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2015年6月7日

宮城聰演出オペラ≪ポポイ≫みんなが舞さん家にやってきた!

ブログをご覧のみなさま、こんにちは。SPAC制作部の熊倉です。

宮城聰演出オペラ≪ポポイ≫の立ち稽古、日々順調に進んでおります。
前回のブログから約1週間、6月6日、ふたたびSPACでの稽古がおこなわれました。

この日は、寺嶋陸也さん(指揮)はじめ
元首相の孫娘で”首”を育てる「舞」役の吉川真澄さん(ソプラノ)、舞の父「剛」と「記者」を演じる河野克典さん(バリトン)、
舞の従姉妹のおねえさん「聡子」役の波多野睦美さん(メゾソプラノ)、脳科学者で舞の婚約者「佐伯」役の大槻孝志さん(テノール)
戸川夏子さん(コレペティトゥール)、小長谷勝彦、鈴木陽代、武石守正が参加しました。


※あらすじは、こちらでご覧ください。

まずは、≪ポポイ≫ブログに初めて登場する歌手のみなさんをご紹介しましょう。

波多野睦美さん

今年2月、SPAC作品『ハムレット』(宮城演出・武石出演)のアーティストトークでもお世話になりました。

河野克典さん

大槻孝志さん

戸川夏子さん(写真奥:ピアノの前にいらっしゃる方)

鈴木陽代

参加者が多かったので、舞の家に親戚一同が集合する場面の稽古をしました!
それで、このブログタイトルなのです。

登場人物やその関係性に対する出演者みなさんのお考えが活発にやりとりされることが多く、
演出家やスタッフとの間でどんどんイメージが共有されていきます。

「舞さんは従姉妹の聡子さんをどう思っている?」
「この父親は親族の中でどのくらい尊敬されているのだろう」
「この人は親族をどう見ているのかな」
「お互いに信頼しているでしょうか?あまり関心がないのでは?!」
「結婚については賛成か?反対か?」
「妻は夫のことをどう思っているのだろうか…あきれている?支えねばと思っている?」
「じゃあ、この人の”首”への考えは?」

それぞれに、う~んと考えるみなさん。

「この人物の歌詞(台詞)が唐突なんですよね。なんででしょうね?」
「ただの口グゼかもしれませんよ(笑)」
そんな笑いが起きるひとときもありました。

6月28日の公演まであと約3週間。
明日は、これからは、どんなやりとりがかわされるでしょうか。