。
ほんの一瞬のシーンでも、ほんのわずかな間の取り方でも、
より研ぎ澄ませてから、次の公演に臨みます。
…毎日が『変身』の変身!
こうして全員が全員、毎日毎日ギリギリまで
さらなる高みを目指して全力を尽くしているのは
そう、このブログを読んでくださっている あなた に観ていただくため。
どうかどうか、劇場へ。
お待ちしております!
制作部 中野三希子
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静岡芸術劇場<ヘンシン!>記念公演
『変身』
12月6日~12月21日
★公演の詳細はこちら
★12/6(土)、12/7(日)のアーティストトークの映像はこちら
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