ふじのくに野外芸術フェスタ
およそ千年の歴史を持つといわれているベトナムの民俗芸能「水上人形劇」。数多くある劇団の中でも、ハノイ市内にあるタンロン水上人形劇場は1969年に設立以降、発展を続けてきたベトナム最高峰の劇団である。ベトナム国内での公演のみならず、海外での評価も高く、日本も含めこれまで40カ国以上の国で公演を行ってきた。舞台に見立てた水面上に農村の生活風景をはじめ、鳳凰や龍、仙女の舞、伝説や神話などが、きらびやかに、時に滑稽に、次々と繰り出される。
公演情報 |
人形劇/ベトナム
【清水港公演】
日時:6/28(金)17時30分開演、29(土)14時/17時30分開演
会場:清水マリンパーク イベント広場
清水港は、日本のほぼ中心に位置した港です。市民の生活圏と隣接しており、古くから市民の「憩い・交流」の場として親しまれてきました。また、複合商業施設や観光船発着場もあり、多くの人々で賑わっています。
JR清水駅または静岡鉄道新清水駅下車、「波止場・フェルケール博物館」バス停下車徒歩5分
主催:静岡県、SPAC-静岡県舞台芸術センター
協賛:鈴与グループ、清水港湾博物館(フェルケール博物館)
協力支援:静岡市
【富士宮公演】
日時:6/30(日)15時/16時30分開演
会場:神田川ふれあい広場 (富士山本宮浅間大社内)
富士山本宮浅間大社は、富士山を神として祀った全国に多数ある浅間神社の総本宮とされ、境内には溶岩の間から湧出した地下水が池となった湧玉池(国特別天然記念物)があります。
JR身延線富士宮駅から徒歩15分
主催:静岡県、SPAC-静岡県舞台芸術センター
協力:富士宮市
上演時間:約45分
■チケット料金:無料
※雨天時は客席に屋根を設置します。(荒天の場合中止)
スタッフ/キャスト |
出演:ハノイ・タンロン水上人形劇場
ふじのくに野外芸術フェスタ
富士山の雄大な姿は、周辺の風景とあわせた美しい展望も加わり、古くから信仰の対象であり、多くの芸術作品を生む母胎ともなってきました。
静岡・山梨両県及び関係市町村等は、富士山の文化や自然、美しい景観を人類共通の財産として後世に継承していくため、富士山の世界文化遺産登録に向けた取組を進めています。
そして、いよいよ、2013年6月にカンボジアで開催される第37回世界遺産委員会において登録の可否が審議されます。
今回、「ふじのくに⇔せかい演劇祭2013」と同時開催される「ふじのくに野外芸術フェスタ」では、富士山本宮浅間大社内(富士宮市)と、富士山を背景に臨む清水港(静岡市)、グランシップ広場(静岡市)を会場に、舞台芸術を通じて富士の魅力を世界に発信します。