みなさん、こんにちは。
12月22日(日)の公演をもって『RITA&RICO(リタとリコ)~「セチュアンの善人」より~』の全公演が終了いたしました。
私は、第2期稽古開始日に演出・敬彦さんがおっしゃった「僕のせいかもだし、おかげになるかもしれない。何を言いたいのかわからないかもしれないがそれを説明できないような気もするからキツイかもしれない…。わからないまま終わってしまうかもしれない…。僕にとってよいと思える作品をつくる。」という言葉が心に残っていました。
敬彦さんは感性を大事にする演出方法で、俳優・スタッフともに時折敬彦さんが思い描いていることがわからず悪戦苦闘することもありましたが、「今まで見たSPAC作品の中で1番おもしろかった」という感想もいただき、常連のお客様からも、初めてSPACをご観劇くださったお客様からも好評でした。
「僕にとって」ではなく「お客様にとっても」おもしろい作品になったのではないでしょうか。
また、『RITA&RICO』は私が初めて制作担当についたシーズン作品でした。
平日に行われた「中高生鑑賞事業公演SPACeSHIPげきとも」では、上演前と後にSPACや作品の説明をしました。
毎回とても緊張しましたが、どこの学校の生徒さんも真剣に聞いてくださり、嬉しかったです。
他にもたくさんの経験をさせてもらえた作品となりました。
▲リタ・リコを演じた山本実幸さん
▲水売り・弟を演じた泉陽二さん
▲タバコ屋の前の店主・家主を演じた大内智美さん
▲祖母・神?1・床屋の犬を演じた木内琴子さん
▲床屋・夫・神?2を演じた貴島豪さん
▲飛行機乗り・妻を演じた小長谷勝彦さん
▲洋服屋のばあさん・建具屋・失業者・借金取り・警官・神?3を演じた三島景太さん
▲飛行機乗りの母・洋服屋のじいさん・祖父を演じた吉植荘一郎さん
劇場にお越しくださったみなさま、
応援してくださったみなさま
ありがとうございました。
残念ながら来られなかったみなさまは、
ぜひ「また『RITA&RICO』をやって欲しい!」という声を、お寄せください。
意外と早く再演されるかもしれませんよ!
<これまでのブログまとめ>
新人ルカのセチュアン・レポート
#1 俳優じゃないの?演出家なの?渡辺敬彦って?
#2 ブレヒトってだれ?どんな人?
#3 「静岡の善人」を探しました。
#4 リタとは?リコとは?
番外編 スタッフインタビュー 衣裳・清千草(SPAC創作・技術部)
#5 おためし劇場が開催されました!
#6 『RITA&RICO』開幕しました!
#7 関連企画のご紹介!
#8 閉幕しました!