太陽が昇っては沈み、お月様も昇っては沈み…
早いもので、もう年の瀬ですね。
『忠臣蔵』の静岡公演、宮崎公演も終わり、
今年ももう仕事納めかと思いきや、
劇場の中では年明けの公演や事業に向けて
稽古や作業が着々と進められています。
来年2014年のSPACは、宮城聰演出『真夏の夜の夢』で
皆様をお迎えいたします。
2011年「ふじのくに⇄せかい演劇祭」のオープニングを飾り、
チケットはソールドアウト。
早くもSPACの幻の名作などともいわれた作品の待望の再演です。
出演者総勢24名が舞台上を駈け、飛び回り、
打楽器の生演奏で繰り広げられる、
てんやわんやの祝祭音楽劇は、
タイトルこそ『真夏の夜の夢』ですが、
新春を飾るにぴったりの作品です。
シェイクスピア原作、小田島雄志さんの翻訳を元に、
劇作家野田秀樹さんが潤色し、
それをSPAC芸術総監督・宮城聰が演出したという…
それぞれの旨味が絶妙にブレンドされて、
何とも一口では語り尽くせぬ魅力たっぷりの作品です。
これからその魅力を、稽古や舞台裏の様子などとあわせて、
少しずつ紹介していきます。
どうぞお楽しみに。
『真夏の夜の夢』ブログ初回の最後に、写真を一枚。
3ヶ月に渡る『ロミオとジュリエット』スイス・フランスツアーを終えて
戻って来たばかり俳優と、
『真夏の夜の夢』出演者・スタッフの再会を記念して、パシャリ。
『真夏の夜の夢』は1月18日(土)が、一般公演初日です。
公演の詳細はこちらをご覧ください。