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2019年12月19日

【新人ルカのセチュアン・レポート#6】『RITA&RICO』開幕しました!

12月5日(木)の掛川市文化会館シオーネで行われた出張公演を皮切りに中高生鑑賞事業公演「SPACeSHIPげきとも!」が始まり、12月14日(土)に一般公演も初日を迎えました。

特に「げきとも!」公演では、生徒さんたちの反応が毎回顕著に違っていて、とても面白いです。
どこの学校の生徒さんも真剣に観てくださり、終演後友達と感想を言い合っている姿も!
観劇した生徒さんには、全員アンケートを書いて送ってもらっているのですが、感想が届くのが楽しみです!
 
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▲掛川でのげきとも出張公演では出演俳優・三島景太さんの筋肉を触る生徒さんがたくさん!
 
14日(土)、15日(日)に行われた一般公演では、既にたくさんの感想をいただきました。
これからその一部をご紹介いたします!
 
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「SPACの公演は初めてでしたがすごく楽しめました。光(照明)の演出がすばらしかったです。もっと演劇のことを勉強したいと思いました。演劇に興味を持てました」(30代・女性)
 
「演出や音楽、役者の表現がとても面白い」(10代・男性)
 
「演出の一つ一つ、役者のささいな動きなどのどこもかしこも洗練されていて、とても面白かったです」(10代・女性)
 
上記3つのご感想は初めてSPACの作品を観劇してくださったお客様からのもの。
SPAC作品を楽しんでいただけたようで嬉しいです。
 
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「おためし劇場に参加してからの観劇でした。作品の興味が湧くのでおためし劇場をたくさんやって欲しいです」(30代・女性)
 
11月30日(土)に実施した「おためし劇場」に参加してくれた方が公演にも来てくださいました!
「おためし劇場」を機に公演にも来てくださる方がいるのは嬉しいです。
★「おためし劇場」開催レポートは、こちらをご覧ください。
  
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「ユーモアもありおもしろかったです」(40代・男性)

「すごくひきつけられてあっという間に終わってしまいました」(50代・女性)
 
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「ブレヒトというと、“難しい”とすぐに思い浮かび、なかなか手が出ない作品でしたが、今回のスタイリッシュな作品はとてもわかりやすくあっという間でした」(50代・女性)
 
確かにブレヒトと聞くと難しいという印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか?
しかし、『RITA&RICO』はそんなことありません!
難しそうだから行くのやめようかな…と思っている方、諦めてはいけません!
ブレヒトの『セチュアンの善人』を大幅にリライトした本作品は、クスクスッと笑えるような小ネタがたくさんある作品となっております。
上の写真のような「家族」のシーンは、そういった笑えるシーンがいくつかある、私のおすすめのシーンです!

一般公演は残すところ12月21日(土)、22日(日)の2公演のみとなっています。
まだお席ございますので迷っている方はぜひお越しください!
 
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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #3
『RITA&RICO(リタとリコ)~「セチュアンの善人」より~』
2019年12月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
原案:ベルトルト・ブレヒト
構成・演出・台本:渡辺敬彦
台本協力:守山真利恵
出演:山本実幸、泉陽二、大内智美、木内琴子、貴島豪、小長谷勝彦、三島景太、吉植荘一郎
★公演詳細はこちら
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