<演出家プロフィール>
宮城聰(みやぎ・さとし)
1959年東京生まれ。演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡辺守章・日高八郎各師から演劇論を学び、90年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出は国内外から高い評価を得ている。2007年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、また、静岡の青少年に向けた新たな事業を展開し、「世界を見る窓」としての劇場づくりに力を注いでいる。代表作に『王女メデイア』『マハーバーラタ』『ペール・ギュント』など。04年第3回朝日舞台芸術賞受賞。05年第2回アサヒビール芸術賞受賞。
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ふじのくに野外芸術フェスタ
日本最古の歴史書である「古事記」から、静岡にも縁の深い「草薙の剣」の物語を、SPAC俳優たちの楽器生演奏とともに華麗に紡ぎだした宮城聰演出作品。
初演:富士山静岡空港「石雲院展望デッキ」 SPAC特別記念パフォーマンス『古事記!! エピソード1』
公演情報 |
■公演日時
6/30(日) 15時50分開演
■会場
神田川ふれあい広場 (富士山本宮浅間大社内)
富士山本宮浅間大社は、富士山を神として祀った全国に多数ある浅間神社の総本宮とされ、境内には溶岩の間から湧出した地下水が池となった湧玉池(国特別天然記念物)があります。
JR身延線富士宮駅から徒歩15分
スタッフ |
演出:宮城聰
音楽:棚川寛子
主催:静岡県、SPAC-静岡県舞台芸術センター
協力:富士宮市
ふじのくに野外芸術フェスタ
富士山の雄大な姿は、周辺の風景とあわせた美しい展望も加わり、古くから信仰の対象であり、多くの芸術作品を生む母胎ともなってきました。
静岡・山梨両県及び関係市町村等は、富士山の文化や自然、美しい景観を人類共通の財産として後世に継承していくため、富士山の世界文化遺産登録に向けた取組を進めています。
そして、いよいよ、2013年6月にカンボジアで開催される第37回世界遺産委員会において登録の可否が審議されます。
今回、「ふじのくに⇔せかい演劇祭2013」と同時開催される「ふじのくに野外芸術フェスタ」では、富士山本宮浅間大社内(富士宮市)と、富士山を背景に臨む清水港(静岡市)、グランシップ広場(静岡市)を会場に、舞台芸術を通じて富士の魅力を世界に発信します。