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2018年8月29日

歯車ワークス#1 奇妙な撮影大会

10月から始まる秋→春のシーズン。
その第二弾は文豪・芥川龍之介の遺作『歯車』です。

知人の結婚披露式のために上京した、ある男。
彼は破滅や死への不安、そして時に歯車の幻覚に襲われながらも、心を平静に保とうとひたすら執筆に向かいます。

本作を演出するのは、劇団「東京デスロック」を主宰し、古典からダンスまで幅広い作品をアクチュアルに立ち上げてきた多田淳之介さん。
劇団名のとおり、「死」というテーマに長年取り組んできた多田さんは、行き詰った「死」のイメージを、どのようにして「生きること」への希望を持った舞台へと再生するのでしょうか――?

★7/23(月)、東京・飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京で、「秋→春のシーズン」の製作発表会を開催しました。多田さんが本作についてコメントしていますので、こちらのレポートも是非ご覧ください。
https://spac.or.jp/blog/?p=24624

稽古スタートはまだまだ先なのですが…まさに今、『歯車』すぱっく新聞を絶賛製作中!
先日、静岡芸術劇場でトップ記事の写真撮影を行いました。

カメラマン(?)の三島景太と何故か白衣の春日井一平。

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どこかで見た二人…と思いきや何と鈴木さん(大内智美)と佐藤さん(坂東芙三次)再登場!?(by SPAC秋のシーズン2015『王国、空を飛ぶ!』

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多田さんにも撮影に参加いただきました(ありがとうございます)!

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『歯車』と白衣がどう関係するのか、そして何故鈴木と佐藤がここにいるのか…!?
それは…9月中旬のすぱっく新聞の完成をお楽しみに♪
そして、舞台『歯車』もどうぞご期待ください!

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SPAC秋→春のシーズン #2
『歯車』

構成・演出:多田淳之介
原作:芥川龍之介
出演:大内智美、奥野晃士、春日井一平、河村若菜、坂東芙三次、三島景太[五十音順]

一般公演
11/25(土)・26(日)・12/1(土)・2(日)・8(土)・9(日)・15(土) 各日14:00開演
静岡芸術劇場

★秋→春のシーズンラインナップ詳細はこちら
http://spac.or.jp/autumn2018-spring2019.html