山で芝居作りに明け暮れている間に、世間ではゴールデンウィークに突入してしまいました。
暦上の休日と関係なく、むしろ休みの日にこそ働いている私たちようなの職業についていると、たまにいつから休みになるのか忘れてしまうことがあります。
何が言いたいかというと、
ゴールデンウィークに入ることをすっかり失念していて、
通勤途中でうっかり大渋滞につかまりました。
舞台芸術公園のある日本平、その山の登り口あたりには日本平動物園があります。
大変人気の動物園で、休日には県内外からたくさんの親子連れの車がやってきます。
ただ、場所が場所だけに道が狭いんですね。
あっという間に大渋滞。
通勤時間が3倍になりました。
このやるせなさよ。
日本平動物園のシンボル動物レッサーパンダ。渋滞憎けりゃレッサーパンダまで憎……めない。
みなさんも、休日に舞台芸術公園へお越しの際は渋滞に気をつけてくださいね!
さて、そんな私のがっかりムードも吹き飛ばす、エクスターズの新たな展開。
ついに、出演俳優が勢ぞろいし、稽古が始まりました!
稽古初日の顔合せ。関係者大体勢揃いしました。
改めての自己紹介や、タニノさん自身による作品の説明などを終え、いよいよ稽古開始です!
ん?何でタニノさんがそこに?……え、ピアノ?
あれ、舞台稽古じゃなくて、なんか歌の稽古が始まりました。
そう、実はこの「エクスターズ」、俳優陣による混声合唱が何曲かあります。
約一ヶ月という決して長くはない稽古期間の中で、しっかりと「聴かせる」歌にしたいというタニノさんの要望により、急遽歌のレッスンをやってくれる先生が呼ばれたのです。
望月智代先生(愛称:ちよちよ)。優しく、時に厳しく、的確で分かりやすい指導をしてくれる大変いい先生です。そして笑顔がとってもチャーミング。
それではここで、ついに集結したエクスターズ出演俳優陣、改めて歌稽古中のスナップと共にご紹介いたします。
あ、BGMは「ふるさと」(混声合唱版)でお願いします。
飯田一期さん。ギターも弾きます。
山田伊久磨さん。にこやかで控えめな方です。
森準人さん。普段はメガネ男子です。
小谷野桂子さん。コーラスグループもやっているそうです。
杉浦南美子さん。おでんの味は絶品だとか。
鈴木久美子さん。実は絵本も書いてらっしゃる。
長澤洋子さん。新舞踊もなさるとか。
星出三貴さん。ピアノも弾けば、指揮もとります。
前田展子さん。チャンゴ(韓国の太鼓)を叩くそうです。
以上9名が「エクスターズ」俳優陣です。
彼らが歌い、動きまわる舞台は一体どういうものになるのか?
まだまだ謎は多いままです。
初日の稽古は歌のレッスンのみで終わりました。
俳優陣が初めて野外の舞台を踏むことになるのは、明けて翌日。
稽古開始2日目で、いよいよ舞台入りです!
なんか増えてる。
お気づきでない方もいないかと思いますが、舞台上の物が明らかに増えています。
そう、ブログの更新が遅れている間に、優秀な舞台スタッフの手によって着々と舞台道具が作り続けられていたのです!
この道具作りの模様は次回のブログでお届けします!
……出来るだけ早く書き上げたいと思います。
舞台監督の三津さん(仕事早い)から俳優へ舞台道具の説明。明らかに話を聞いていない手前の2名は森さんと演出助手の海老原さん。
野外劇場に入って、飯田さんはテンションが上がっているようです。
そして初の舞台稽古が始まります。
演出家タニノクロウは一体どんな稽古をするのか?
演出席からマイクで指示を出すタニノさん。ここから彼はどんな指示を出すのだろう……?
期待に胸が高鳴ります!
やっぱりここでも歌っていました。
え、やっぱり歌なんですか!?
ここに来て歌へのこだわりを見せ始めたタニノさん。
まさか舞台上でもセリフより先に、歌から作品作りに入っていくとは予想外でした。
タニノ「かつて誰も見たことのないシチュエーションの「ふるさと」をやりますよ」
稽古が始まり、全容が明らかになっていくどころか謎が広がっていくタニノ流創作。
彼らの動向から、全く目が離せません。
ふじのくに⇄せかい演劇祭2011
「エクスターズ」
詳細?はこちら。