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2021年10月22日

『みつばち共和国』静岡芸術劇場での公演は残り2ステージ!

SPAC秋→春のシーズン2021-2022 #1『みつばち共和国』
10月からスタートした本作も、静岡芸術劇場での一般公演は、残すところ今週末23日(土)・24日(日)の2公演となりました。
 

 

「自然のつくる美しい社会を覗き見た。この前向きで一つの余裕もムダもない社会は、人間には到底つくることができなさそうだ」(10代・男性)

「知っているようで知らないハチの世界でした。勉強になりました。ハチはなぜ少なくなってしまったのでしょうか…。大変な中ですが、これからも楽しみにしています」(50代・女性)

「今の状況と、わたしのこれから歩む道と、色々なことを重ね合わせてしまいました。帰り道、ゆっくりとこの気持ちをふくらませたいと思います」(20代・女性)

「子どもと一緒に愉しませていただきました。わかりやすく小学生の子どもにも喜んでもらえました」(40代・男性)

「女王さまがほんとうにとんでいるみたいですごかったです」(10歳未満・男性)

などなど、子どもから大人まで幅広い世代から好評いただいています。
 

また、平日には中高生対象の招待公演も行われ、子どもたちは皆、身近な生き物を題材として繊細に作りこまれた美しい舞台に引き込まれている様子でした。

関連ブログ:げきともパンフレット連動企画 『みつばち共和国』出演者に聞く!

 
 


 

 
 

また本作では、県立の自然史系博物館「ふじのくに地球環境史ミュージアム」にご協力いただき、特別企画を実施しています。


 

10月10日の終演後には同ミュージアムの「昆虫博士」こと岸本年郎教授をお招きし、サイエンストークを開催しました。
岸本教授のお話は、「社会性昆虫(※集団をつくり、その中で階層が生じ、分業して生活する昆虫)」の生態や自然の神秘だけでなく、ミツバチが人間にもたらしている経済効果にまでおよび、教授の分かりやすく軽妙な語り口に、客席からは笑いや驚きの声があがる楽しい時間となりました。
 

サイエンストークの様子
 

また、静岡芸術劇場1Fロビーでは、岸本教授が厳選したハチの標本展示を行っています。同じハチでも、その姿は種類によってとても個性豊か。公演当日は客席に入る前に、興味深そうに見学されるお客様の姿も見られました。
展示は10月27日(水)18:00まで。期間中はいつでもご自由に見学いただけますので、ぜひお気軽に劇場へ立ち寄ってみてくださいね。
 

 
 
神秘的なミツバチの世界がメーテルリンクの詩的な言葉の数々とセリーヌ・シェフェールの演出で美しい舞台へと昇華された『みつばち共和国』。静岡芸術劇場での観劇のチャンスは、今週末土日の2公演のみです!くれぐれもお見逃しなく!13時から当日券も販売いたします。

また「今週末は予定があって観られない…」「静岡芸術劇場は遠くて…」という皆様、11月27日には下田市民文化会館での公演もございますので、ぜひこちらに足をお運びください!

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SPAC秋→春のシーズン#1
『みつばち共和国』

メーテルリンク作『蜜蜂の生活』に基づく
作・演出:セリーヌ・シェフェール
日本語台本:能祖將夫

<静岡公演>
2021年10月2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)、23日(土)、24日(日) 各日14時開演
会場:静岡芸術劇場(グランシップ内)

<下田公演>
2021年11月27日(土) 14時開演
会場:下田市民文化会館 大ホール

☆一般公演は各日関連企画あり!☆ 詳細はこちら
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関連リンク/2020年初演時の振り返りブログ