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2022年5月31日

ミス・ナイフ、オリヴィエ・ピィを歌う

大人のクリスマスへ、ようこそ。

現代フランスを代表する劇作家・演出家オリヴィエ・ピィ。
知る人ぞ知る超大物文化人が、
幻の歌姫ミス・ナイフとなって贈るシャンソン・ライブ。
これぞまさに、一晩限りの「大人のクリスマス」!

公演情報

 
1223日(火・祝) 17:00開演
静岡芸術劇場
上演時間:約90分 歌詞:フランス語/日本語字幕付き

☆終演後に、レセプション・パーティ「オリヴィエ・ピィ&宮城聰と語らうクリスマスの夕べ」を開催します。詳細はこちら
 
作詞: オリヴィエ・ピィ
作曲: ステファヌ・リーチ、ジャン=イヴ・リヴォー
出演: オリヴィエ・ピィ(歌)
    ジュリアン・ジョリー(ドラム)
    オリヴィエ・ベルナール(サックス、フルート、クラリネット)
    ステファヌ・リーチ(ピアノ)
    セバスティアン・メール(コントラバス)
 
字幕・通訳: 芳野まい
 
製作: レ・ヴィジトゥール・デュ・ソワール
共同製作: オデオン座=ヨーロッパ劇場
助成: アンスティチュ・フランセ パリ本部 
後援: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

作品について

Who is Miss Knife? ミス・ナイフって誰?
現代フランスを代表する劇作家・演出家オリヴィエ・ピィのもうひとつの夜の顔。古めかしいフェイクジュエリーや羽根飾りを派手に纏い、ハイヒールで歌うその姿は、往年のマレーネ・ディートリッヒを思わせもする。自身の作詞で歌うのは、うまくいきそうでいかなかった愛、裏切られた希望、踏みにじられた夢、混乱した快楽… アイロニカルにして魅力あふれる詩とメロディーは、いつしか聴き手を優しく包み込み、かつて見失った世界との再会へと誘う。
 

「男の子がミス・ナイフとなるまで」

 ぼくが女装できたのは、すごく小さい時から自分のことをよく分かっていたからだ。いろんな闘いで矢羽根折れてしまったら、その羽根をお尻につけてみるしかない!男であるという苦しみを、なんとかしたかったんだ。去勢のまねごとにならないような形で、男性の欲望というものを厄介払いしたかった。だから女性に、ミス・ナイフに変身してみたんだ。これはあらゆる意味で、夢の産物になっている。ぼくがミス・ナイフを気に入っているのは、ぼくがこれまで出会ってきた女性、憧れた女性、想像してみた女性の姿のすべてがそこに反映されているからだ。
 ぼくは洋服屋さんで育った。そこではお母さんが縫い物をしたり、生地を裁ったりしていた。宝石も大好きだった。ミス・ナイフもその遺産を受け継いでいて、しょっちゅうお色直しをしたりするし、宝石もジャラジャラ身につけている。ぼくには、今の女優たちは自分の女性らしさを受け入れるのに苦労しているように見える。女優は失敗した男の子みたいになっている。きっとそれは、演劇の演出家の圧倒的大多数が男だからなのかも知れない。男の演出家は女性の欲望の方に行く術を知らないから、女の子を男の子の枠にはめてしまうんだと思う。いずれにしても、ぼくにとっては、このキャバレーの女歌手というキャラクターを作り上げて、ミス・ナイフになるということは、当たり前のことだった。これは自分のなかの一番深いところにあったものなんだ。ぼくはミス・ナイフを演じたことはない。ミス・ナイフはぼく自身の一部だったんだから。ミス・ナイフはぼくだったんだ。女装している時には、自分の性的アイデンティティはどうでもよかった。異性の格好をする時には、性的アイデンティティは関係なくなるんだ。

オリヴィエ・ピィ
(ロール・アドレル『フェミニズム宣言』より、2011年、Autrement社)

チケット

一般:5,000円 
ペア割引:9,000円 [ペアチケット(2枚)]
学割:3,000円  [大学生・専門学校生以下]
  ※公演当日、学生証をご提示ください。

障がい者割引:3,000円  [障害者手帳をお持ちの方]
  ※同伴者1名様は無料となります。

◎各種割引を組み合わせてのご利用はできません。
◎割引をご利用の際は、必ずご予約時にお知らせください。
◎乳幼児の客席へのご入場はご遠慮ください。
◎SPACの会個人・ゆうゆう会員特典のご招待対象外となります。
 会員割引はご利用いただけます。

◆SPACの会会員先行予約受付開始:9月28日(日)10:00
◆チケット前売り開始:10月5日(日)10:00

電話予約:SPACチケットセンター
TEL.054-202-3399 (受付時間:10:00〜18:00)

ウェブ予約

窓口販売:12月1日(月)開始*
静岡芸術劇場チケットカウンター(受付時間 10:00〜18:00)
*グランシップのスレート安全対策改修工事等による静岡芸術劇場の休館に伴い、11/30(日)までSPACチケットセンターの窓口業務はお休みさせていただきます。12/1(月)より営業を再開いたします。ご了承ください。

セブン‐イレブンでの販売:店内のマルチコピー機をご利用ください。

当日券:残席がある場合のみ、開演1時間前より静岡芸術劇場受付にて販売します。
※当日券販売の有無を、公演当日に必ずお電話もしくはTwitter(@_SPAC_)でお確かめください。

【託児サービス】
グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスをご利用いただけます。
・お預かりできるのは、2歳以上の未就学のお子様に限ります。
・お預かり時間は、公演開演30分前から終演までです。
・お預かり場所は、グランシップ1階託児室です。
※託児をご希望の方は公演1週間前までにお申込みください。
 お申込み先:SPACチケットセンターTel.054-202-3399

『ミス・ナイフ、オリヴィエ・ピィを歌う』日本公演記念
「オリヴィエ・ピィ&宮城聰と語らうクリスマスの夕べ」
開催決定!


右:オリヴィエ・ピィ 左:SPAC芸術総監督・宮城聰 今年7月フランス・アヴィニョンにて

『ミス・ナイフ、オリヴィエ・ピィを歌う』一夜限りの日本公演を記念し、公演終演後、SPAC芸術総監督宮城聰とともにオリヴィエ・ピィ氏を囲むレセプション・パーティを開催させていただくこととなりました。ピィ氏は2013年より世界最大の演劇祭であるアヴィニョン演劇祭のディレクターに就任し、フランスを代表する文化人として、今や演劇界からのみならず、世界の注目を集める方です。
 詩人でもあるピィ氏自ら作詞のシャンソンを劇場で堪能した後は、フランス・日本の芸術文化の交流の場に、ぜひご参加ください。

日時:12月23日(火・祝)19時開始予定
場所:レストラン「オアシス」(グランシップ1階/静岡芸術劇場隣り)
会費:お一人様 4,000円(お飲み物と軽食をご用意した立食形式となります。会場受付でお支払いいただきます。)

ご予約:SPACチケットセンター(10:00〜18:00)TEL.054-202-3399

※通訳あり。
※お気軽にご参加いただける会でございますので、カジュアルな服装でお越しください。


多くの方のご参加、心よりお待ちしております。


【NEW】 トレーラー3

トレーラー2

トレーラー1

 
↑画像をクリックすると拡大できます。

オリヴィエ・ピィ Olivier Py
劇作家、演出家、俳優。1965年、南仏グラース生まれ。87年にパリ国立高等演劇学校(コンセルヴァトワール)に入学、並行してカトリック学院で神学と哲学を学ぶ。98年から2007年までオルレアン国立演劇センターを指揮、同年3月から12年までオデオン座の芸術総監督を務める。13年、フランス・アヴィニョン演劇祭のディレクターに就任。SPACではこれまでに『イリュージョン・コミック―舞台は夢』『若き俳優への手紙』(08年)、『グリム童話』3部作(09年)、「オリヴィエ・ピィの『<完全版>ロミオとジュリエット』」(12年)を上演。

↑画像をクリックすると拡大できます。

☆SPAC文芸部・横山義志による紹介ブログ
鏡の前で口紅を塗ってみたころ
〜オリヴィエ・ピィ『ミス・ナイフ』のこと〜

https://spac.or.jp/blog/?p=17890

2019年12月26日

グスコーブドリの伝記

宮城聰が山崎ナオコーラとタッグを組み、
日本の国民的作家に挑む!
激動の時代を生き抜いた宮沢賢治、
自伝的童話に込めた切実な願いとは!?


演出:宮城聰
作:宮沢賢治
脚本:山崎ナオコーラ
ドラマトゥルク:西川泰功
音楽:棚川寛子

出演:
美加理、阿部一徳、池田真紀子、大内米治、
木内琴子、大道無門優也、本多麻紀、森山冬子、
山本実幸、吉植荘一郎、渡辺敬彦
 

7.美加理_IMG_9267_2web_s
 美加理
 グスコーブドリ
 
 
1.阿部一徳_IMG_9240_2web_s
 阿部一徳
 グスコーナドリ
 ペンネンナーム
 
2.池田真紀子_IMG_9328_2web_s
 池田真紀子
 となりの席の学生
 タチナの男2
 
3.大内米治_IMG_9286_2web_s
 大内米治
 目の鋭い男
 タチナの男1
 
4.木内琴子_IMG_9412_2web_s
 木内琴子
 サリ
 パン屋
 
5.大道無門優也_IMG_9399_2web_s
 大道無門優也
 赤ヒゲ
 タチナの男3
 
6.本多麻紀_IMG_9388_2web_s
 本多麻紀
 ネリ
 
 
8.森山冬子_IMG_9360_2web_s
 森山冬子
 おじいさん
 看護師
 
9.山本美幸_IMG_9305_2web_s
 山本実幸
 同僚
 
 
10.吉植荘一郎_IMG_9343_2web_s
 吉植荘一郎
 てぐす工場主
 
 
11.渡辺敬彦_IMG_9249_2web_s
 渡辺敬彦
 クーボー大博士
 
 

*スタッフはこちら

作品について

演出家・宮城聰は、宮沢賢治作品の初演出となる今回、等身大の人形を駆使し、変幻自在の劇世界を追求します。初の演劇台本に挑む小説家・山崎ナオコーラとともに、異色のコラボレーションが実現しました。詩人、童話作家として有名な宮沢賢治は、地質学や土壌学の専門家でもあり、貧困を極めていた当時の農民と生活をともにし、収穫量を改善しようと奮闘しました。『グスコーブドリの伝記』は、そんな賢治の人生が反映された物語。「人間は自然とどう向き合うべきか」という難問を身をもって体験する主人公を描いています。先鋭な問いを投げかける名作童話の可能性を見つめ直します。
 
<あらすじ>
きこりの息子・グスコーブドリは、妹のネリと仲良く暮らしていたが、深刻な冷害で両親を失い、蚕の繭から糸をとるてぐす工場で働く。火山の噴火で里へ出て、山師・赤髭と沼ばたけの仕事に精を出すが、日照りが続き、やむなく街へ出ることに。クーボー大博士の講義を受け、火山局の職を得ると、噴火の被害を防いだり、干ばつ対策で雨を降らせたり、仕事に熱中するが、幸せの日々は束の間、再び冷害が到来する。被害を最小限にとどめるため、ブドリは立ち上がる。
 

なぜ、いま『グスコーブドリの伝記』か

いま、火山の噴火をテーマに作品をつくることは容易ではありません。「不用意な表現で、被害にあった方の心を傷つけてしまいやしないか」という心配が先に立ちます。さらに、芸術というものは、広い意味で「人を楽しませる」ものであり、いま火山の噴火という題材で芸術を提供するのは「不謹慎」ではないか、という考えも浮かびます。
しかし(そもそも人類の文明が河川の氾濫する地域から生まれたように)、自然の脅威という困難が目の前に立ち現れたときそれに触れることを避けるのではなく、その脅威についてよく考えることが人間に備わった力を磨くのだ、というのが宮沢賢治の考えだったのではないでしょうか。人間というのは、神の怒りを恐れてただ待っているだけの生きものではなく、こうして脅威と向き合うことで、やがて「脅威」を「恵み」に転じさせることができる存在なのだと、賢治は信じていたと思います。
宮沢賢治は、日本人にとって最大の脅威は火山であると考えて、人生の最後に、火山の噴火という問題と向き合う人物を主人公にした話を書いたのではないでしょうか。
そして同時に、人々がそれについて関心を持つためには、そこに「楽しさ」が必要であり、「楽しさ」がないものには人間は目を向けない、という現実的な認識を持っているところが賢治の凄さに違いありません。
『グスコーブドリの伝記』は、SF小説としての「楽しさ」を魅力として、日本に住む者が活火山という最も身近な脅威に目を向けることを願って書かれた、賢治の芸術的遺言だと思います。
賢治の願いに耳傾けるとき、いまこそ「『グスコーブドリの伝記』をやらないわけにはいかない」と感じます。

── 宮城 聰

公演情報

1月17日(土) 15:00開演     18日(日) 14:00開演
   24日(土) 15:00開演
   31日(土) 15:00開演   2月1日(日) 14:00開演

上演時間:1時間45分

静岡芸術劇場
 

 ★1月17日ご来場のお客様全員に“記念グッズ”をプレゼント!

◎平日の中高生鑑賞事業公演あり。詳細はこちら
◎特別プレイベントあり!詳細はこちら
◎アーティストトーク、バックステージツアーなど関連企画あり!詳細はこちら
◎東京、三島・沼津からの劇場往復バスあり!詳細はこちら
◎1月24日(土)に、グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスがあります。
◎チケット詳細はこちら

中高生鑑賞事業公演 「SPACeSHIPげきとも!」

SPACでは「劇場は世界を見る窓である」という理念のもと、静岡県内の中学生・高校生を対象に招待公演を行っています。一般のお客様もご観劇いただけます。


1月
13日(火)13:30、14日(水)13:30、15日(木)13:30、16日(金)14:30
19日(月)12:30、21日(水)13:30、22日(木)13:30、23日(金)13:30
26日(月)13:30、27日(火)13:30、28日(水)13:30、29日(木)13:30
30日(金)13:30
 
※鑑賞事業公演の一般販売は電話・窓口のみでのお取り扱いになります(現定数販売)。
 お問い合わせはSPACチケットセンターまで。

1月13日、16日、23日、28日、29日は一般販売はございません。

特別プレイベント

大澤真幸稽古見学会&トーク
「大澤真幸は『グスコーブドリの伝記』をこう読んだ!」

公演初日を目前に控えた新作の緊張感あふれる舞台稽古を公開!稽古見学のあとは、社会学者の大澤真幸によるトーク。独自の視点から“グスコーブドリの伝記”をとらえ、その魅力を語ります。
 
1月10日(土) 13:30〜16:00 静岡芸術劇場
参加無料/要予約 定員30名

プラスワン!関連企画

どれも気軽に参加できるものばかり。
SPAC初観劇の人もそうでない人もウェルカム。
観劇に「プラスワン」すれば
劇場体験が何倍にも楽しくなること間違いなし!
※一般公演にて実施
予約・お問い合わせ:SPACチケットセンター TEL.054-202-3399 (10:00〜18:00)
 
アーティストトークアーティストトーク
終演後、宮城聰(演出)とゲストによるアーティストトークを行います。
1月17日(土)
ゲスト:たいらじょう (人形劇俳優/演出家)
司会:横山義志 (SPAC文芸部)
 *たいらじょうホームページはこちら
1月24日(土)
ゲスト:小山真人 (静岡大学防災総合センター教授/専門は火山学、地震・火山防災など)
司会:西川泰功 (ライター・DARA DA MONDE編集代表)
 *小山真人ホームページはこちら
2月1日(日)
ゲスト:片山杜秀 (音楽評論家、思想史研究者)
司会:大岡淳 (SPAC文芸部)
 
プレトーク
開演20分前から、2Fカフェ・シンデレラにて開催。SPAC文芸部の大岡淳と横山義志が、よりおもしろく観劇できるちょっとしたポイントをご紹介します。
 
はじめての演劇鑑賞講座はじめての演劇鑑賞講座
演劇初心者におススメ。SPAC俳優の永井健二があらすじや演出のポイントなどをご紹介しつつ、観劇のお手伝いをいたします。終演後に舞台裏を見学するバックステージツアー付き。
1月17日(土)、24日(土) 13:30〜14:30
参加無料/要予約 定員20名
※対象年齢:12才以上(主に中高生対象) ※観劇が初めてでない方もご参加いただけます。
 
バックステージツアーバックステージツアー
「あの仕掛けはどうやって動かしているの?」「舞台裏を覗いてみたい!」そんなお客様の声におこたえして、SPAC創作技術部のスタッフが、日頃ご覧いただくことができない舞台裏をご案内します。
1月18日(日)、31日(土) 終演後
所要時間:約30分
参加無料/要予約 定員40名
 
カフェ・シンデレラで逢いましょう!カフェ・シンデレラで逢いましょう!
終演後、出演者との交流ができます。舞台衣裳をまとった俳優との記念写真や握手も!
 
 
 
 
 
《観劇体験を深める》ワールド・カフェ《観劇体験を深める》 ワールド・カフェ
参加者同士で感想をシェアしよう!観劇を通してどんなことを感じ考えたのか、それを自分の言葉にし、また他の人の言葉を聞くことによって、見えてくるものがあります。新しい物語を見つけにきてください。
1月17日(土) アーティストトーク終了後
所要時間:2時間 2Fカフェ・シンデレラ 参加費500円/要予約 定員40名
*ワールド・カフェとは・・・テーブルごとに小グループに分かれ、フォーマルな会議ではなくカフェのようなオープンな雰囲気の中で話し合いをする。メンバーチェンジを数度行うことで、多くの人と情報の共有ができ、また、そこから多くのアイディアが生まれたり、人間関係をつないだりする、創造的な話し合いの方法。

◆同時開催◆
静岡から社会と芸術を考える合宿ワークショップ vol.3
3回目の実施となる今年は「フェスティバルと私→たち」をテーマに、ちょっとガチ&かなりワクワクな3日間のワークショップを行います。(プログラムの中には上記のワールド・カフェも含まれます。)
1月17日(土)〜19日(月)
申込受付:11月9日(日)〜12月7日(日)
定員20名
※詳細はこちら

劇場直行往復バス

東京、三島・沼津から静岡芸術劇場までの劇場直行往復バスを運行いたします。
乗車条件:乗車日の『グスコーブドリの伝記』公演をご予約済みの方
往路集合時間:出発時刻の10分前
※東京バスの配車・乗務員配置は出発時刻の15分前を予定しております。

<東京バス>
1月17日(土)
[往路] 10:30渋谷発→14:00劇場着
往路集合場所:渋谷クロスタワー前 (青山通り沿い/〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-15-1)
※往路集合場所が、
「渋谷クロスタワー前(青山通り沿い)」から「渋谷クロスタワー前(首都高速沿い)」に変更となりました。ご了承ください。

乗車料金:片道1,000円
*お申し込み締切1月15日(木)
*お帰りの便はアーティストトーク後に劇場前より出発します。

<三島・沼津バス>
1月18日(日)
[往路] 11:10三島発→11:40沼津発→13:00劇場着
往路集合場所:JR三島駅北口/JR沼津駅北口 (Bivi沼津前)
乗車料金:無料
*お申し込み締切1月15日(木)
*お帰りの便はバックステージツアー後に劇場前より出発します。

劇場往復バスの詳細はこちら↓
劇場直行バス

チケット

◆SPACの会会員先行予約受付開始:11月2日(日)10:00
◆一般前売り開始:11月9日(日)10:00

一般:4,100円 / SPACの会会員割引:3,400円
ペア割引:1名様3,600円
グループ割引:3名様以上で1名様3,200円
 ※学割対象者は人数に含みません。
 ※10名様以上の場合は電話・窓口のみでのお取り扱いになります。
ゆうゆう割引:3,400円
 ※満60歳以上の方が対象になります。
 ※公演当日、年齢のわかる身分証をご提示ください。
学割:2,000円  [大学生・専門学校生]
    1,000円  [高校生以下]
 ※公演当日、学生証をご提示ください。
障がい者割引:2,800円  [障害者手帳をお持ちの方]
 ※付き添いの方(1名様)は無料となります。
 ※電話・窓口のみでのお取り扱いになります。
 
静岡県内の小学生ご招待(1公演5名様まで)
 
◎各種割引の併用はできません。
◎割引をご利用の際は、必ずご予約時にお知らせください。
◎乳幼児の客席へのご入場はご遠慮ください。大人と一緒にご観劇いただける親子室がございます。(要予約)
◎1月24日(土)に、グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスがあります。ご希望の方は、1月17日(土)までにSPACチケットセンターへご連絡ください。

 ・お預かりできるのは、2歳以上の未就学のお子様に限ります。
 ・お預かり時間は、公演開演30分前からです。
 ・お預かり場所は、グランシップ1階託児室です。
 
電話予約
SPACチケットセンター

TEL.054-202-3399 (受付時間:10:00〜18:00)

ウェブ予約

窓口販売 [12月1日(月)開始*]
静岡芸術劇場チケットカウンター(受付時間 10:00〜18:00)
*グランシップのスレート安全対策改修工事等による静岡芸術劇場の休館に伴い、11/30(日)までSPACチケットセンターの窓口業務はお休みさせていただきます。12/1(月)より営業を再開いたします。ご了承ください。

セブン‐イレブンでの販売
店内のマルチコピー機をご利用ください。

当日券
残席がある場合のみ、開演1時間前より静岡芸術劇場受付にて販売します。
※当日券販売の有無を、公演当日に必ずお電話もしくはTwitter(@_SPAC_)でお確かめください。

スタッフ

演出補:中野真希
舞台監督:内野彰子
舞台:林哲也、神谷俊貴
舞台美術デザイン:深沢襟
舞台美術助手:佐藤洋輔、三輪香織、徳舛浩美
照明デザイン:小早川洋也
照明協力:大迫浩二
照明操作:中野真希
音響デザイン:加藤久直
音響操作:大塚翔太
衣裳デザイン:堂本教子
衣裳:大岡舞
衣裳製作:畑ジェニファー友紀、清千草、梅原正子、杉山浩子、諏訪部翔子、駒井友美子
ヘアメイク:梶田キョウコ

英語字幕翻訳:スティーブ・コルベイユ
英語字幕操作:鈴木麻里

制作:丹治陽、中澤翠

宣伝美術:絵・清川あさみ(絵本『グスコーブドリの伝記』リトルモア刊より)
       デザイン・榊原幸弘
プロモーションビデオ:フリーライディング
 
 
主催:SPAC – 静岡県舞台芸術センター
後援:静岡県教育委員会、静岡市、静岡市教育委員会
支援:平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

 
  
 

◆プロモーションビデオ第2弾 (稽古風景中心)

 
◆プロモーションビデオ第1弾 (宮城聰インタビュー中心)

 
◎アーティスト・トーク【ゲスト:片山杜秀氏】

◎アーティスト・トーク【ゲスト:小山真人氏】

◎アーティスト・トーク【ゲスト:たいらじょう氏】

 
◆劇場文化 寄稿

 
◆ブログ (毎週火・金更新)
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◆カルチャーニュースサイトCINRA
  宮城聰・山崎ナオコーラ対談

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↓チラシ表紙(画像をクリックすると拡大できます。)

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【演出】
宮城聰
Satoshi Miyagi1959年東京生まれ。演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡辺守章・日高八郎各師から演劇論を学び、90年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出は国内外から高い評価を得ている。07年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、また、静岡の青少年に向けた新たな事業を展開し、「世界を見る窓」としての劇場づくりに力を注いでいる。14年7月アヴィニョン演劇祭から招聘されブルボン石切場にて『マハーバーラタ』を上演し絶賛された。その他の代表作に『王女メデイア』『ペール・ギュント』など。04年第3回朝日舞台芸術賞受賞。05年第2回アサヒビール芸術賞受賞。

【作】
宮沢賢治
Kenji Miyazawa1896年岩手県稗貫郡花巻町(現・花巻市)生まれ。少年時代、鉱石採集に熱中、あだ名は「石コ賢さん」。父親の影響から仏教に関心が強く、青年期より法華経に傾倒していった。農学校教諭に就任し、生徒から慕われるも、花巻を理想郷にすべく、教諭生活に別れを告げる。音楽にも造詣が深く、レコード・コンサートを開いたりした。農民への稲作指導や肥料設計に情熱を注いだが、急性肺炎で倒れ、やむなく断念。砕石工場のセールスマンになるが、再び倒れ、法華経1000部を配布するよう遺言し、1933年に逝去。代表作に『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『雨ニモマケズ』等。

【脚本】
山崎ナオコーラ
Nao-cola Yamazaki作家。1978年、福岡県生まれ。2004年に、会社員をしながら書いた「人のセックスを笑うな」が第41回文藝賞を受賞し、デビュー。14年、『ニキの屈辱』(河出文庫)の解説を、宮城聰さんに書いていただく。著書に、『指先からソーダ』(河出文庫)、『論理と感性は相反しない』(講談社文庫)などがある。目標は、「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」。趣味は観劇。演劇を勉強したい。
*オフィシャルサイト*


◎チラシ(A3二つ折り)
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↑チラシ中面(画像をクリックすると拡大できます。)

 
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↑チラシ中面(画像をクリックすると拡大できます。)

 
flyer

↑チラシ裏面(画像をクリックすると拡大できます。)

↑鑑賞パンフレット(クリックするとご覧いただけます)

 
★宮城聰演出SPAC作品 スライドショー

2019年11月14日

ハムレット

悩め!悩め!悩め!!

演出:宮城聰
作:シェイクスピア
翻訳:小田島雄志
音楽:棚川寛子

出演:

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 武石守正
 ハムレット
  
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 石森愛望
 旅役者
 
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 泉陽二
 ホレーシオ
 
IMG_1826-3_s
 貴島豪
 クローディアス
 
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 佐藤ゆず
 旅役者
 
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 たきいみき
 ガートルード
 
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 瀧澤亜美
 旅役者
 
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 野口俊丞
 レアティーズ
 
IMG_1806-3_s
 布施安寿香
 オフィーリア
 
IMG_1822-3_s
 牧山祐大
 ポローニアス
 
 
IMG_1850-3_s
 吉見亮
 旅役者
 
 
IMG_1841-3_s
 若宮羊市
 旅役者
 
 

 
*スタッフはこちら

作品について

世界と切り離されてしまった、あなたとぼくのために。

──さあ、劇場へ!

孤独の季節を生きる
王子ではないあなたへ

「これだけは読め」と言われて『ハムレット』を読んだけれども… 名作だと知っているけれど、まだ手にとったことはなくて… そんなあなたに。シェイクスピアの言葉は詩の言葉。極めて音楽性が高く、俳優が声に出して語ることで、その真髄(しんずい)が伝わるようにできています。身近な人との別れや、愛する人の変節をきっかけに、世界がゆがんで見えてしまったことはないでしょうか。ガラス玉の心に、そっと寄り添う言葉が見つかる。長い年月を経てますます豊潤な「古典の言葉」を味わってください。

世界中で、この瞬間にも唱えられているあの台詞、
聴くならここSPACに特級品があります

アヴィニョン演劇祭での『マハーバーラタ』上演を成功させ、国内外で熱い視線を集め続けるSPAC芸術総監督、宮城聰にとって、古典悲劇は十八番(おはこ)。シェイクスピアの中でも最も長い物語を「100分でわかるスペクタクル」に仕上げる。妖しい仮面の劇中劇、透明感のあるアジア風の衣裳に、おなじみの打楽器の生演奏。野武士、刃金と称される俳優・武石守正のハムレットが、その重低音であの名台詞を口にするとき… 誰も痺(しび)れずにはいられない。
 
<あらすじ>
王子ハムレットは、父の突然の死を知り、留学先より急いで戻る。
すると祖国では、叔父のクローディアスが王位を継ぎ、母は叔父と再婚。
全てを失い呆然とするハムレットに父と思しき亡霊が。
「私を殺したのはおまえの叔父だ、復讐せよ!」と。
果たして、この言葉は本当なのだろうか?
ハムレットは狂気を演じることで、真実を探ろうとするが…

公演情報

2月21日(土) 28日(土)
3月1日(日) 7日(土)
各日16時開演

上演時間:1時間45分
日本語上演/英語字幕

静岡芸術劇場

◎平日の中高生鑑賞事業公演あり。詳細はこちら
◎アーティストトーク、バックステージツアーなど関連企画あり!詳細はこちら
◎東京、三島・沼津からの劇場往復バスあり!詳細はこちら
◎2月21日(土)に、グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスがあります。
◎チケット詳細はこちら

感動体験!SPAC青少年のためのシェイクスピア劇場2015
中高生鑑賞事業公演「SPACeSHIPげきとも!」

SPACでは「劇場は世界を見る窓である」という理念のもと、静岡県内の中学生・高校生を対象に招待公演を行っています。一般のお客様もご観劇いただけます。

 
2月
16日(月)13:00、17日(火)13:30、18日(水)13:30、19日(木)13:30、
20日(金)13:30、24日(火)13:30、26日(木)13:30、27日(金)13:30

3月
3日(火)13:30 、4日(水)13:30、5日(木)13:30、6日(金)13:30、
9日(月)13:30、10日(火)13:30、11日(水)13:30、
12日(木)13:30
 
※鑑賞事業公演の一般販売は電話・窓口のみでのお取り扱いになります(限定数販売)。
 お問い合わせはSPACチケットセンターまで。

2月16日は一般販売はございません。

劇場には観劇にプラスしていろいろなお楽しみが!

プレトーク
各日開演20分前より、2階カフェ・シンデレラにて『ハムレット』をより楽しむためのプレトークを開催します。
 
はじめての演劇鑑賞講座
演劇初心者におススメ。SPAC俳優の永井健二があらすじや演出のポイントなどをご紹介しつつ、観劇のお手伝いをいたします。
2月21日(土) 14:30〜15:30
参加無料/要予約 定員20名
※対象年齢:12才以上(主に中高生対象) ※観劇が初めてでない方もご参加いただけます。
 
アーティストトーク
終演後、宮城聰(演出・SPAC芸術総監督)とゲストによるアーティストトークを行います。
2月21日(土)
ゲスト:波多野睦美 (メゾソプラノ歌手)
 *波多野氏は6月28日(日)に静岡音楽館AOIホールで上演する宮城聰演出のオペラ『ポポイ』に出演します。詳細はこちら
 
バックステージツアー
「あの仕掛けはどうやって動かしているの?」「舞台裏を覗いてみたい!」
そんなお客様の声におこたえして、SPAC創作技術部のスタッフが、日頃ご覧いただくことができない舞台裏をご案内します。
2月28日(土)、3月1日(日) 終演後
参加無料/要予約
 
カフェ・シンデレラで逢いましょう!
各日終演後に、2階カフェ・シンデレラで出演者と交流いただけます。

劇場往復バス

東京、三島・沼津、浜松から静岡芸術劇場までの劇場往復バスを運行いたします。
往路集合時間:出発時刻の15分前

<東京バス>
2月21日(土)
※往路は満席となりました。今後はキャンセル待ちにて承ります。
[往路] 11:30渋谷発→15:00劇場着
往路集合場所:渋谷クロスタワー前 (青山通り沿い/〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-15-1)
※往路集合場所が、
「渋谷クロスタワー前(青山通り沿い)」から「渋谷クロスタワー前(首都高速沿い)」に変更となりました。ご了承ください。

※東京バスの配車・乗務員配置は出発時刻の15分前を予定しております。
乗車料金:片道1,000円
*お申し込み締切2月19日(木)17:00
*お帰りの便はトーク終了後に劇場前より出発いたします。
乗車条件:2月21日の『ハムレット』公演をご予約の方

<三島・沼津バス>
『ハムレット』&県民劇団 劇団壊れていくこの世界で『オレステス』 ハシゴ観劇バス
3月1日(日)
[往路] 10:30三島発→11:00沼津発→12:20東静岡駅経由→12:35舞台芸術公園着
往路集合場所:JR三島駅北口/JR沼津駅北口 (Bivi沼津前)/東静岡駅…JR東静岡駅南口2番乗場
乗車料金:無料
*お申し込み締切2月26日(木)18:00
※『オレステス』終演後には静岡芸術劇場までのバスを運行。
[復路]『ハムレット』終演後、静岡芸術劇場発
※『ハムレット』終演後のバックステージツアーにはご参加いただけません。
乗車料金:無料
乗車条件:3月1日の『オレステス』と『ハムレット』の両演目をご予約の方

<浜松バス>
『ハムレット』&県民劇団 劇団MUSES『Right Eye』 ハシゴ観劇バス
3月7日(土)
[往路] 11:00浜松発→12:20東静岡駅経由→12:35舞台芸術公園着
往路集合場所:浜松…JR浜松駅北口 (アクトシティ裏)/東静岡駅…JR東静岡駅南口2番乗場
乗車料金:無料
*お申し込み締切3月5日(木)18:00
※『Right Eye』終演後には静岡芸術劇場までのバスを運行。
[復路]『ハムレット』終演後、静岡芸術劇場発
乗車料金:無料
乗車条件:3月7日の『Right Eye』と『ハムレット』の両演目をご予約の方
※『Right Eye』13:30の回は完売となりましたが、『Right Eye』13:30の回のキャンセル待ちと『ハムレット』のご予約をいただければ引き続きお申し込みいただけます。


劇場往復バスの詳細はこちら↓
劇場直行バス

チケット

◆SPACの会会員先行予約受付開始:12月17日(水)10:00
◆一般前売り開始:12月20日(土)10:00

一般:4,100円 / SPACの会会員割引:3,400円
ペア割引:1名様3,600円
グループ割引:3名様以上で1名様3,200円
 ※学割対象者は人数に含みません。
 ※10名様以上の場合は電話・窓口のみでのお取り扱いになります。
ゆうゆう割引:3,400円
 ※満60歳以上の方が対象になります。
 ※公演当日、年齢のわかる身分証をご提示ください。
学割:2,000円  [大学生・専門学校生]
    1,000円  [高校生以下]
 ※公演当日、学生証をご提示ください。
障がい者割引:2,800円  [障害者手帳をお持ちの方]
 ※付き添いの方(1名様)は無料となります。
 ※電話・窓口のみでのお取り扱いになります。
 
静岡県内の小学生ご招待(1公演5名様まで)
 
◎各種割引の併用はできません。
◎割引をご利用の際は、必ずご予約時にお知らせください。
◎乳幼児の客席へのご入場はご遠慮ください。大人と一緒にご観劇いただける親子室がございます。(要予約)
◎2月21日(土)に、グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスがあります。ご希望の方は、2月14日(土)までにSPACチケットセンターへご連絡ください。

 ・お預かりできるのは、2歳以上の未就学のお子様に限ります。
 ・お預かり時間は、公演開演30分前からです。
 ・お預かり場所は、グランシップ1階託児室です。

※チケットのご予約受付は公演前日の18時までとなります。
※12月29日(月)〜1月4日(日)は電話予約と窓口販売はお休みさせていただきます。
 
電話予約
SPACチケットセンター

TEL.054-202-3399 (受付時間:10:00〜18:00)

ウェブ予約

窓口販売
静岡芸術劇場チケットカウンター(受付時間 10:00〜18:00)

セブン‐イレブンでの販売
店内のマルチコピー機をご利用ください。

当日券
残席がある場合のみ、開演1時間前より静岡芸術劇場受付にて販売します。
※当日券販売の有無を、公演当日に必ずお電話もしくはTwitter(@_SPAC_)でお確かめください。

スタッフ

美術デザイン:彦坂玲子
照明デザイン:樋口正幸
音響デザイン:加藤久直
衣裳デザイン:竹田徹

演出補:中野真希
照明操作:神谷怜奈
音響操作:山﨑智美
演出部:永野雅仁、降矢一美
美術助手:佐藤洋輔、市川一弥
ワードローブ:駒井友美子、清千草
ヘアメイク:梶田キョウコ
舞台監督:山田貴大

英語字幕操作:片岡佐知子
制作:中尾栄治、米山淳一

宣伝美術[ポスター+チラシ+トレーラー製作]:
竹澤ひさみ(アートディレクション・デザイン)
大橋翔(スチール撮影)
山田酩酊(ムービー撮影・編集)
家本美香(ヘアメイク)
 
主催:SPAC – 静岡県舞台芸術センター
助成:一般財団法人地域創造
ふじのくに芸術祭共催事業
  
 
 

◆トレーラー (60秒フルバージョン)

 
◆トレーラー (15秒バージョン)


 
【NEW】
◎アーティスト・トーク【ゲスト:波多野睦美氏】
《トーク本編》
 ※最後約5分が映っておらず申し訳ございません。

 
◆劇場文化 寄稿
hamlet_gekijyobunka
 
◆ブログ

 


【演出】
宮城聰
Satoshi Miyagi1959年東京生まれ。演出家。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督。東京大学で小田島雄志・渡辺守章・日高八郎各師から演劇論を学び、90年ク・ナウカ旗揚げ。国際的な公演活動を展開し、同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出は国内外から高い評価を得ている。07年4月SPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を次々と招聘、また、静岡の青少年に向けた新たな事業を展開し、「世界を見る窓」としての劇場づくりに力を注いでいる。14年7月アヴィニョン演劇祭から招聘されブルボン石切場にて『マハーバーラタ』を上演し絶賛された。その他の代表作に『王女メデイア』『ペール・ギュント』など。04年第3回朝日舞台芸術賞受賞。05年第2回アサヒビール芸術賞受賞。

◎チラシ(縦二つ折り)

↑チラシ表面(画像をクリックすると拡大できます。)


↑チラシ中面(画像をクリックすると拡大できます。)

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↑鑑賞パンフレット(クリックするとご覧いただけます)

 
*パンフレット内で紹介した3幕1場の抜粋を聞くことができます。↓
【ハムレットを愉しむための10の事柄 その5】 あの名場面の音声を公開!

 
★宮城聰演出SPAC作品 スライドショー

2019年4月14日

変身

★2017年公演の詳細はこちら
 
前略、ひとあし先に虫になりました。

演出:小野寺修二
原作:フランツ・カフカ
音楽:阿部海太郎
 
出演:
伊比井香織、大高浩一、大庭裕介、貴島豪、
榊原有美、鈴木真理子、たきいみき、武石守正、
舘野百代、仲谷智邦、吉見亮

作品について

カフカの『変身』を読んだことがある人も、ない人も
新しい文学の楽しみ方がここにあります

サリンジャー、ガルシア=マルケス、村上春樹に至るまで、現在でも多くの作家や表現者に影響を与え続けるカフカの小説。主人公は不条理で非現実的な出来事に翻弄されているけれども、それは日常生活の中で私たちが経験する、社会や周囲への不満や負の感情がエスカレートした時に陥る滑稽さに通じます。目まぐるしく動く俳優たちの身体と、心を揺るがす力強い台詞によって、見えていなかった世界の姿が目の前に広がってくるかもしれません。毒虫となったグレゴールの人生に、あなたは何を重ね合わせますか。
 
あらすじ
ある朝、グレゴール・ザムザが気がかりな夢から目ざめると、自らの身体が一匹の巨大な毒虫に変わってしまっているのに気がついた…。グレゴールは真面目なセールスマンだった。今まで遅刻のひとつもしたことはない。父親の商売が失敗した後、家計を支えるために身を粉にして働いてきた。しかし、虫になってしまったグレゴールを家族はもてあまし、次第に疎んじるようになる。
 


 僕が小野寺修二氏と初めて顔をあわせたのは、氏がフランスで在外研修をしているときだった。そのときはお互いに名乗りあった程度だったが、ホテルに帰ってから氏の「旅日記」のようなブログを覗いてみてその文才に驚いた。あの「水と油」の、頑固な無言劇の背後には、これほどの“ことば”があったのか。
 やがて僕は小野寺氏に30分ほどの小品の演出を依頼した。夏井孝裕氏の台本による『のり巻き』である。
 『のり巻き』。これは珠玉の名品だった。『のり巻き』。自分というものの不確かさにぐいぐいと肉迫してゆく。『のり巻き』、『のり巻き』。大渦に呑まれるように、いやおうなく核心に近づいてゆく・・・。
 この舞台が脳裏に焼き付いていた僕は、理の当然として、やがて氏に『オイディプス』の演出を依頼した。『オイディプス』の演出は、『のり巻き』のひとにやってもらうしかない。
 そして小野寺氏の『オイディプス』では、僕が“生涯の課題”と思ってきた「ことばと身体の関係」が、小野寺氏特有のアプローチで(いわば「無言と有言の関係」として)追求されていたのである。
 小野寺氏のこの旅路から、もう目が離せない。

 氏の旅日記を読んだ瞬間、もうひとつ思ったことがある。「このひとはそうとうにカフカを読み込んでいるにちがいない。」
 静岡芸術劇場のリニューアルオープンには、理の当然として、氏に『変身』をやってもらうしかない。

宮城 聰

公演情報

12月
 6日(土) 16:00開演    7日(日) 14:00開演
13日(土) 16:00開演
20日(土) 16:00開演   21日(日) 14:00開演

静岡芸術劇場

上演時間:90分(予定)

★平日の中高生鑑賞事業公演あり。詳細はこちら
★アーティスト・トーク、バックステージツアーなど関連企画あり!詳細はこちら
★東京、浜松からの劇場往復バスあり!詳細はこちら
★12月20日(土)に、グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスがあります。

 静岡芸術劇場<ヘンシン!記念企画>
一般公演初日の12月6日(土)15時30分より、劇場1階ロビーにて「静岡芸術劇場リニューアルオープン記念<変身式>」を開催いたします!
更に、同日ご来場のお客様には、<変身記念プレゼント>をさしあげます。みなさま奮ってご参加ください。

中高生鑑賞事業公演 「SPACeSHIPげきとも!」

SPACでは「劇場は世界を見る窓である」という理念のもと、静岡県内の中学生・高校生を対象に招待公演を行っています。一般のお客様もご観劇いただけます。


12月
2日(火)18:00、3日(水)10:30/14:00、4日(木)13:30、5日(金)13:30、
8日(月)13:30、9日(火)13:30、11日(木)12:30、12日(金)13:30、
15日(月)13:30、16日(火)12:30、17日(水)13:45、18日(木)13:45、
19日(金)13:30
 
※鑑賞事業公演の一般販売は電話・窓口のみでのお取り扱いになります(現定数販売)。お問い合わせはSPACチケットセンターまで。
12月8日、15日、19日は一般販売はございません。

関連企画

プレトーク
各日開演20分前より、2階カフェ・シンデレラにて『変身』をより楽しむためのプレトークを開催します。

アーティストトーク
各日終演後、小野寺修二(演出)、宮城聰(SPAC芸術総監督)とゲストによるアーティストトークを行います。

ゲスト:
12月6日(土) 松岡和子(翻訳家・演劇評論家)
12月7日(日) 本広克行(映画監督)
12月13日(土) 阿部海太郎(作曲家/『変身』音楽)
12月21日(日) 森山開次(ダンサー・振付家)

12月20日(土) 演出・小野寺修二と宮城聰によるスペシャルトーク

バックステージツアー
「あの仕掛けはどうやって動かしているの?」「舞台裏を覗いてみたい!」
そんなお客様の声におこたえして、SPAC創作技術部のスタッフが、日頃ご覧いただくことができない舞台裏をご案内します。
12月13日(土)、20日(土)終演後
参加無料・要予約(※ご予約はSPACチケットセンターまで)

カフェ・シンデレラで逢いましょう!
終演後に2階カフェ・シンデレラで出演者と交流していただけます。

◆ 同時開催 ◆
静岡アートドキュメント2014
現代美術の領域で活動する県内在住及び静岡とつながりのある美術作家約30名と美術大学の学生、SPAC-静岡県舞台芸術センター、環境教育研究会等が連動した総合的な現代美術の展覧会。有度山地区周辺に散在する会場を移動しつつ、場とアートの関わりを楽しみながら作品を鑑賞することができます。
11月29日(土)〜12月7日(日)
会場:舞台芸術公園、遊木の森、大谷の古民家、萬象寺、静岡大学ビオトープ
☆詳細はこちら→https://spac.or.jp/news/?p=10455

劇場往復バス

東京、浜松から静岡芸術劇場までの劇場往復バスを運行いたします。
乗車条件:乗車日の『変身』公演をご予約済みの方
往路集合時間:出発時刻の15分前

<東京バス>
12月7日(日)
[往路] 9:30渋谷発→13:00劇場着
往路集合場所:青山学院大学 青山キャンパス正門前
乗車料金:片道1,000円

*お申し込み締切12月4日(木)
*お帰りの便はトーク終了後に劇場前より出発いたします。

<浜松バス> ★「静岡アートドキュメント2014」と『変身』をめぐるツアーバス
12月6日(土) ※満席となりました。今後はキャンセル待ちにて承ります。
[往路] 12:00浜松発→13:30舞台芸術公園着/15:00公園発→15:15劇場着
往路集合場所:JR浜松駅北口(アクトシティ裏)
乗車料金:無料

*お申し込み締切12月4日(木)
*お帰りの便はトーク終了後に劇場前より出発いたします。

劇場往復バスの詳細はこちら↓
劇場直行バス

チケット

◆SPACの会会員先行予約受付開始:9月28日(日)10:00
◆チケット前売り開始:10月5日(日)10:00

一般:4,100円 / SPACの会会員割引:3,400円
ペア割引:1名様3,600円
グループ割引:3名様以上で1名様3,200円
 ※学割対象者は人数に含みません。
 ※10名様以上の場合は電話・窓口のみでのお取り扱いになります。
ゆうゆう割引:3,400円
 ※満60歳以上の方が対象になります。
 ※公演当日、年齢のわかる身分証をご提示ください。
学割:2,000円  [大学生・専門学校生]
   1,000円  [高校生以下]
 ※公演当日、学生証をご提示ください。
障がい者割引:2,800円  [障害者手帳をお持ちの方]
 ※付き添いの方(1名様)は無料となります。
 ※電話・窓口のみでのお取り扱いになります。

◎各種割引の併用はできません。
◎割引をご利用の際は、必ずご予約時にお知らせください。

 
◎乳幼児の客席へのご入場はご遠慮ください。
※大人と一緒にご観劇いただける親子室がございます。(要予約)
※12月20日(土)に、グランシップ託児サポーター(ボランティア)による無料託児サービスがあります。ご希望の方は12月13日(土)までにSPACチケットセンターへお電話ください。
 ・お預かりできるのは、2歳以上の未就学のお子様に限ります。
 ・お預かり時間は、公演開演30分前からです。
 ・お預かり場所は、グランシップ1階託児室です。

 
電話予約
SPACチケットセンター

TEL.054-202-3399 (受付時間:10:00〜18:00)

ウェブ予約

窓口販売 [12月1日(月)開始*]
静岡芸術劇場チケットカウンター(受付時間 10:00〜18:00)
*グランシップのスレート安全対策改修工事等による静岡芸術劇場の休館に伴い、11/30(日)までSPACチケットセンターの窓口業務はお休みさせていただきます。12/1(月)より営業を再開いたします。ご了承ください。

セブン‐イレブンでの販売
店内のマルチコピー機をご利用ください。

当日券
残席がある場合のみ、開演1時間前より静岡芸術劇場受付にて販売します。
※当日券販売の有無を、公演当日に必ずお電話もしくはTwitter(@_SPAC_)でお確かめください。

スタッフ

舞台監督: 村松厚志
舞台美術: 深沢襟
衣裳デザイン: 駒井友美子
照明デザイン: 大迫浩二
音響デザイン: 加藤久直
 
照明操作: 松村彩香
音響操作: 山﨑智美
舞台: 佐藤聖、廣﨑ナギ子
ワードローブ: 清千草
美術助手: 佐藤洋輔、市川一弥
 
演出助手: 藤田桃子
 
制作: 中野三希子、山川祥代
宣伝美術: 深沢襟(イラスト)、野口美奈子(デザイン)

主催:SPAC – 静岡県舞台芸術センター
支援:平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業



ふじのくに芸術祭共催事業

↑画像をクリックすると拡大できます。

【演出家プロフィール】
小野寺修二(おのでら しゅうじ)
演出家。カンパニーデラシネラ主宰。日本マイム研究所にてマイムを学ぶ。95年〜06年、パフォーマンスシアター水と油にて活動。その後文化庁新進芸術家海外留学制度研修員として1年間フランスに滞在。帰国後カンパニーデラシネラを立ち上げる。主な作品として、『オイディプス』(11年静岡芸術劇場)、『カラマーゾフの兄弟』(12年新国立劇場)等。また、ダンストリエンナーレトーキョー2012『ロミオとジュリエット』、瀬戸内国際芸術祭2013にて屋外劇『人魚姫』を発表するなど、劇場内にとどまらないパフォーマンスにも積極的に取組んでいる。近年は、音楽劇や演劇などで振付の担当もしている。第18回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞受賞。

◎チラシ(A3二つ折り)
オモテ面↓

ナカ面↓
↑画像をクリックすると拡大できます。
 
◆稽古場からの日々のレポート!
『変身』ブログバナー
 
◎アーティストトーク【12/6ゲスト:松岡和子氏】

 
◎アーティストトーク【12/7ゲスト:本広克行氏】

 
◎アーティストトーク【12/13ゲスト:阿部海太郎氏】

 
◎アーティストトーク【12/20スペシャルトーク】

 
◎アーティストトーク【12/21ゲスト:森山開次氏】



↑鑑賞パンフレット(クリックするとご覧いただけます)