舞台上に衣裳を着た俳優がズラリ!今日は『真夏の夜の夢』の衣裳合わせが行われました。
ではブログ・真夏の夜の噂...第15回目の今回はSPAC初出演!静岡県出身の俳優・山下 ともち(やました ともち)さんにお話を聞いてみましょう。
Q.自分の役について教えてください。
私の役は「目が悪い精」です。では「目が悪い精」の自己紹介をします!
・好物:樹液
・趣味:もう一人の「目が悪い精」と夜に木の上で樹液を飲むこと
・特徴:頭がボコボコしていて「はち」が大きい
・親友:「耳が悪い精」
・好きなこと:人間たちの笑い声を聞くこと
・座右の銘:「幸せは自分で見つけてくれ」
美しくてキラキラしたティンカーベルのような、いわゆる妖精ではない。昆虫や妖怪とか爬虫類っぽいイメージで、「ヴハハハハッ」(ダミ声)って笑う妖精(笑)。強気でちょっとクールで人間が大好きな妖精です。
Q.作品の見所について教えてください。
たぶん劇場のドアを開けた瞬間に「わぁー」って言っちゃう空間になります。ふたを開けた瞬間にメリーゴーラウンドがくるくるくる動き出すオルゴールってあるじゃないですか。それみたいに劇場に入った瞬間にフワって、キュンってしちゃうような。そして舞台が始まると異空間へお客様を導きます。でもそこは決して別世界ではなくてお客様の現実でもある。喜び、孤独、笑顔、幸せ、いろいろなものが詰まったオルゴールが音を奏でます。そんなドキドキしちゃうようなプランを宮城さんが立てていますよ。
Q.あなたならどんな媚薬・妙薬を使いますか。
「見えないものが見える妙薬」がいいな。でもこの妙薬は人生で一度きり、一時間しか使えないの。うーん。何を見ようかなぁ。見えない人の心。見えない優しさ。本の間にいる小人にも会いたいなぁ。そうだなぁ・・・明日あたり使おうかな。みんなの心を見ちゃおうかなぁ。気をつけてぇ~ヴハハハハハッ。
とっても穏やかで明るい山下さん。ダミ声での笑い声は、とても山下さんから発されたものとは思えませんでした!妖精同士の関係など、台本には描かれていない部分をどんどん考えていきたいとのこと。これは舞台の隅々まで目が離せません。