2015年2月10日

<制作部よもやまブログ#87>舞台芸術公園なう

皆さま、こんにちは。制作部の内田です。
よもやまブログ登場は、2回目となります…。

前回の初登場からあっという間に数ヶ月過ぎ…、
その間季節も夏から秋へ、そして冬へと過ぎ、そして先日立春も過ぎ…。
暦の上では何ともう春なんですね!

ふと公園内の木々を見上げると、ネコヤナギの花が…!
確かに、春は少しずつ、近づいているみたいです。

ネコヤナギの花が

さて、先日静岡芸術劇場では『グスコーブドリの伝記』が無事千穐楽を迎えました!
ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!!
そして休む間もなく、2月16日からは『ハムレット』がスタートします!

そんな芸術劇場から車で10分ほどの舞台芸術公園。
私は普段こちらの本部棟に勤務しております。
公演も行われていないし…、暇なんじゃない?と思っている方、
いえいえ、そんなことはありません(笑)!
実はここでも連日アツイ稽古が行われているんです!!

演出家も、俳優も、音響・照明や制作といったスタッフも、全て県民のSPAC県民劇団、
「劇団MUSES」「劇団壊れていくこの世界で」
両劇団の公演が2月28日(土)から3月8日(日)まで、
舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」で行われます。

本番まで残り約1ヶ月…、
メンバーは、学校や仕事が終わると、このとても交通の便が悪い舞台芸術公園に駆けつけ、(特に平日夜は路線バスが終わってしまっているので、自家用車やバイク、たまにこの寒い中歩いて来たり…!?)稽古に汗を流しています。

そんな稽古場を少し覗いてみると…、
やってるやってる!

劇団壊れてくこの世界で

こちらは「劇団壊れていくこの世界で」。今年発足した県民劇団です!
ちなみに、SPACの担当者の間では、劇団名が長い…、ので勝手に「壊せか」と言っています。

旗揚げ公演は、ギリシャ悲劇『オレステス』
主催の木田博貴さん曰く、「ギリシャ悲劇と和のビジュアルの融合」を目指すのだそう…。
むむ…、和のビジュアル…?融合…??

先日、舞台装置や照明などの打合せを行いましたが、
「玉砂利」とか「生け花」とか、そんな言葉が飛び交っていました。
確かに、稽古場の隅でスタッフが縫っている衣裳や、小道具の折鶴も「和」っぽいですね!

劇団壊れていくこの世界で
劇団壊れていくこの世界で

最終的にはどんな「和のビジュアル」がBOXシアターに出現するのでしょうか…?

今静岡県内で最も勢いがある、といっても過言ではない若手演出家が立ち上げた、
新たな県民劇団による意欲作、是非ご覧ください!

そしてもう1つの県民劇団、結成2年目の「劇団MUSES」。
昨年度の『赤鬼』に引き続き、野田秀樹作の『Right Eye』を上演します。

劇団MUSES
劇団MUSES

この戯曲、右目の視力を失った野田秀樹さん自身のエピソードを取り入れた作品で、
数ある野田作品の中でも「異色」とも言える作品ではないでしょうか?

そんな難しい戯曲に果敢に挑む、MUSESのメンバー14人。
2月からは、週2回の稽古に、自主稽古も加わり、追い込みをかけています。
また、演出の近江木の実さんは、何と浜松から週2回、片道2時間弱かけて舞台芸術公園まで通っているんです。

正しい目=Right Eye=右目は失われた、残されたLeft Eyeで何を見るのか――?
14人の、28の「目」で見て、そして創る世界、こちらもお見逃しなく!

そんな県民劇団の稽古が終わり、メンバーを見送って、稽古場を出ると…、
澄んだ空気の中、月や星々が本当に美しく見えます!

月

県民劇団の公演は、両劇団とも夜公演がありますので、
皆さんも是非観劇の後、空を見上げて、星々を見ながら余韻に浸ってみてはいかがでしょうか?


2015年1月26日

<制作部よもやまブログ#86>大、大、大募集!!!

ご無沙汰しております、制作部よもやまブログです。

さて、年も明けて新しいことに挑戦しようかな…なんて思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
そんなアクティブな皆様にぜひぜひご参加いただきたい!SPACではただいま下記の募集を行っています。
一気にご紹介します♪

演劇が好き!人と接するのが好き!
「ふじのくに⇄せかい演劇祭」ボランティア募集 【2/1締切】

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ふじのくに⇄せかい演劇祭2014キックオフミーティングの様子

ゴールデンウィークに開催する「ふじのくに⇄せかい演劇祭2015」をSPACのスタッフと一緒に盛り上げ、
支えてくださるボランティアを募集しています。
SPAC劇団員はもちろん、海外からやってくる劇団とも交流するチャンス!
受付、カフェ、執筆など、それぞれの興味やライフスタイルに合わせて活躍の場があります。
ボランティアの皆様が参加してくださることで、私たちSPACスタッフだけでは気づけなかったことに気づくことも多々あります。
様々な視点が加わって、よりよい演劇祭になるのではと思っています。
☆詳細 http://spac.or.jp/news/?p=10618

*****

大きな舞台に立ちたい小学生!
「第16回 SPACこども大会」出演者募集 【2/5締切】

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第15回 SPACこども大会(2014年)

元気いっぱいの小学生に、静岡芸術劇場の舞台で特技を発表してもらうイベントです。
歌、ダンス、なわとび、楽器演奏、ものまね、手品、切り絵、落語、コント、能、朗読、一発芸など何でもOK!
当日は、SPAC劇団員がサポート。出演者とSPACが一緒に作る発表会です。
私は3年前から担当をさせていただいているのですが、毎回どんな子が来てくれるのか楽しみなんです!
きらきらした笑顔で一生懸命に表現する姿に、元気をもらっています。
☆詳細 http://spac.or.jp/kodomo_16.html

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演劇経験はないけどお芝居がしたい!
SPAC新作『盲点たち』一般参加の出演者(45歳以上、演劇経験不問)募集 【2/25締切】

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「ふじのくに⇄せかい演劇祭2015」で上演する、『盲点たち』の出演者オーディションを開催します!
フランスから来日するダニエル・ジャンヌトーの演出で、SPACとの国際共同製作による新作です。
年齢45歳以上で、演劇経験がほとんどない一般の方(性別不問・若干名)を募集中。
日本平の自然の中で上演する本作。今までに観たことのない演劇になる予感でいっぱいです。
☆詳細 http://spac.or.jp/news/?p=10703

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踊りたくてうずうずしている小学6年生~高校1年生!
SPAC-ENFANTS(スパカンファン)新メンバー募集! 【3/14締切】

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国際的に活躍する振付家・ダンサーのメルラン・ニヤカム氏による新作に出演するメンバーを募集します。(性別・国籍不問。経験不問)
「世界中の子どもたちが未来への希望を取り戻すことができるダンス」をコンセプトに、
芸術表現として世界に通用するクオリティーを持ったダンス作品を目指しています。
私は2012年より担当しており、2014年夏にはカメルーン公演にも同行しました!!
5年間上演してきた『タカセの夢』が幕を閉じ、今回は新作!このプロジェクトはどこまで進化するのでしょう…。
太陽のようなニヤカムさんと出会って、どんどん魅力を増していく中高生の姿には驚くばかりです。恐るべしニヤカムマジック!
☆詳細 http://spac.or.jp/news/?p=10327

*****

演劇の企画を立ち上げたい!
2015年度 SPAC県民劇団 演出家・制作者募集 【3/16締切】
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SPAC県民劇団 劇団静岡県史『しずおか徳川家康公ものがたり』(2014年)

2015年度に、野外劇場「有度」もしくは稽古場棟「BOXシアター」で上演する企画を募集中。
企画募集は毎回ワクワク!送られてくる企画がどんな風に上演されるのか、考えるだけで楽しいです。
その企画を基に参加者を募り、「SPAC県民劇団」旗揚げとなるため、重要な第一歩です。
これまでには、劇団静火、がくらく座、劇団静岡県史、劇団MUSES、劇団壊れていくこの世界で、が誕生し、公演を行ってきました。
様々な世代・職業・経歴の方が参加しているのも、県民劇団ならではの魅力。
☆詳細 http://spac.or.jp/news/?p=10595

*****

興味をお持ちになった企画はありますでしょうか?あるといいな、と思います。
皆様とお会いできることをSPAC一同心より楽しみにしております。
劇場を出会いの場に。今年もよろしくお願いいたします!!

制作部・尾形


2014年10月26日

<制作部よもやまブログ#85>まだ間に合います、新規スタッフ募集【10月30日(木)まで】

SPACの創作・技術部、制作部スタッフ募集・・・
締切りまであとわずか!

さて、以前私がいた会社で受けた、新人研修のはなしです。

レゴブロックで船を作ろう、というワークショプがありました。

ルール:
・班ごとに、ブロックがいくつか入った封筒を渡される。
・班によって、渡されるブロックの形や数は全くバラバラ。
・初めの封筒に入っているブロックで基礎を作り、2回目、3回目と追加されるブロックでオリジナルの船を作り上げる。

目的がよくわからないまま、なんとなくスタート。
初めに与えられるのは、わずかばかりのブロック。
できるのは質素なボートか、寂しいところは筏(いかだ)程度で
船とは呼べないものばかり。

しかし中にはラッキーな班もあって、
いきなり中型のプレジャーボートができたところも。

2回目。

次の封筒には中身がたっぷり入っていて、それなりに船になってくる。
班によって、ちょっとずつ形が違ってきて、特色がでてくる。
一方、プレジャーボートの班の封筒にはほとんど中身が入っておらず、
あまり大きくならない。

ラスト3回目。

今までにないブロックも混じって、
班によっては大型豪華客船になったり、軍艦級の迫力がでてたり、
いかにも速そうな巡回艇になったり。
プレジャーボートも遅れを取り戻して、他の船並みにパワーアップ。
お互いに見せあうと、色々できてておもしろい。

はい。

つまり、「ブロック」は仕事を通じて獲得する『経験値』や『スキル』。
「船」というのはその時点での自分自身の『能力』。

新入社員たちが「若手→中堅→ベテラン」と
人それぞれにキャリアアップしていく様を
お互いに縮図体験したわけです。

入社したてのころは、他の同期がどんなことをやっているか、気になるものです。
出張でバンバン海外に行く他部署の友人を見ると、焦りを覚えたほど…(笑)

そんなときに出会ったこのワークショップ。
今を焦ることよりも、もっと遠く先も見てみること。
辿る道が人と違っても、辿り着くところには着く。
自分は将来どんな「船」を思い描くのか、
そんな船を作るためには今何をしたらいいか。

・・・みたいなことを気づかせてくれたような気がします。

その結果、私はそこを辞めて演劇を選んだわけですが・・・ (_ _)

SPACに来る前は、東京の小劇場界で活動しながら
現場の中で舞台のイロハを学びました。
大学で演劇や舞台関係のことを勉強してきた同僚ももちろんいますが
私は体系的な学問として学んだわけではありません。

SPACの劇団員は、年齢だけでなく、
それまでのキャリアや経歴もさまざまで
多様なにんげん性が集まって、
ひとつの舞台をいっしょに作っていきます。
時には海外のアーティストと、文化の交換をしながら。

ひとりひとりが自分のキャリアを思い描き、
作品創りを通して経験値を重ね、
舞台人として成長していきます。

劇場は、人と人が交わる場所です。
お客さまにとってそうであるように、
そこで働くスタッフにとっても
新たな価値観に出会えるのが劇場です。

研修を受けてた当時は、数年後、
自分の「船」が静岡に寄港することになるとは思ってもおらず・・・
住み心地がよく、長いこと停泊中です。

みなさんの<船>を舞台芸術でカタチにする。
静岡で、劇場で、劇団SPACでキャリアアップしてみませんか?
お待ちしてます!

●SPAC芸術局 創作・技術部、制作部スタッフ募集
2014年10月30日(木)〆切
http://spac.or.jp/news/?p=10363

制作部・佐伯風土


2014年10月6日

<制作部よもやまブログ#84>静岡芸術劇場、変身中。

みなさま、こんにちは。制作部の中野です。

静岡は台風一過、すっかり外がまぶしくなっていますが
朝のうちは本当に大変な空模様でした。
まだ風雨の続いている地域の方はどうぞどうぞお気をつけて…!

さて本日のよもやまブログ、
改修工事のための仮囲いに覆われた静岡芸術劇場からお届けします。

劇場エントランスより
▲静岡芸術劇場エントランスから眺めた風景。
表側はずーっと囲まれているのです。

この劇場では、ゴールデンウィーク明けから
もうすでに5ヶ月もお客様をお迎えしていないことになります。
この10日間のうちには、野外劇場「有度」での劇団県史の公演も、
浜松での『綾の鼓』の公演もありましたし、
県内での鑑賞事業公演ツアー中の『ドン・キホーテ』では
まだまだたくさんの中高生の皆さんにこれからお会いできるわけですが、

…やっぱり芸術劇場でお客様をお迎えできないのはさびしいです。

皆様にも寂しがっていただけていると嬉しいのですが、
どうかあと2ヶ月!ご辛抱ください。

そう、12月には、

リニューアルオープン記念公演

変身

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が待っているのです!!!

2011年の『オイディプス』を演出された小野寺修二さんが
好きだからこそ手を出したくなかった、とも仰るカフカの作品を
ここSPACで、ついに舞台化。

小野寺さんの作品は、マイムをベースにした身体の動きで
ひとつのシーンを生み出してはそれを瞬時に解体して
あっという間にまた次の空間を作り上げていくような
かと思えばぐぐぐっと緊張感のある間が続くような
…かと思えばユーモラスな動きや一言でくすぐってくれるような、
なんとも刺激的な時間です。

SPACに入る前から小野寺さんの作品を観に行っていたわたくし、
今回再び静岡で、ひとりでも多くの方にご覧いただき
ぜひともあの面白さを味わっていただきたいと思います!

『変身』のチケットは昨日、発売になりました。
一般公演初週の12月6日(土)、7日(日)は
浜松、東京からのバスもあり、お問い合わせが多いようですので
どうぞお早目にご予約くださいね。

劇場でお待ちしております!

中野三希子


2014年9月22日

<制作部よもやまブログ#83> 分身すぱっくんパリで活躍中

みなさんこんにちは。
よねやまよもやまぶろぐ、5回目です。
 
今日は『室内』パリ公演のツアー・メンバーより届いた写真をご紹介。
 
 
パリのすぱっくん
 
 
あっ、すぱっくん!
 
 
そしてよくみると…
 
 
すぱっくん_ポーズとってる?
 
 
ポーズをとっている?
 
 
分身すぱっくんは、7月のアヴィニョン演劇祭でも
ツアーに同行してくれていましたが、
その後パリに直行し、
今はパリ公演の会場でお客様をお出迎えしています。
 
 
さて、『室内』パリ公演も残り1週間です。
昨日ブログでご紹介した「Les inrockuptibles」誌のほかにも、
現地ではいくつも公演記事が出ておりますので、引き続きご紹介していきます。


2014年9月15日

<制作部よもやまブログ#82> 『ドン・キホーテ』 いよいよスタート

皆様こんにちわ。
SPAC制作部1年生の中澤です。
前回の登場から4ヶ月が経ちました。
アッツ~イ日があっという間~に過ぎ去り、
夜は長袖がないと過ごせないほど冷え込んできました。

*今日のパシャリ*
18日からはじまる、『ドン・キホーテ』中高生鑑賞事業公演の
準備をしている先輩スタッフお二方。
当日来場してくださる皆様にお渡しするパンフレットを用意しております。

尾形氏(左)…高速すぎて残像が…。さすがです…!
熊倉姐さん(右)は、な、なんと…!「前説」の練習を同時進行しております…!

開演前に中高生の皆様の前に出て、
我々SPACの紹介、作品のあらすじ、鑑賞の注意事項をお伝えする「前説」。
練習(なるべく暗記!)が必須なのです。
IMG_6869

わたしももうすぐ「前説」デビュー…!
今から緊張していますが(泣) 
先輩方にコーチしてもらって頑張ります。

12月の静岡芸術劇場リニューアルオープンまでの間、
しばらく県内各地を回りますッ!
次はあなたの街へ…★

皆様にお会いできることを楽しみにしております。
それではまた◎


2014年9月8日

<制作部よもやまブログ#81>近況報告~『グスコーブドリの伝記』へ向けて

すっかりご無沙汰してしまって申し訳ございません。
ひさしぶりの「よもやまブログ」更新です。
今回は、私、丹治が担当いたします。

現在のSPACの状況はといいますと、
●静岡芸術劇場のリハーサル室で『ドン・キホーテ』の稽古
●舞台芸術公園の稽古場で『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』
 SPAC県民劇団「劇団静岡県史」の『しずおか徳川家康公ものがたり』の稽古
●KAAT神奈川芸術劇場で『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』の仕込み(9/12初日)
●パリ日本文化会館で『室内』公演(9/9初日)
が同時進行で進んでいます。

つまり、いまSPACメンバーは、静岡と神奈川とパリにわかれて活動しているわけです。

今年は11月いっぱいまでグランシップの改修工事で静岡芸術劇場が休館となっているため、
本拠地を飛び出しての公演が多いです。
『ドン・キホーテ』と『走れメロス』が県内各地で公演(9月~11月)を行いますし、
静岡文化芸術大学との初の連携事業である『綾の鼓』公演(10月)もあります。

そんななか我々制作スタッフは、先のプロジェクトの準備も進めていかねばなりません。
私は、年明け1月に上演する新作『グスコーブドリの伝記』の制作担当をしていまして、その準備に追われています。

恥ずかしながら、宮沢賢治のことをあまり知らず、
まずは、資料を探す、読む、調べる、、、
が、さすがは子どもから大人まで幅広い世代に愛される国民的作家だけあって、
いろんな人がいろんなことを言ったり書いたりしていて、
しかもひとりひとりが賢治への愛情で満ち溢れていて、
宮沢賢治おそるべし、、、

↓いま読み漁ってる宮沢賢治(グスコーブドリの伝記)関連書籍。絵本が多いです。。。

そして、新作なので、宮城さんから構想を聞き出す!
今回はじめて宮沢賢治を演出するという宮城さん。
「なぜ、宮沢賢治なのですか?」という問いに、
「日本の国民的作家をひとり挙げよと言われたら、宮沢賢治かなと。
だとしたら、とりあげないわけにはいかない。」と。
そして、本当にいろんなことを語っていただいたのですが、
ごめんなさい、まだ言えないです、、、
今後、いろんなタイミングでいろんな形で発信していける、、、
と思います。。。

ちなみに、脚本は山崎ナオコーラさんです。
今回初めてSPAC作品に関わっていただけるので、個人的にも楽しみです。

というわけで、2015年第一弾のSPAC新作『グスコーブドリの伝記』にご期待ください!

↓仮チラシ。12月に公演がある『変身』とオモテウラ。


2014年7月28日

<制作部よもやまブログ#80>緑が香る舞台芸術公園の今

こんにちは。
すべての地方の梅雨明けが発表され、いよいよ本格的な夏が到来するようですね。

暑い夏の訪れを感じる今、SPACでは、夏から秋にかけてのプロジェクトが続々と同時に動き出しています。
前回のよもやまブログでご紹介した「シアタースクール」のほか、ここ舞台芸術公園では、『タカセの夢』 『ドン・キホーテ』 『走れメロス』 『しずおか徳川家康公物語』の稽古が行われています。

7月25日に始まった『ドン・キホーテ』の稽古は、今日で4日目を迎えました。
出演者の中には、アヴィニョン演劇祭での『マハーバーラタ~ナラ王の冒険~』に出演していた俳優もおり、彼らは7月23日に日付が変わったころ静岡に戻ってきたばかりです!驚きのタフさ!!
再演となる本作は、演出の原田一樹さんを迎え、中高生鑑賞事業県内ツアーへと着々と稽古が進行しています。


舞台装置の模型を示して説明する原田さんとそれを取り囲む俳優たち。
 

おっ!キャストの本多麻紀さんが着ているのは、アヴィニョンのフェスティバルTシャツでは?!
 

キホーテの愛馬ロシナンテもお目見え。表情があるわけでもないのに…ふふ、妙にかわいい!
 
スタッフたちも、同時に動くいくつかの作品を掛け持ちしながら、日々せっせと作業に汗を流しています。
稽古場の入口近くでは、衣裳のジェニファーさんがにこやかに仕事をしていました。


稽古場を出て、午後の公園の空気を吸うと、夏の緑の匂いをいっぱいに感じます。
「それにしてもいつもより深い香りだな」なんて思いながら歩いていると、聞こえてくる芝刈り機の音。


元SPAC専務の山本章さんと俳優の美加理さんが、照りつける太陽の下で公園の自然を大切に守ってくださっていました。
舞台芸術公園の木々は、こうして剪定されていますが、どれも街の多くの街路樹のように人工的な形にはなっていません。
この日、山本さんは「ここは芸術を創作する精神活動をする場所だからね。訪れる人の心が休まるように、落ち着いた気持ちで稽古や公演ができるように、山への畏敬を持って手入れすることが大事なんだよね。」と話していました。

はじめに挙げた作品の中では、今後シアタースクール発表会『モモ』と『タカセの夢』と『しずおか徳川家康公物語』が舞台芸術公園内で上演されます。
ご観劇にお越しの際は、真夏そして初秋の自然の様子も感じてみて下さい。

(制作部・熊倉)


2014年7月21日

<制作部よもやまブログ#79>中高生は忙しい!

みなさんこんにちは。
SPAC制作部の荒井と申します。
今、私が担当しているSPACシアタースクールのことについて、
少し書かせていただきたいと思います。

毎年夏に行われるSPACシアタースクールは、
週1回のお休み以外は、本番まで毎日稽古があります。
静岡県は横に長いとよく言われますが、
今年は西は湖西市、東は三島市から、中高生43名が元気に通ってきてくれています。
静岡市内でも1時間近くかけて自転車で通ってきてる子もいます。

稽古は午後からですが、中高生は忙しく、
午前中に部活や、学校の補習を受けてから稽古に駆けつける!
なんて子も多くて、ハードな毎日をこなしています。
中には部活をかけもちしているなんて話も聞きますし、
今の時期は高校野球の応援もあって、
1年生は必ず球場まで応援に行くそうですよ。

稽古2日目の19日には、トレーニングで使う発声や、セリフの書かれたプリントが配られました。

『マクベス』、『トゥーランドット』、母音の練習…。
(うぅ、難しい…。)
そしてSPAC俳優たちと同じくスズキ・トレーニング・メソッド(※前芸術総監督鈴木忠志が考案した俳優訓練法)もやります。
シアタースクールは始まったばかりですが、
何度も参加して慣れた子たちは、ビシッときまってかっこいいです。
まさに子ども版SPACといった感じですが、
夏休みに子どもたちがひとつの劇団をつくって発表すると言うと、
シアタースクールのイメージが湧いてくるかもしれません。

Facebookやブログなどでも、
稽古の様子を日々アップしていきますので、彼らの成長を楽しみにしていてください。
詳細はこちら


2014年7月7日

<制作部よもやまブログ#78>自由に書いていいと言われたので、自由に書きました。

みなさんこんにちは。
SPAC写真部の中尾です。
間違えました。
SPAC制作部の中尾です。
「よもやまブログ」初めてなので、間違えました。

巷はワールドカップアヴィニョン演劇祭の話題で持ちきりですが、
たまには制作のお仕事の話でもしようかと思います。

「制作って何をやる仕事なのですか?」
はい、これが一番困る質問です。
私の場合何と答えるかというと、
「なんでも。」
または、
「演出がいるでしょ?
 劇作家がいるでしょ?
 俳優がいるでしょ?
 舞台監督、大道具、音響、照明、衣裳なんかの技術スタッフがいるでしょ?
 それ以外、全部。」
極端な言い方ですけどね。
企画、渉外、宣伝、広報、記録、総務、会計、券売、窓口、受付、案内、連絡、進行……などなど。
中には演出(助手)、劇作(文芸)、俳優、各技術を兼ねる人までいたりします。
あげたらキリがない。
各劇場、各劇団、各会社、実に様々な職能を持つ制作さんがいらっしゃいます。
最初から別の職業として働いていた人もいれば、
制作として働くうちに、得意分野として特定の職能を伸ばす方も。
そこも様々です。
因みに、私が制作の仕事上伸ばした職能のひとつが、「写真」です。
はい、ここでやっと冒頭の前フリに繋がります。
長かったですね、すみません。

制作の重要な仕事のひとつに「記録(の管理)」があります。
宣伝用だったり、資料用だったり、特に写真を使う機会は多いです。
「インターネット」が急速に進化を遂げている昨今は、富に使用機会が増えています。
上演作品の記録写真としては、プロのカメラマンさん(舞台写真専門の方もいるのです)に頼むことが多いのですが、
それ以外の場合、特にワークショップや小規模のイベントなどは、わざわざプロのカメラマンさんに頼みません。
大抵の場合、制作が自分でやることになります。
そして、写真を撮り続けるうちに、何かに目覚めてしまう人が、たまにいます。
はい、私です。

制作の仕事を始めたばかりの頃は、ろくなカメラも持っていなかったのですが、
自分の関わる舞台を撮り続けるうちに(多い時は月に10本以上の舞台写真を撮っていたこともあります)、
気が付けば写真道の、割りと引き返せないところまで進んでいました。
ちゃんと習ったことがないので、全て我流ですが。



<最近、撮影機材を自作するようになりました。芸術総監督は最早笑ってみています。>

また冒頭に戻りますが、SPACに正式な部署としての「写真部」は存在しません。
SPAC内有志が勝手に名乗っているのが「SPAC写真部」です。
この場合、「部」は「部活動」の「部」です。
制作部だけでなく、創作技術部にも部員がいます(むしろそちらのほうが多かったりする)。
仕事としてSPAC絡みの写真を撮った場合、個人署名は基本的にしないので、
みなさんがこれまで目にしたSPAC写真の中に、実は私が撮った写真が結構あるかもしれません。
折角なので、去年の後半くらいから最近まで、適当にピックアップしてまとめたものを、
ご覧いただきましょう。

適当にまとめすぎて、何が何やら
<適当にまとめすぎて、何が何やら>

あ、すみません。
興が乗って、一部初出しの写真を混ぜてしまいました。
使われなかったのが、寂しくて。
全部何の写真か分かったら……え、嘘でしょ!?こわい。

まとめ。
このように、本筋の仕事とはちょっと離れたところで技能を磨く機会が転がってるのも、
「なんでも屋」制作仕事の面白いところだと、私は思っています。
もし制作をやってみたいと思う人がいたら、
何をやれば良いのかではなく、
何をやりたいのかで考えると、
良いですよ。
その方が、楽しい。

余談。
そういえばこんなものも作りました。


<SPAC秋のシーズン2012『病は気から』予告編>

撮影・編集、私。
結構大変でした。

あ、あと野外用整列看板の嵩上げ土台も、設計・製作、私。
廃材を利用して作りました。
大工仕事は好きです。

こうなると最早、何やってる人だかよくわからないですね。
ええ、よく言われます。
楽しいです。


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