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2021年1月16日

夜叉ヶ池 関連企画

『天守物語』上映会

演出:宮城聰 作:泉鏡花
「ふじのくに⇄せかい演劇祭2011」のラインナップとして、
舞台芸術公園 野外劇場「有度」にて上演した際の映像です。

9月30日(日)16時30分
10月6日(土)13時30分 上映開始
<9月30日の台風17号接近により、上映日時を延期いたしました。
詳しくはこちら

上映時間:65分
会場:舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」
チケット料金:500円(要予約)
電話、窓口、WEBにてチケット好評受付中!


    (こちらをクリックしてください)

    <無料チャーターバス>
    往路 16:00劇場発→16:10公園着
        12:45東静岡駅→13:00舞台芸術公園
    復路 18:00公園発→18:15東静岡駅経由→18:25静岡駅着
        15:00舞台芸術公園→15:10静岡芸術劇場前→15:15東静岡駅→15:25静岡駅
    ※『天守物語』上映会、『夜叉ヶ池』公演は続けてご覧いただけます。

    【参考①】
    ふじのくに⇔せかい演劇祭2011『天守物語』公演情報

    【参考②】
    ★SPAC路上パフォーマンス〜天守物語〜の模様
    静岡駅北口地下広場イベントスペース 2011年5月28日


    【参考③】
    ★『天守物語』劇評をこちらからご覧いただけます。
    若林幹夫氏、奥原佳津夫氏 

    9月30日は『夜叉ヶ池』キモノ鑑賞デー

    ★前日までに公演チケットをご購入・ご予約いただいた方、当日キモノでのご来場で特典プレゼント!
    ★さらに!当日券:キモノでのご来場で通常4,000円が3,500円に!
    詳細はこちらをご覧ください

    「アーティスト・トーク」

    9月29日(土)、10月6日(土)の終演後に宮城聰(演出)とゲストによるアーティスト・トークを行います。
    9月29日(土):ゲスト 甲賀雅章大道芸ワールドカップin静岡プロデューサー)
              司会:横山義志(SPAC文芸部)
    10月6日(土):ゲスト 加納幸和劇団「花組芝居」座長)
              司会:柾木博行(演劇評論家・シアターアーツ編集長)

    「カフェ・シンデレラで逢いましょう!」

    終演後に、お客様が出演者と交流できる「カフェ・シンデレラで逢いましょう!」を開催します。

    『夜叉ヶ池』バックステージツアー

    9月30日(日)15時45分スタート(予定)
    会場:静岡芸術劇場
    案内人:SPAC創作技術部
    案内時間:45分(予定)
    参加無料(要予約)
    定員:40名 *ご好評につき、定員に達しました。

    静岡から社会と芸術について考える合宿WS

    10月6〜8日にかけて「静岡から社会と芸術について考える合宿WS」を開催いたします。
    詳細はこちらをご覧ください。

写真:天守物語

写真:バックステージツアーの様子

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2021年1月16日

夜叉ヶ池

夜叉ヶ池の秘密に近づき、失踪した東大生。
その足跡を追う友人が見た真実とは―
泉鏡花が母=自然への思慕の念を昇華させた、
人と異界のちぎりの物語!

演出:宮城聰

作 :泉鏡花

音楽:棚川寛子
舞台美術:深沢襟
衣裳:竹田徹

出演:永井健二、布施安寿香、奥野晃士、たきいみき、春日井一平、木内琴子、黒須芯、桜内結う、鈴木真理子、大道無門優也、中野真希、牧野隆二、三島景太、吉植荘一郎、若宮羊市

公演情報

静岡芸術劇場

9月29日(土)16時開演、30日(日)14時開演、10月6日(土)16時開演

上演時間:90分

◎「アーティスト・トーク」
9月29日(土)、10月6日(土)の終演後に宮城聰(演出)とゲストによるアーティスト・トークを行います。
9月29日(土) ゲスト:甲賀雅章大道芸ワールドカップin静岡プロデューサー) 司会:横山義志(SPAC文芸部)
10月6日(土) ゲスト:加納幸和劇団「花組芝居」座長)
          司会:柾木博行(演劇評論家・シアターアーツ編集長)
◎「カフェ・シンデレラで逢いましょう!」
終演後に、お客様が出演者と交流できる「カフェ・シンデレラで逢いましょう!」を開催します。
◎『夜叉ヶ池』キモノ鑑賞デー(詳細はこちら)
★前日までに公演チケットをご購入・ご予約いただいた方、当日キモノでのご来場で特典プレゼント!
★さらに!当日券:キモノでのご来場で通常4,000円が3,500円に!

関連企画の詳細はこちら

泉鏡花×宮城聰。舞台の醍醐味が凝縮されたSPACの人気作品!

大正初めの山深い村里を舞台に、神・霊・妖怪・伝説が織りなす美しい幻想世界を描いた、泉鏡花の傑作戯曲『夜叉ヶ池』を、SPAC芸術総監督・宮城聰が壮麗に描いた本作。現代演劇としてのクオリティの高さはもちろん、“お芝居”の醍醐味を楽しめるSPACの人気作品です。美しく艶やかな衣裳、舞台に満ち心を揺さぶる棚川寛子の音楽と俳優たちの生演奏、迫(せ)りや紗幕(しゃまく)など、演劇専門の劇場ならではの仕掛けを駆使した演出は、観客の目と耳を捉えて離しません。また俳優ひとりひとりの個性が際立つ、魅力的な作品でもあります。「ふじのくに⇔せかい演劇祭2011」でも上演され絶賛を博した『天守物語』とともに、鏡花作品を心躍る舞台に昇華させた本作にご期待ください。

あらすじ

京大の教授・山沢学円は、訪れた山奥の村で、美しい孤児の娘・百合と出逢う。彼女と共に暮らしていたのは、2年前から行方不明の学友・萩原晃であった。その昔、村人たちは夜叉ヶ池の竜神とある約束を交わしていた。「日に三度の鐘をつくこと。さもなければ竜神は池を飛び出し、大水で村を池の底に沈めてしまう…。」その伝説を聞いた萩原は、百合と村の人々を守るために、鐘つきの老人からその役目を引き継いでいたのだ。一方、夜叉ヶ池の主・白雪姫は、山向こう千蛇ヶ池の若君に恋をしていた。先祖代々の約束により池を離れられない白雪姫は、恋しい人に会いたい一心で鐘を壊そうとするが……。そんな中、日照りが続いた村では、村人たちが百合を生贄に雨乞いをしようと企んでいた。

中高生鑑賞事業公演


SPACでは静岡県の中高生のための公演を行っています。
一般のお客様もご観劇いただけます。
9月25日(火)、10月1日(月)、2日(火)、3日(水)、4日(木)、5日(金)
各日13時30分開演
※このほか、磐田市での鑑賞事業もございます。
※9月25日の『夜叉ヶ池』鑑賞事業公演は、学校側の事情により、公演中止となりました。

チケット情報


  • チケット好評発売中!
    チケット料金
    一般4,000円/大学生・専門学校生2,000円/高校生以下1,000円
    ☆SPACの会特典のほか、ゆうゆう割引、早期購入割引、みるみる割引、ペア/グループ割引料金があります。
    ※鑑賞事業公演の一般販売は電話・窓口のみでのお取り扱いになります。
    (限定数販売/お問い合わせはSPACチケットセンターまで)

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宮城聰
Satoshi MIYAGI
1959年東京生まれ。演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡邊守章・日高八郎各師から演劇論を学び、90年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出は、国内外から高い評価を得ている。07年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、また、静岡の青少年に向けた新たな事業を展開し、「世界を見る窓」としての劇場づくりに力を注いでいる。代表作に『天守物語』『王女メデイア』『マハーバーラタ』『ペール・ギュント』など。04年第3回朝日舞台芸術賞受賞。05年第2回アサヒビール芸術賞受賞。

2019年5月11日

オフェリアと影の一座

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<SPACシアタースクールとは>

SPAC – 静岡県舞台芸術センターでは、専属劇団による舞台作品の創造・公演とともに様々な人材育成・支援活動を行なっています。
そのひとつである<シアタースクール>は2007年にスタートし、今年で6年目を迎えました。SPACの俳優らによる指導のもと、県内全域から集まった子どもたちが身体や声に関する様々なプログラムに取り組み、その成果を劇場で発表しています。
今回集まった小学6年生から高校2年生までの40人が挑むのは、SPAC版『オフェリアと影の一座』。約一か月間にわたる稽古で、発声、スズキ・トレーニング・メソッド(SPAC前芸術総監督鈴木忠志が考案した俳優訓練法)、楽器演奏やダンスを通して「舞台に立つためのからだづくり」を学び、発表会に臨みます。自分自身の「からだ」や「こえ」を意識することや、周りの人と真剣に向き合うことは、人それぞれの感じ方や考え方の違いに気づくことにつながります。
稽古場そして劇場は、自分自身と出会い、他者と交流する場です。そして人々の「違い」に光を当て、「違いを楽しむ」場でもあります。一か月の稽古を通してぐんと大きくなった参加者たちが全身をいっぱいに使って創りだす『オフェリアと影の一座』。40名全員が舞台上でみせる輝きを、ぜひご覧ください。

公演情報

■公演日時
8月12 日(日) 13 時30分開演/17時開演

■会場
静岡芸術劇場

チケット情報

チケット前売り開始:7月29日(日)10:00

  • 一般 1,000円
    高校生以下 無料
    ○高校生以下のチケットのお取り扱いは電話予約もしくは窓口販売のみとなります。
    ○発表会当日の受付は開演1時間前からとなります。
    ○当日、受付にてチケットをご提示いただいた順に整理番号をお渡しいたします。
    ○当日精算の方は、受付が混雑した場合、整理番号が遅くなることがありますのでご了承ください。
    ○小学生未満の方のご入場は保護者同伴とさせていただきます。また、小さなお子様と一緒にご観劇いただける親子室もご利用いただけます。ご希望の方はご予約時にお伝えください。
    ○グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスがあります。ご希望の方は公演の一週間前までにご連絡ください。お申込み:SPACチケットセンターTEL.054-202-3399
    ※対象は2歳以上の未就学児のお子様に限ります。定員になり次第、締め切らせていただきます。
    ○当日券は、残席がある場合のみ販売いたします。(発表会当日、お電話にてご確認ください。)

    STAFF / CAST

    演出・構成:中野真希

    原作:ミヒャエル・エンデ『オフェリアと影の一座』(矢川澄子 訳/岩波書店 刊)
    Dramatization rights arranged by Verlag für Kindertheater, Hamburg

    出演:静岡県内の小学6年生から高校2年生までの40 名

    主催・問い合わせ先:SPAC – 静岡県舞台芸術センター
    ふじのくに芸術祭共催事業

2019年4月27日

タカセの夢 ワーク・イン・プログレス Le Reve de Takase

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新生スパカンファン、始動!

希望の伝道師メルラン・ニヤカムと
静岡の中高生の出会いから生まれた、
類い稀なコンテンポラリー・ダンス

2010年よりスタートしたSPAC-ENFANTS(スパカンファン)プロジェクトは、SPAC-静岡県舞台芸術センターが、フランスを拠点に国際的な活動を展開する振付家・ダンサーのメルラン・ニヤカム氏を迎え、静岡の中高生とともに「世界中の子どもたちが未来への希望を取り戻すことができるダンス」をコンセプトに新しい舞台を創造する国際共同制作プロジェクトです。ニヤカムの瑞々しいまでに純潔な精神を静岡の中高生が思いっきり体現し、芸術表現へと昇華させることで世界に通用するクオリティーをもったダンス・パフォーマンスを目指します。
2010年夏、静岡芸術劇場にて初演、県内東部、西部でのツアー公演を行い、2011年には国際演劇祭「ふじのくに⇄せかい演劇祭2011」に参加、さらに東京公演を成功させました。3年目となる今回は新たなメンバーを加えて、2年間の長期プロジェクトとして拡大、第一期となる今夏は、稽古の成果をワーク・イン・プログレスとして公開します。
子どもたちが切り拓く希望の<聖域>-。『タカセの夢』にご期待ください。

※ENFANTS=フランス語で「子どもたち」の意。
※ワーク・イン・プログレス=創作段階の作品を試験的に公開すること。

東京公演感想

・あたたかい太陽に照らされて子供たちが踊るようだった。作品の出来がどうとか、踊りがどうとか、そんなことどうでもよくなるほどの肯定に充ち満ちている。うん、だいじょうぶ、踊っていいんだよね!
・無条件のいい涙が流れた。舞台表現ってやっぱりすごくいい。
・あの子たちはこれからどんなモノにも変身できそうだ。
・この時期からこのレベルの表現が出来るこの子達は今後どうなっていくんだろう。ただただ圧倒されました。
・身体を動かすことの喜びが、見ている者にすら伝わってくる。
・もしかしたら我々は新しい「春の祭典」の誕生に立ち合ったのかもしれない。
・作品に奉仕しないダンス(身体)の輝き。でもそれは単なる若い身体の輝きを観るのとは違う。
・決して大人には真似のできない心身の透明感と無尽蔵のエネルギーを舞台いっぱいに繰り広げる感動的な作品。
(2011年8月 シアタートラム)Twitterより

公演情報

■公演日時
2012年9月1日(土)・2日(日) 各日14:30開演

上演時間:75分(予定)
○終演後に、メルラン・ニヤカム(振付・演出)、出演者によるアーティスト・トークを行います。

■会場
舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」

チケット情報

チケット前売り開始:8月5日(日)10:00
SPACの会先行予約開始:7月29日(日)10:00

  • 一般 2,000円
    大学生・専門学校生 1,000円
    高校生以下 500円
    当日券 公演当日の開演1時間前より、会場となる劇場の受付にて販売します。
    ※当日券の有無を公演当日必ずお電話もしくはtwitter(@_SPAC_)でお確かめください。

STAFF / CAST

演出:メルラン・ニヤカム

出 演:スパカンファン(静岡県の中高生10名)
秋山実優、朝羽愛純、石垣繭子、井原未来、桐部結、髙瀬竣介、田中香帆、
永田茉彩、宮城嶋静加、吉田燦

振付アシスタント:木野彩子

音響デザイン:山貫憲彦

映像:ニシモトタロウ

装置デザイン:鈴木理恵

振付・演出

メルラン・ニヤカム Merlin Nyakam  振付家、ダンサー、歌手、俳優
ラ・カルバス・カンパニー 主宰 (Compagnie La Calebasse)
14歳でカメルーン国立バレエ団に入団。16歳で主席ダンサーに登りつめる。1990年に「ラ・カルバス・カンパニー」を立ち上げ、91年に金の穂賞、最優秀ダンサー賞などを受賞。92年よりフランスに拠点を移し、様々な振付家の作品に出演。97年より、フランスで絶大な人気を誇るモンタルヴォ・エルヴュ・カンパニーに参加。2007年、2008年、SPAC主催の「Shizuoka春の芸術祭」に参加。2010年より、静岡の子どもたちとともにダンス作品を創造するSPACとの共同制作プロジェクト「SPAC-ENFANTS」(スパカンファン)で振付・演出を手がける。

振付アシスタント

木野彩子(きの・さいこ)
ダンサー、振付家。“Edge”で「Yokohama solo duo competition 2003 横浜市芸術文化振興財団賞」を受賞。中高、大学での教員歴、英・仏でのカンパニーダンサー歴を経て現在は神奈川と札幌をベースに、ワークショップを発展させた作品制作を続けている。
http://saikino.blogspot.jp/

音響デザイン

山貫憲彦(やまぬき・のりひこ)
作曲家・編曲家・録音技術者、Grooveasia Records主宰。フジサンケイグループ国際オーディション番組“AsianBagus”グランプリ受賞。多国籍ユニット“ASIABEAT”、和太鼓スクール“TAIKO-LAB”でも活動を展開。

映像

ニシモトタロウ
ラララ研究所代表・ディレクター・アーティスト。国内外の様々なコンテンポラリー・ダンスや、舞台・音楽シーンなどで空間を使った映像表現を行う。女子美術大学及び阿佐ヶ谷美術専門学校の非常勤講師。www.LaLaLaLab.com