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2019年12月6日

【新人ルカのセチュアン・レポート♯5】おためし劇場が開催されました!

みなさん、こんにちは。

11月30日(土)に「おためし劇場」を開催しました。
今回のブログではその様子をお伝えします!

「おためし劇場」とは、「演劇を観に行ってみたいけど敷居が高そう…」などと思われている方々に、まずは気軽に劇場に来てもらい稽古の様子などを見てもらおう!というもの。
この企画も今回で13回目となります。

常連のお客様はもちろん、ちいさいお子さんをお連れのお客様から、初めて静岡芸術劇場に来たというお客様まで様々な方が参加してくださいました!

最初に、舞台稽古を見てもらいました。
「RITA&RICO」では、俳優が客席に降りて演技をするシーンもあるので、実際にお客さんが座っている状態でやったことによって、俳優も普段の稽古場ではわからなかったことが感じられたのではないかと思います。
 
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▲客席で語る泉陽二さん
 
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▲実際に演出が俳優に対して指導をしているのもおためし劇場だからこそ見られる光景です。
 
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▲8人の出演俳優による自己紹介タイム。作品のみどころなどを話してくれました。
 
参加者のみなさんからは、
「想像していたものより、はるかにすばらしかったです!演技に引き寄せられました。」
「とても良かった。続きが気になり本公演を是非みたい。」
「たのしくて、本番がさらにさらに楽しみになりました!」
などの感想をいただきました。
 
その後は演出・渡辺敬彦さん(写真左)、出演俳優・三島景太さん(写真右)が登壇し、質疑応答タイムへ
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渡辺敬彦さんの人柄がわかり、よかったとの声が多く、とても好評でした。
また、三島さんによるこの作品の裏話も聞けました。
登場人物が多いのに出演俳優は8人。
1人何役も演じているからこその苦労があるんですね。
 
最後に、本作品で舞台監督を務めている守山真利恵さんから、技術スタッフの仕事についての紹介がありました。
音響や照明が公演で行っていることを、参加者の方に協力していただいて実際にやってみながら紹介しました。
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▲照明の効果の違いを実際に見てもらいました。
 同じ場所に立っていても光の色や当て方などが違うとまったく違う印象になりますよね。

 
今回、「おためし劇場」に参加してくださった方にも、ご覧いただいていないシーンや仕掛けがたくさんあります!
「おためし劇場」で観た続きが気になる方、
このブログを見てどんな作品なのか気になった方、
ぜひご観劇ください!
 
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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #3
『RITA&RICO(リタとリコ)~「セチュアンの善人」より~』
2019年12月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
原案:ベルトルト・ブレヒト
構成・演出・台本:渡辺敬彦
台本協力:守山真利恵
出演:山本実幸、泉陽二、大内智美、木内琴子、貴島豪、小長谷勝彦、三島景太、吉植荘一郎
★公演詳細はこちら
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