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2020年3月12日

『メナム河の日本人』の魅力⑥ 「一区切り」

「秋→春のシーズン2019-2020」最後の作品『メナム河の日本人』は、2月15日~3月11日まで上演の予定でした。2月27日時点での新型コロナウイルス感染状況と、政府の感染症対策本部の方針および県の方針を踏まえ、2月29日以降の公演がやむを得ず中止となりました。
残る3回の一般公演にご来場予定だった皆様、また、これから中高生鑑賞事業公演に来場予定だった18の中高・特別支援・専門学校の約2,500名の皆様にご覧いただくことが叶いませんでした。29日に無観客で記録撮影のための上演を行い、それが大千穐楽となりました。
 
今回のブログでは、以下の2つをお届けします!ぜひご覧ください。
お届けしきれなかった舞台写真たち
写真で「バックステージツアー」
 
 

 お届けしきれなかった舞台写真たち

 
『メナム河の日本人』は昨年の夏6月28日~7月12日の第一期稽古、また1月4日からの第二期稽古を経て上演されました。
主人公の山田長政は、静岡に生まれ江戸時代初めに単身アユタヤ(タイ)にわたり活躍した歴史上の人物で、静岡市内には長政ゆかりの地が数多く存在しています。SPACでは関連企画として、ゆかりの地をめぐる「リーディング・カフェツアー」を開催し、静岡浅間通り商店街の歴史委員の皆さんは公演を記念して街歩きイベントを開催してくださいました。

関連ブログ
長政ゆかりの地でリーディング・カフェ♪(2019.11.12)
第一期稽古振り返り(2020.1.24)
「おためし劇場」開催レポート(2020.2.1)
山田長政と「メナム河の日本人」ゆかりの地めぐり 開催しました
 (2020.2.24/外部リンク・静岡浅間通り商店街ブログ 【夢門前ニュース】)

 
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こちらは、中高生鑑賞事業公演で配布していた鑑賞パンフレットの出演者紹介ページ。
遠藤周作が史実を元に造形した主人公・山田長政は、SPAC初参加の林大樹さんが演じました。
また、遠藤周作の小説『王国への道』『銃と十字架』でも登場する神父は、女性である布施安寿香が演じました。
あらすじや演出ノートなどボリュームたっぷりな鑑賞パンフレットは、「しずおかイーブックス」よりご覧いただけます。
 
公演中止までに公開できていなかったトレーラーと舞台写真たちをぜひご覧ください。
 

 
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 写真で「バックステージツアー」

 
公演中止となった残り3回の一般公演の関連企画は、終演後に創作・技術部が舞台裏をご案内する「バックステージツアー」でした。少しですが、写真で舞台裏をご紹介します!
 
写真は2/24に開催したバックステージツアーより、衣裳スタッフによる説明の様子。ほかにもお客さんに実際に舞台に上っていただき、音響や照明を体験していただきました。
 関連ブログ   開幕しました!&衣裳の秘密(2020.2.19)

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美術に使われたのは大量の布たち。劇場入りしてからの稽古では、舞台美術の見え方や仕掛けなど、演出家・俳優・美術班・舞台班のメンバーで日々検討が重ねられました。
 関連ブログ  舞台美術ができるまで(2020.2.6)

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舞台から客席のほうを見るとこんなふうになっていました。
舞台後方には俳優の出入りで使用する切り穴が。こちらは奈落に繋がっていて、俳優たちは舞台裏にあるエレベーターを使って移動していました。
 関連ブログ  『メナム河の日本人』スタッフインタビュー(舞台監督:山田貴大)(2020.2.18)

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こちらは「バックステージツアー」でも立ち入れない舞台袖。俳優たちが使用する小道具が上手と下手にそれぞれ準備されています。王妃役・大内智美が手に持っているのは、チェト・ター王子の人形です。

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演出の今井朋彦さんは、無観客上演の千穐楽が終わった後、最後の集合を朗らかに締めくくりました。

「こういうかたちで終わってしまったのは残念ではあるけれども、何らかの意味を持っているんだろうと考えています。そのひとつの大きな意味は、「もう一度やりましょう」ということではないかと思っています。必ずまたこのメンバーで会えることを願って、今日のノーツは再演の稽古初日に発表します(笑)。
ぜひこのメンバーで近い将来再演をしましょう。今日で「一区切り」ということで、ここまでの皆さんのご尽力に感謝します。ありがとうございました。」

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SPACは現在、招聘するアーティストたちとも緊密に連絡を取りながら、予定通り開催に向けて「ふじのくに⇄せかい演劇祭2020」の準備を進めております。いまどうしてもご覧頂きたい演目を揃えたこの演劇祭をぜひ皆様に安心して楽しんでいただけるよう、最大限の努力をしてまいります。ゴールデンウィークに皆様と劇場でお会いできますことを、SPAC一同、心より楽しみにしております。
『メナム河の日本人』も、また近いうちに同じ座組で集まって、皆様にご覧いただくことができますように。

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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #5
『メナム河の日本人』
2020年2月15日(土)、16日(日)、23日(日・祝)、24日(月・休)、29日(土)、
3月1日(日)、7日(土)

※新型コロナウイルス感染状況と、政府の感染症対策本部の方針および県の方針を踏まえ、2月29日(土)以降の『メナム河の日本人』公演の中止を27日に発表いたしました。詳細はこちらのページをご覧ください。

各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
演出:今井朋彦
作:遠藤周作
出演:林大樹、阿部一徳、大内智美、大高浩一、奥野晃士、加藤幸夫、小長谷勝彦、佐藤ゆず、たきいみき、布施安寿香、三島景太、山本実幸、吉植荘一郎、渡辺敬彦
★公演詳細はこちら
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2020年2月19日

『メナム河の日本人』の魅力⑤ 開幕しました!&衣裳の秘密

『メナム河の日本人』2月15日に開幕しました!!
本作は、キリスト教文学でもよく知られる遠藤周作さんが1973年に発表した戯曲で、江戸時代初め日本を離れアユタヤ(タイ)にわたり活躍した山田長政を主人公とした歴史活劇。
山田長政は静岡出身で、タイと日本を繋いだ歴史上の人物としてタイでも馴染みのある偉人です。公演初日には、在京タイ大使館より、大使のシントン・ラーピセートパン氏と参事官のウィチュリー・チョートベンチャクン氏がご来場くださいました!
 
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★関連記事 2月17日付静岡新聞「タイ駐日大使、SPAC山田長政劇を鑑賞 静岡で俳優らと面会」
 
ほかにも、遠藤周作さんの戯曲ということで観に来てくださる方や、今井朋彦さんの演出が気になって来てくださる方など、この作品の間口の広さがうかがえる客席となりました。
舞台写真とともに、お客様からいただいた感想をいくつかご紹介します!

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「長い上演時間が気にならないくらい濃い時間で、見ごたえ十分でした。」

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「いつものSPACとは雰囲気が違って、これもまた面白かった。生身の人間としての長政がそこにいました。」

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「遠藤周作の死生観や宗教観が感じられ、俳優さんたちのお芝居も素晴らしかったです。」

★関連記事 ステージナタリー
【公演レポート】一緒に作品世界を旅して、今井朋彦演出のSPAC「メナム河の日本人」が開幕(コメントあり)
 
そのほか感想としてたくさんいただいたのが、舞台美術と衣裳の美しさ!
今日のブログでは、衣裳製作の裏側を少しご紹介します。
舞台美術についてご紹介しているブログはこちらから。
 
本作の衣裳デザインを担当したのは、SPAC創作・技術部の駒井友美子。
『メナム河の日本人』では、一人ひとりの衣裳を作り始める前に、舞台美術との調和・登場人物が並んだときのグラデーションを意識したと言います。
発想するきっかけとなったのは、第一期稽古の際の演出・今井さんの「境目がない」「移ろいやすい」という言葉たち。
本作で描かれる、大王亡き後の後継者争いにおける様々な人間模様を、視覚的に表現する衣裳となっています。
 
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▲参考資料を見せてもらいました。このほかにも水墨画などを参考にしたそうです。
 
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▲ずらっと並んだ衣裳たち。色味だけでなく布の質感も調和がとれています。
 
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▲デザイン画
 
山田長政は、王宮に仕える傭兵部隊の隊長であり、日本人町の頭であるため、王宮と日本人町どちらのシーンにも登場します。
そのため特に長政の衣裳は、どちらの風合いにも馴染むようにこだわって作られています。

また今回の衣裳は、既製品を使用せずすべて一から作り上げられています。
大量の布を使った舞台美術の揺れとの相乗効果が生まれるように、衣服用の布だけでなくカーテン用の生地なども使っているそうです。
 
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▲王宮のシーン
 
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▲日本人町のシーン
  
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▲日本人町の登場人物の衣裳。後ろが透けて見えるほど薄い生地でできています。
 
本番が始まってからも、日々の洗濯・ケアだけでなく、少しずつ手直しが行われています。
観劇にいらした際は、一着一着こだわり抜かれた美しい衣裳にもぜひ注目してご覧ください。

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▲見えていない裏地までしっかり作りこまれています
 
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▲王宮の人物たちが身に着けているアクセサリーもすべて衣裳班が製作。王妃のイヤリングのモチーフには象が使われています。
 
『メナム河の日本人』一般公演は残り2月23日(日・祝)、24日(月・休)、29日(土)、3月1日(日)、7日(土)の5回!
舞台裏をご覧いただける「バックステージツアー」は、後半4日間の公演終了後に開催!
SPAC創作・技術部のスタッフが、舞台美術・照明・音響・衣裳のそれぞれをじっくりご紹介します。
参加は無料です!公演と合わせてぜひお楽しみください♪

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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #5
『メナム河の日本人』
2020年2月15日(土)、16日(日)、23日(日・祝)、24日(月・休)、29日(土)、
3月1日(日)、7日(土)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
演出:今井朋彦
作:遠藤周作
出演:林大樹、阿部一徳、大内智美、大高浩一、奥野晃士、加藤幸夫、小長谷勝彦、佐藤ゆず、たきいみき、布施安寿香、三島景太、山本実幸、吉植荘一郎、渡辺敬彦
★公演詳細はこちら
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2020年2月18日

『メナム河の日本人』スタッフインタビュー(舞台監督:山田貴大)

◆中高生鑑賞事業「SPACeSHIPげきとも!」パンフレット連動企画◆
『メナム河の日本人』舞台監督インタビュー

中高生鑑賞事業公演では、あらすじの紹介や作品について考えるヒントが書かれた公演パンフレットをみなさんにお渡ししています。
『メナム河の日本人』のパンフレットでは舞台監督・山田貴大(SPAC創作・技術部)のインタビューを掲載しています。

このページではインタビューのロングバージョンを掲載しますので、興味がありましたらぜひお読みください!
 
 
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--どのように演劇と出会い、舞台監督になったのですか?

 演劇との出会いは高校生のときでした。1年の終わり頃、仲の良い友だちに、「演劇部の定期公演を観に来てよ」と誘われて観に行きましたが、そこで彼らが自分を出して生き生きと演じているのが格好よくて、何よりも楽しそうに見えたんです。それまで演劇には全然興味が無かったけれども、「ここに入ったら面白いんじゃないか?」と直感的に思い、それまでいた運動部から演劇部に転部しました。
 大学は経済学部に進学しましたが、演劇を学べるコースもあり、学内の劇団の活動も盛んだったので、副専攻で演劇の授業をとったり、学生の自主企画公演に出演したり、演劇を続けました。プロとして第一線で活躍されている先生や、学外の劇場やプロダクションでも活動をしている先輩がいて、とても刺激を受けましたね。大学4年の頃には、スタッフTシャツを作って販売したり、稽古の様子をブログで紹介したりと演劇の制作的な活動もしたのですが、その仕事が面白くなり、卒業後は大学内の劇場の制作スタッフとして3年間働いていたんです。そこでは主に広報誌の編集を担当していました。その大学で生まれている演劇活動の情報を、どのように地域の人やあまり演劇を観たことのない人たちに向けて知らせることができるのかをテーマに仕事をしていました。
 実はSPACに応募したときは制作部志望だったんです(笑)。でも、そのときは制作部に空きがなかったので、創作・技術部に入ることを勧められました。「創作の現場の仕事を経験してから、いずれは制作部に!」と最初は思っていましたが、そのうちに裏方の仕事に面白みを見出し、この仕事を続け今に至っています。
 
--舞台監督はどんなことをするのですか?

 演劇の創作は、美術家が演出の意向を汲んで装置のプランを考えるところから始まることが多いのですが、舞台監督はそこから参加します。提出されたプランを芸術面、技術面、予算面、安全面といった様々な条件と照らし合わせ実現に向けて計画を練ります。図面(劇場に舞台装置を設営するための設計図のようなもの)を描き、各スタッフとの話し合いを経て実施する内容を決め、必要な部材の調達や装置の製作などをします。
 そうした事前の準備、劇場での仕込み(劇場にセットを立てたり、照明や音響が機材を設置したりする作業)やリハーサル、本番初日から千穐楽、バラシ(劇場で設営された装置や機材を撤去する作業)までのスケジュールを組んで、創作現場の始まりから終わりまでの道筋を作ります。
 本番になると、創り出された作品をリハーサルで決めた通りに進行する仕事に集中します。全てではないですが、“キュー出し”と言って、上演開始の合図、装置や仕掛けの操作の合図、照明を暗い場面から明るい場面に変える“きっかけ”を俳優の演技と合わせてリアルタイムで各スタッフに伝えます。万が一アクシデントが起きれば対処する指示を出すことも。舞台監督の仕事は多岐にわたるので説明するのは難しいのですが、創作や上演の現場での中心を担う“扇の要(かなめ)”と言われています。
 
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 舞台監督には様々なタイプがいますが、技術的なことが得意な人は、たとえば舞台の装置や仕掛けなども自分で考えて作ってしまいます。逆に、様々な情報を集約してメンバーに共有することに専念して、技術的な部分については他のメンバーに意見を聞いたり任せたりするタイプの人もいます。もちろん、どちらも大事な仕事で、どちらも担えなくてはいけないのですが、僕はどちらかというと後者の方に強みがあるのかなと思います。劇場で働く人には“プレイヤー”と“マネージャー”というふたつの種類があると思っているのですが、プレイヤーとしてデザイナーや俳優がいる一方で、舞台監督や制作のようなマネージメントをする人がいる。自分はマネージメントの仕事に向いているんだと思います。
 俳優、照明、音響、美術、衣裳など専門能力を持った沢山の人が作品に関わる中で、舞台監督はその人たちの調整役とも言えます。劇場ではその人たちがそれぞれ違った作業をしますが、本番までの時間は限られています。両者の間に入り協議し、何を優先するかを判断して、作品が成り立つまでの筋道を描きます。互いに折り合いがつかない場合もありますが、それらがひとつの形になり、本番を迎えた瞬間、この仕事をやっていて一番嬉しく感じます。
 
--『メナム河の日本人』でのお仕事は?

 この作品では、劇場の機構(舞台の上にあるバトンなど演出効果用の機器)に大量の布を吊り、それを組み合わせて各シーンを作ります。何度も沢山の機構を操作するのでとても危険を伴います。稽古はまずリハーサル室でしてから、劇場の舞台上に移り、そこで初めて機構を使います。事前に「このバトンは設計上こういう操作しかできない」とか、「こう操作をするにはこういう危険がある」といったことを踏まえて、「この場面転換はこういう見せ方ができるんじゃないか」と提案するなど、いろいろな判断を織り交ぜ想像し、実際の操作方法を検討していきます。劇場稽古では、機構の動きを含む場面転換に時間をかけることになりますが、安全性を確保しながら稽古全体を仕切るのが、今回の大きな仕事のひとつになると思います。
 
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--中高生へのメッセージをお願いします。

 僕は、最初から舞台監督がやりたかったわけではないし、中高生の頃には劇場で働くことになるなんて想像もしていませんでした。クラブ活動の部長とか学級委員長とかリーダーシップをとる立場にはならなかったし、どちらかというとそういうものから逃げるタイプだったし、将来何が起こるかはわからないですね。
 自分の場合は、大学の劇場で働いていたときの編集の仕事が、今の舞台監督の仕事に続いていると感じています。あまり関係がないように思われるかもしれませんが、いろいろな人たちから出てくるものを一つにまとめて、全体として成立するように調整していく役割という点では同じだと思っています。
 中高生のみなさんも、自分が好きでやっていることや、これから好きになるものがあったときに、そこにある本質的なものを見つめられるといいですね。例えば、運動部のキャプテンをやっている人は、その競技そのものが好きや得意というだけではなくて、試合全体の状況や、チームメイトのコンディションを把握することが好きだったり得意なのかもしれない。そういうところから将来の進路につながっていく部分もあるのではないかと思います。
 
  
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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #5
『メナム河の日本人』
2020年2月15日(土)、16日(日)、23日(日・祝)、24日(月・休)、29日(土)、
3月1日(日)、7日(土)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
演出:今井朋彦
作:遠藤周作
出演:林大樹、阿部一徳、大内智美、大高浩一、奥野晃士、加藤幸夫、小長谷勝彦、佐藤ゆず、たきいみき、布施安寿香、三島景太、山本実幸、吉植荘一郎、渡辺敬彦
★公演詳細はこちら
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2020年2月6日

『メナム河の日本人』の魅力④ 舞台美術ができるまで

いよいよ8日より劇場稽古がスタートします!
静岡芸術劇場では、『グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~』から『メナム河の日本人』へ仕込み替え作業の真っ最中。
今作の舞台美術はとても大がかりなため、SPACのもう一つの拠点・舞台芸術公園の「BOXシアター」で製作されていました。
期間中にインターンシップで来てくれた静岡農業高校2年生3名が書いてくださった見学レポートとともに、製作の様子をご紹介していきます。
 
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▲製作過程の美術を見学する演出・今井さん
 
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▲写真右:本作の美術デザインを手掛ける深沢襟

<M.Eさんレポート>

美術デザインの深沢さんは
「もともと、母の付き添いで劇を見に行って、自分は俳優ではなく裏方の仕事に興味があるということに気づき、この仕事についた。
舞台美術を作るうえで大変なことは、自分が考えているコンセプトと、演出家のプランとのすり合わせ。だけど完成した美術が舞台上に並び、自分の想像以上のものができたとき、喜びややりがいを感じる。」
と仰っていました。
お話を聞いて、普段は俳優さんに目がいってしまいがちだけど、美術さんの思いや意味が込められてはじめてこの作品が完成するのだなと思いました。
 
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▲創作・技術部スタッフと模型を見ながら打ち合わせ
 
<A.Yさんレポート>

今回の舞台美術の製作では、スタッフさんでも数えきれないほど大量の布を使用したそうです。
布は一枚一枚手作業で切られていて、さらに貼ったり、縛ったり、編んだり色々な工夫を組み合わせて表現されていました。
また、布を色染めして暗く見せるなど、色の違いにもこだわっていました。
染めるときには、絵の具のほかにコーヒーなども使っていました。
私たちが劇を観に来たときにはすべて完成しているため、あることが当たり前に思ってしまいますが、今回このような仕事を見て、重要性を改めて知ることができました。
 
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▲ひとつの大きな布から色々な幅に切り出す
 
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▲たくさんの布たち!
 
<R.Tさんレポート>

私は舞台を観るのも好きですが、裏側ではどのようにして支えているかを知りたかったので、とても良い機会でした。
今回の製作は、いかに短い期間でできるかということが肝だったそうです。
そのために編む作業では、難しい編み方や新たに調べたり練習する必要があるものを選ぶのではなく、自分たちが知っていて、なおかつ短い期間でできる編み方を選んでいるそうです。
この作品は、タイ・アユタヤの後継者争いをめぐる物語です。今回見学させてもらった舞台美術を使った背景の変化の工夫は、シンプルだけど場面ごとの迫力をさらに伝えるものになると思います。
ぜひ劇場で、物語だけでなく色々なところに注目しながら見てみたいです。
 
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▲作業風景(撮影:インターン生)
 
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▲編まれた布
 
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▲インターンの3人には稽古も見学してもらいました
 
★SPAC創作・技術部が舞台裏を特別にご案内する人気企画「バックステージツアー」は、一般公演日の後半2月24日(月・休)・29日(土)・3月1日(日)・7日(土)の終演後に開催いたします!
舞台美術をより間近で見てみたい方は、ぜひこの4日間をご予約いただき、この企画にご参加ください♪(所要時間:約30分/参加無料/要予約、定員40名)
また、今回の舞台美術はこのように大がかりなので、お席は全景を見渡せるように中央ブロック・真ん中より少し後ろ側あたりがオススメです。
初日まで10日を切りました。ご希望のお席はぜひお早めに!
 
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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #5
『メナム河の日本人』
2020年2月15日(土)、16日(日)、23日(日・祝)、24日(月・休)、29日(土)、
3月1日(日)、7日(土)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
演出:今井朋彦
作:遠藤周作
出演:林大樹、阿部一徳、大内智美、大高浩一、奥野晃士、加藤幸夫、小長谷勝彦、佐藤ゆず、たきいみき、布施安寿香、三島景太、山本実幸、吉植荘一郎、渡辺敬彦
★公演詳細はこちら
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2020年2月1日

『メナム河の日本人』の魅力③ 「おためし劇場」開催レポート

先週1月26日(日)、『メナム河の日本人』の「おためし劇場」を開催しました!
このイベントは、舞台創作の裏側の少しだけのぞくことができる人気企画。
しかも今回は劇場ではなく、普段お客様は入ることのできない「リハーサル室」で稽古を見学していただきました。
 
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「リハーサル室」は、静岡芸術劇場の6階、劇場の舞台の真上にあり、舞台とほぼ同じ広さです。
床面には、バミリ(舞台の壁や美術の位置を示すテープ)がひかれていて、これを参考に演技プランを組み立てていきます。そして壁際には仮の小道具が。

というような説明を、演出・今井朋彦さんがさらっと自己紹介に混ぜてくださり(笑)、稽古見学は和やかにスタート。
とはいえ、俳優たちは稽古の成果をはじめてお客様に見ていただく場ですので、皆すこし緊張の面持ちでした。
この日は全三幕のうち、一幕を冒頭から途中までを通してご覧いただきました。
 
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「リハーサル室」は土足厳禁。裸足派、足袋派、ランニングシューズ派などさまざまです。
また俳優たちは、まだそれぞれ自分の稽古着を着ています。
役を意識した服装の方もいれば、動きやすさ重視でラフなトレーニング着の方も。
「おためし劇場」はこんなところまで見れちゃいます。
 
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演出・今井さんと俳優たちの距離はこんなに近い!!
今井さんの奥には、演出助手、音響、照明担当が座って稽古を見守ります。
 
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見学のお客様と俳優の距離もこんなに近い!!
写っているのは、『メナム河の日本人』主人公の山田長政役・林大樹さん。
 
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冒頭からシーンを止めずに見てもらった後は「ノーツ」へ。
「ノーツ」は、演出家が気になったところを俳優たちにコメントしたり、演技プランを提案すること。
今回は特別に、その様子も見ていただきました。
  
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稽古の一部をご覧いただいた後は、俳優の自己紹介。
出演俳優は全部で14名。今後のブログで詳しく役柄を紹介していきます!

そして、お客様と演出・今井朋彦さんとのQ&Aへ。
『メナム河の日本人』についての質問だけでなく、俳優としての今井さんへの質問もたくさん飛び出しました。
 
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最初から鋭い質問だったので今井さんは少しぎくっとされていましたが、とても柔らかい物腰で答えているのが印象的でした。
質問と答えをいくつかご紹介します!
 
Q:『メナム河の日本人』を読んで感じたことや、この作品で伝えたいことは?
A:この戯曲はスケールが大きいと同時に、人間の機微がきっちり描かれていて、ほんとうにおもしろい。戯曲の力を信じて丁寧に立ち上げていく、というのが実は良い作品を作るための近道ではないかと思って日々稽古しています。遠藤周作さんの戯曲は信仰の問題、自然と人間の対比などとても深いテーマを扱っているので、ここを見せたいと限定するのではなく、なるべくお客様にそのまま差し出すような形で届けたいと考えています。
 
Q:SPACの俳優は強い身体を持っていると思いますが、それをどう活かしたいか、もしくは演出したいか?
A:台詞を喋るということは肉体労働だと思っていて、身体性がある人とない人の台詞はやはり違ってくる、と僕自身は考えています。ですので今作は、ダンスや俳優の動きで魅せるといったシーンは想定していませんが、そういうものがなくてもSPAC俳優の身体性を存分につかった台詞劇になるのではと思います。
 
Q:静岡の印象を教えてください。
A:知り合いの静岡出身の人はお世辞ではなくほんとうにいい方が多くて、出身だと聞くといい人だと思っちゃうほどです。
また、毎日富士山を見て、この街の持っているゆったりしたリズムのなかで生活していると、正直東京へ帰るのがこわいくらい。この環境のなかでクリエーションさせていただいているのはほんとに贅沢なことだなと思います。

 
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途中からはほとんど立ちっぱなしで質問に答えていました。
客席にいるお客様に届ける声のボリュームの調整の仕方など、実際に身体を動かしながらレクチャー!
 
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最後には参加してくれた二人の小学生から、次々に質問が!
質問しても次に気になることができ、、と止まらなかったのですが、「演劇における立ち方(相手/お客様との向き合い方)」「呼吸の仕方」「テレビと演劇での演じ方の違い」などなど、今井さんは一つ一つ丁寧に聞き取り答えていました。
  
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今回の「おためし劇場」はリハーサル室での開催ということで、俳優の身体を台詞をじっくりと見て・聞いていただきました。
ここに衣裳や美術、照明が加わるとより一層作品が立体的になり、深みが増していきます。
次のブログでは気になる舞台美術をご紹介します!お楽しみに。
 
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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #5
『メナム河の日本人』
2020年2月15日(土)、16日(日)、23日(日・祝)、24日(月・休)、29日(土)、
3月1日(日)、7日(土)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
演出:今井朋彦
作:遠藤周作
出演:阿部一徳、大内智美、大高浩一、奥野晃士、加藤幸夫、小長谷勝彦、佐藤ゆず、たきいみき、林大樹、布施安寿香、三島景太、山本実幸、吉植荘一郎、渡辺敬彦
★公演詳細はこちら
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2020年1月25日

『グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~』ブログ#2
『グリム童話』開幕しました!

ブログの更新がすっかり遅くなってしまいましたが、『グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜』の一般公演が、先週1月18日(土)に開幕しました!!
初日はあいにくの雨模様だったにも拘わらず、たくさんのお客様が足を運んでくださいました。
 

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▲カーテンコールは初日/2日目ともに、トリプルコールをいただきました。たくさんの暖かい拍手をありがとうございました!
 
この週の少女役は池田真紀子が演じました。2012年に引き続き、今回は2度目の少女役。凛とした中にも優しさが溢れる池田の少女は、いかがでしたでしょうか?

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そして、観劇後のお客様からはたくさんの感想が寄せられています!今回はその中からいくつかをご紹介させていただきます♪
 
ストーリーと衣裳と音楽がすべてマッチして、とても魅力的でした。(40代/女性)
この公演を観に来れたことも、“奇跡” だと思っています!!(10代/男性)
本がペラペラとめくられていく感じが、動きで伝わりました。また観てみたいです!(10代/女性)
記憶がフラッシュバックしたり、新しい気持ちになったりして泣いてしまいました。(30代/男性)
背中がゾクゾクしました。(60代/女性)
 

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そして、18日・19日の終演後にはアーティストトークを開催。2日間にわたって素敵なゲストの方々が登壇してくださり、大変な盛り上がりをみせました!
 
18日のトークには、作家の那須田淳さんと、日本の演劇界をリードする劇作家・演出家の平田オリザさんが登壇してくださいました。
 
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『グリム童話』に出てくる“悪魔”の存在や“森”の話、また戯曲の作り方や“ことば”について、それぞれの立場から興味深いお話をしてくださいました。普段は聞けないような充実した内容トークで、あっという間の40分間でした。
 
☆トーク内容は、こちらからお聞きいただけます。(諸事情により音声のみの公開となります)

 
また、19日のトークには、テレビでもお馴染みの脳科学者・茂木健一郎さんにご登壇いただきました。
 
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とてもパワフルな方で、まるでご自身がMCであるかのように、次から次へと宮城へ質問を投げかけ、本作についての感想から現在の演劇界への見解に至るまで、多岐にわたる話題で盛り上がり、熱気に包まれた時間となりました。
 
☆トーク内容は、こちらからご覧いただけます。

 
また、茂木さんご自身も東京駅に戻ってすぐにレポート動画をアップしてくださっています!
「地方でこそ花開く濃い演劇文化がある」

こちらもぜひ合わせてご覧ください♪
 
 
そして、いよいよ本日の一般公演は、森山冬子が少女役を演じます。
森山が一般公演に登場するのは、本日のみとなりますので、ぜひ、お見逃しなく!!

 

文:宮川絵理(制作部)

 
  
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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #4
『グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜』
2019年1月18日(土)、19日(日)、25日(土)、2月1日(土)、2日(日)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場

演出:宮城聰
作:オリヴィエ・ピィ
原作:グリム兄弟
訳:西尾祥子、横山義志
音楽監督:棚川寛子

出演:池田真紀子、森山冬子、鈴木真理子、武石守正、大内米治、貴島豪、大道無門優也、永井健二、宮城嶋遥加、若宮羊市
★公演詳細や関連企画はこちら
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2020年1月24日

『メナム河の日本人』の魅力② 第一期稽古振り返り

すっかり更新が遅くなってしまいました!作・遠藤周作、演出・今井朋彦『メナム河の日本人』、1月5日より第二期稽古がスタートし、日々丁寧に一つずつシーンを組み立てています。
明日26日(日)は稽古の様子をのぞける「おためし劇場」を開催するのですが、その前に、夏に行われた第一期稽古の様子をご紹介します!(※「おためし劇場」は定員に達したため、予約を締め切りました。後日レポートブログをアップする予定ですのでお楽しみに!)
 
★演出・今井朋彦インタビュー
第一期稽古の様子を動画でもご覧いただけます!

 
 
『メナム河の日本人』第一期稽古は、昨年の夏6月28日~7月12日、舞台芸術公園のBOXシアターにて行われました。
初日はスタッフ一同の顔合わせをし、早速本読みからスタート。
 
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明日も本読みかなと思いきや、、稽古終わりに演出・今井さんから座組全員に課題が!
その内容は、今井さんが戯曲から取り上げたキーワード『祈』『謀(はかりごと)』『暑』のいずれか・または複数をテーマにした小パフォーマンスを作って披露する、というもの。

詩の朗読、落語、キリストの降誕を1シーンとして演じる、アツアツのカップル、お経etc…
稽古2日目・3日目にかけて、まるでもう一度オーディションが行われているかのような雰囲気で進みました。
「僕も俳優をやっているので、皆さんの気持ちはよく分かります、すみません(笑)」と今井さん。
『メナム河の日本人』には熟練のSPAC俳優たちが集まっているのですが、身体寄りのパフォーマンスが得意な方、言葉を重視する方など、多彩な俳優が集まったことがよくわかる2日間でした。
 
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▲「暑」をテーマに、プロ野球チームの客席スタンドの掛け声を全力で再現する、というパフォーマンス
 
翌日からは配役を替えながら、何回も戯曲を読み込むことに。
『メナム河の日本人』は、江戸時代初め日本を離れアユタヤ(タイ)にわたり活躍した山田長政を主人公とした歴史活劇ですが、長政の英雄譚にとどまらない、登場人物の多様な生きざまが描かれています。
今井さんのキーワードに『謀(はかりごと)』とあったように、主人公・長政を取り巻く王宮の高官たちや日本人町の人々が、それぞれの思惑から長政を利用しようと近づいてきます。
それぞれどんな思いを抱いて行動していたのか、書かれていないシーンとシーンの間ではどのような心境の変化があったのかなど、今井さんと俳優たちが活発に意見を交わしながら本読みが進められました。
 
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▲シーンごとに分けて車座になって机を取り囲んで本読み。全員で読むときよりも、より会話のやり取りに重点を置いて行いました。
 
最終日近くには少しだけ立ち稽古にも取りかかりました。
今井さんが俳優たちに「自分のなかだけで感情が成立しないように」「影響を与え合って話すことを心がけて」という言葉をかけていたのが印象的でした。
 
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約2週間の濃密な稽古を終え、これから夏真っ盛りの7月に「よいお年を」とご挨拶。
そして半年経った2020年1月5日より、第二期稽古が始まったのでした。
 
★1月20日放送のYoutube配信番組「石井萠水の主役になりたい!」に今井さんが生出演しました!
こちらでも稽古の様子や本作の見どころを語っていますので、ぜひアーカイブ放送をご覧ください。
今井さんオススメの座席は「大がかりな動きをする舞台装置もあるので、全景を見渡せるようにすこし後ろ側」だそう。チケットのご予約もぜひお早めに。
 

 
気になる舞台装置については、今後のブログで紹介していきますのでお楽しみに!

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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #5
『メナム河の日本人』
2020年2月15日(土)、16日(日)、23日(日・祝)、24日(月・休)、29日(土)、
3月1日(日)、7日(土)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
演出:今井朋彦
作:遠藤周作
出演:阿部一徳、大内智美、大高浩一、奥野晃士、加藤幸夫、小長谷勝彦、佐藤ゆず、たきいみき、林大樹、布施安寿香、三島景太、山本実幸、吉植荘一郎、渡辺敬彦
★公演詳細はこちら
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『グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~』スタッフインタビュー

◆中高生鑑賞事業「SPACeSHIPげきとも!」パンフレット連動企画◆

中高生鑑賞事業公演では、中高生向けの公演パンフレットをみなさんにお渡ししています。パンフレット裏表紙に掲載しているインタビューのロングバージョンを掲載します。
『グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~』にて照明操作を担当する樋口正幸(SPAC創作・技術部 照明班チーフ)に照明の役割やお仕事について訊いてみました。舞台のお仕事に興味のある方はぜひお読みください。(インタビューは2019年11月16日に行ったものです)
 
 
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--どのように照明の仕事を始めたのですか?

 照明をプロの仕事として始めたのはSPACに入ってから。それまではサラリーマンをやりながらアマチュアで演劇活動を続けていて、役者として舞台に立つこともあれば、照明を担当することもありました。SPACが設立された年に団員募集のオーディションがあったのですが、照明スタッフでも募集があるのを知って、そのときに照明家として生きていこうと思ったんです。

 最初に演劇を始めたのは大学生のときで、照明もそのとき始めました。当時はインターネットもないから独学で本を読んだり、テレビ局の照明アルバイトにいって教えてもらったり、地道に学んでいきました。学生の頃は自由な時間がたくさんあったので、徹夜で色々なことを試したりして。実践で学ぶことが一番多かったですね。
 
--舞台作品における照明の役割について教えてください。

 照明の役割は「視覚」「写実」「審美しんび」「表現」の4つに分けられると言われています。「視覚」は「見せる」こと。劇場の中は真っ暗なので、そもそも明かりをつけないと何も見えない。まずはお客さんに俳優の姿が見えるようにすることが基本にあります。逆に、見せたくないものに明かりを当てないことも重要で、「何を見せる/見せないか」を考える仕事ですね。
 次に「どう見せるか」を考えます。「写実」というのは季節感や時間の移り変わりなどをお客さんに伝えること。たとえば太陽の光といっても昼と夜とでは明るさや色は変わってきますよね。「審美」というのは、どのように美しく見せるかです。演劇も芸術作品なので「美しく」見せる必要があります。最後の「表現」というのは、たとえば登場人物の心理状態などを照明で表現することです。俳優が一人で立っていて、頭上からそこだけが照らされていれば、お客さんは孤独を感じるかもしれない。逆に下からだけ光を当てれば、お化けみたいにも見える。明かりの当て方によって見え方を変えることができるんです。
 大切なのは、演出家が表現しようとしていることを理解して、それをどのように照明で実現していくか、あるいは役者の演技をどのように見せていくのかを考えること。同じように、舞台美術や衣裳にどのような明かりを当てればよいのか、あるいは音響にもマッチするのかなども考えなければならないので、照明という仕事は他のセクションとの共同作業になるんです。
 
--『グリム童話』での樋口さんのお仕事を教えてください。

 今回の『グリム童話』では、私は主に本番の照明操作(オペレーター)を担当します。舞台照明の大変なところは、照明が場面ごとに細かく移り変わっていくことです。俳優の台詞などを合図にして変化させるのですが、俳優の動きに合わせてタイミングを考えることが求められます。1回ボタンを押せば、いくつかの変化があらかじめプログラミングされた通りに実行されるのですが、俳優はロボットではないので、早口になったり、つっかえたりすることもある。そういうときには、舞台を見ながら照明の変化を速めたり遅らせたりするんです。オペレーターが役者と一緒の気持ちになっていると、急なアドリブがあってもうまく対応できるようになるんですよ。オペレーターをやっていると、俳優たちと一体になって演劇をやっている感じがするので楽しいですね。
 オペレーターとしての仕事のほかには、プログラミングも担当します。舞台照明では明かりの変化が何秒で変わるのかということも考えます。たとえば昼から夜への変化が1秒で変わっていいのか、会話の中で数分かけて変化するのか。また、その変化もすべての照明が同時に同じ速さで変わると不自然なので、速く変わる照明やゆっくり変わる照明がそれぞれあり、それをひとつひとつプログラミングしていくんです。
 
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--『グリム童話』の見どころは?

 この作品では絵本をめくるようにグリム童話の世界が展開していきます。視覚的にも本当にきれいな作品なのですが、照明も俳優のフォルムを美しく見せることに力を入れていますので、ぜひ注目してほしいですね。
 また、作中で影が出てくるのですが、その影を出すために膨大な数の照明を設置しています。全部で200~300くらいの照明を使用しています。光と影の関係性も見どころのひとつだと思いますね。
 明かりを当てると必ず影が出ますよね。どこから当てるのか、どのくらいの明るさで当てるのかによって影の濃さが変わってきます。屋外の場面だから明るくしようと思っても、単純にたくさん照明を当てるだけだと影がたくさん出てきてしまって、屋外らしさがなくなってしまう。舞台照明では影の処理も重要なポイントなんです。
 
--お仕事で気を付けていることはありますか。

 普段の生活の中で、色々なものを観察しています。部屋の中の明かりと部屋の外の明かりとでは、見え方がどう変わるのか。照明器具がどこにあると、どんな影ができるのか。朝焼けと夕焼けは色に違いはあるのか。など、日常的に考えて、どうやったら舞台上で再現できるか。それを日常的に見て覚えるように心がけています。
 たとえば、太陽光だけに当たったリンゴと、LED電球だけで照らしたリンゴとでは、色が違って見えるんです。どちらも白い光に見えるんだけど。ふだん日常でみているものをきちんと見ていないと、違いが分からない。太陽光での自然な色と人工的な光の色の違いを理解できないといけないなと思っています。
 
--最後に、演劇の魅力を教えてください。

 自分が演劇を長く続けて来られているのは、「正解がないから」だと思っています。本番が始まってからも、「こうするともっと良くなるかも…」とずっと考え続けていられる。完成したら終わり、ということがないから面白いですね。
 また、自分だけではできないというのも理由のひとつですね。人付き合いの苦手な自分が、否が応でも多くの人と関わらなければいけない。演劇をやっていなかったら人とあまり関わらずに生きていたと思うんだけど、他の人と一緒にやらないとできないというのが、大変だけど、演劇の魅力だなと思います。
 
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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #4
『グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜』
2019年1月18日(土)、19日(日)、25日(土)、2月1日(土)、2日(日)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場

演出:宮城聰
作:オリヴィエ・ピィ
原作:グリム兄弟
訳:西尾祥子、横山義志
音楽監督:棚川寛子

出演:池田真紀子、森山冬子、鈴木真理子、武石守正、大内米治、貴島豪、大道無門優也、永井健二、宮城嶋遥加、若宮羊市
★公演詳細や関連企画はこちら
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2020年1月9日

『グリム童話~少女と悪魔と風車小屋~』ブログ#1
宮城聰の『グリム童話』が帰ってきた!

あけましておめでとうございます。
2020年のSPACは、宮城聰演出『グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜』でスタートします!この作品を上演するのは、なんと8年ぶり。再演を待ってました!という声も、また今回はじめて観るから楽しみ!という声も多く、とても嬉しいです。
皆さまに観劇をより楽しんで頂けるように、作品の魅力や見どころ、稽古場や公演の模様をお届けしていきたいと思います♪千穐楽までどうぞお付き合いください!

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▲2020年始業式の後、富士山を背景にキャスト・スタッフ一同で。

グリム童話というと、子どもの頃に絵本で読んだことがある人も多いのではないでしょうか? 本作は、フランスを代表する劇作家・演出家であるオリヴィエ・ピィが、グリム童話の「手なしむすめ」というお話をもとに台本を書き、宮城聰が演出した作品です。

舞台の上で美しく紡ぎ出されるセリフの数々は、まさに「珠玉しゅぎょくの言葉」。心の中にスーッと染みわたっていくようなセリフが多く、観ている人は不思議な感覚に包まれていくでしょう。また、俳優による歌と生演奏、そして白い折り紙のような舞台美術や衣裳も大きな見どころとなっています。
 
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▲2011年初演の舞台写真。まるで、飛び出す絵本であるかのようなビジュアルです。
 

▲オリヴィエ・ピィ自身が演出をした「オリヴィエ・ピィのグリム童話『少女と悪魔と風車小屋』」は、Shizuoka春の芸術祭2009ふじのくに⇄せかい演劇祭2016(2016年は新バージョン)で上演されました。(© Christophe RAYNAUD DE LAGE / Festival d’Avignon)

 
『グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜』は、2011年に初演し、翌年2012年に再演されました。
今回は8年の歳月を経て、3度目の上演です!!
 
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▲2011年(初演)フライヤー
 
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▲2012年(再演)フライヤー。この年は『グリム童話〜本物のフィアンセ〜』と2本立てで上演されました。(公演詳細はこちら
 
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▲2020年(再々演)ポスター
 

☆物語のあらすじ☆

風車小屋に住む粉屋が森の中をさまよっていると、ひとりの見知らぬ男に出会います。「風車小屋の裏にあるものをくれるなら金持ちにしてやろう」と言われた粉屋は、その提案を受け入れ瞬く間に金持ちに。ですが、そのとき風車小屋の裏には、洗濯物を干していた粉屋のひとり娘がいました。男は悪魔だったのです。3年後、再び父娘の前にあらわれた悪魔は、父親に娘の両手を切り落とすよう命じます。両手を失った娘は悲しみのあまり旅に出て…。

 
新年早々の1月4日より、劇場での稽古が始まりました。いま行われているのは、8年前に舞台の上で行われていたことを復元していく作業。じつはこの作品、俳優・舞台装置・照明・衣裳、楽器演奏の各セクションを緻密ちみつに組み合わせてシーンを作っています。タイミングを合わせる作業はとても難しいのですが、頼もしいSPACのスタッフたちが着々と問題を解決していく姿が見られます。
 
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▲照明の見え方を調整しているところ。8年前に使われていた機材が新しくなっているので(具体的にいうと、今回のライトはLEDが使用されています。たしかに8年前にはなかったアイテム…!)、光の当たり方を入念に確認します。
 
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▲こちらは演技と演奏を合わせている様子。舞台上にいる池田真紀子(少女役)と永井健二(王様役)は、出ハケのタイミングも同時に確認していきます。
 
日々の稽古や舞台裏の様子はSPACのFacebookとInstagram(@spacshizuoka)で連載している、永井健二(SPAC内での通称は「王子」。)のお届けする「王子の撮っておき」でもご覧いただけます♪ぜひそちらも合わせてご覧いただけると嬉しいです。

さて次回のブログでは、この作品のなかで宮城聰が試みている表現方法「弱い演劇」についてお話しします。「弱い演劇」とはいったい何なのでしょうか?!

どうぞお楽しみに!!

文:宮川絵理(制作部)

 
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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #4
『グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜』
2019年1月18日(土)、19日(日)、25日(土)、2月1日(土)、2日(日)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場

演出:宮城聰
作:オリヴィエ・ピィ
原作:グリム兄弟
訳:西尾祥子、横山義志
音楽監督:棚川寛子

出演:池田真紀子、森山冬子、鈴木真理子、武石守正、大内米治、貴島豪、大道無門優也、永井健二、宮城嶋遥加、若宮羊市
★公演詳細や関連企画はこちら
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2019年12月26日

【新人ルカのセチュアン・レポート♯8】閉幕しました!

みなさん、こんにちは。

12月22日(日)の公演をもって『RITA&RICO(リタとリコ)~「セチュアンの善人」より~』の全公演が終了いたしました。

私は、第2期稽古開始日に演出・敬彦さんがおっしゃった「僕のせいかもだし、おかげになるかもしれない。何を言いたいのかわからないかもしれないがそれを説明できないような気もするからキツイかもしれない…。わからないまま終わってしまうかもしれない…。僕にとってよいと思える作品をつくる。」という言葉が心に残っていました。

敬彦さんは感性を大事にする演出方法で、俳優・スタッフともに時折敬彦さんが思い描いていることがわからず悪戦苦闘することもありましたが、「今まで見たSPAC作品の中で1番おもしろかった」という感想もいただき、常連のお客様からも、初めてSPACをご観劇くださったお客様からも好評でした。
「僕にとって」ではなく「お客様にとっても」おもしろい作品になったのではないでしょうか。

また、『RITA&RICO』は私が初めて制作担当についたシーズン作品でした。
平日に行われた「中高生鑑賞事業公演SPACeSHIPげきとも」では、上演前と後にSPACや作品の説明をしました。
 
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毎回とても緊張しましたが、どこの学校の生徒さんも真剣に聞いてくださり、嬉しかったです。
他にもたくさんの経験をさせてもらえた作品となりました。

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▲リタ・リコを演じた山本実幸さん
 
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▲水売り・弟を演じた泉陽二さん
 
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▲タバコ屋の前の店主・家主を演じた大内智美さん
 
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▲祖母・神?1・床屋の犬を演じた木内琴子さん
 
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▲床屋・夫・神?2を演じた貴島豪さん
 
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▲飛行機乗り・妻を演じた小長谷勝彦さん
 
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▲洋服屋のばあさん・建具屋・失業者・借金取り・警官・神?3を演じた三島景太さん
 
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▲飛行機乗りの母・洋服屋のじいさん・祖父を演じた吉植荘一郎さん
 
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劇場にお越しくださったみなさま、
応援してくださったみなさま
ありがとうございました。

残念ながら来られなかったみなさまは、
ぜひ「また『RITA&RICO』をやって欲しい!」という声を、お寄せください。
意外と早く再演されるかもしれませんよ!
 
<これまでのブログまとめ>
新人ルカのセチュアン・レポート
#1 俳優じゃないの?演出家なの?渡辺敬彦って?
#2 ブレヒトってだれ?どんな人?
#3 「静岡の善人」を探しました。
#4 リタとは?リコとは?
番外編 スタッフインタビュー 衣裳・清千草(SPAC創作・技術部)
#5 おためし劇場が開催されました!
#6 『RITA&RICO』開幕しました!
#7 関連企画のご紹介!
#8 閉幕しました!