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2011年6月2日

真夏の夜の噂...⑳ 俳優:眞野梨江さん談

ブログ・真夏の夜の噂...第20回目の今回は今回はSPAC初出演!そして『真夏の夜の夢』メンバー最年少!静岡県出身の俳優・眞野梨江(まの りえ)さんにお話を聞いてみましょう。

 

IMG_0739_まのさん笑顔

 

Q.自分の役について教えてください。

私は「妖精」を演じます。一幕では舞台の世界へ引き込む案内役、ニ幕では衝撃的な台詞をはいちゃう「妖精」です(笑)。人間以外の役は初めてなので私にとって新しい挑戦です!「妖精」のいる「真夏の夜の森」の中を想像したりして、他の「妖精」とはまた違う、不思議な雰囲気の「妖精」を演じたいと思っています。

Q.野田秀樹さんの戯曲を読んでどう感じましたか。

シェイクスピアの「夏の夜の夢」は落ち着いた印象が強かったんです。けど野田さんの『真夏の夜の夢』は登場人物の名前が食べ物の名前だったりして、台本を読んだときはびっくりしました。それに宮城さんの玉手箱みたいなおもしろい発想と、棚川さんの素敵な音楽と、出演者の個性が集まって、すごくパワーのある作品になると思います。稽古は本当に色々勉強になるし、みなさんと一緒の空間にいること自体が楽しいです。

Q.たくさんの演奏がありますが演奏はどうですか。

初めて触った楽器ばかりだったので、始めは稽古についていくのが大変でした。でも練習を重ねると、みんなで演奏する感じとかお芝居と合わせていく感じとか、いいまとまりになってきて、演奏することがどんどん楽しくなってきました。音楽から演技のヒントを得ることもよくあります。想像していた音楽と、棚川さんが作った音楽が違ったりして、それが新鮮なんですよね。

Q.あなたならどんな媚薬・妙薬を使いますか。

「動物と話せる妙薬」があったらいいな。最近、たきいさんが飼っているインコのリーたんが楽屋に遊びに来ているんです。たきいさんのところには飛んで行って肩に留まるんですけど、私のところにはあまり来てくれないので仲良くなりたいと思って。私はもう7年くらい亀を飼っています。でも最近あまり家にいないからか、お母さんにはなついているんですけど、私だとそっぽ向いちゃって。お母さんが水換えとかをしていてコミュニケーションをとっているからかな。亀も分かるみたいですね(笑)。

 

むかし、東京タワーに上ったのをきっかけに高所恐怖症になってしまった眞野さん。しかし『真夏の夜の夢』の稽古で高所恐怖症を克服したそうです!その成果もぜひご覧下さい!