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2019年9月11日

『寿歌』2019ブログ vol 2. 「ヤスオが行く!ノリヤカー行商〜長谷川海苔店 鈴木浩司さん〜」

カテゴリー: 『寿歌』2019

こんにちは!『寿歌』担当の制作部の入江恭平です。

第二回目のブログでは、すぱっく新聞『寿歌』号で取材した「ノリヤカー行商」(海苔をリヤカーで売る人)についてレポート形式でお伝えします!

 
■この時代にリヤカーで海苔を売る人がいる?!ヤスオと突撃取材へ!

宮城演出の『寿歌』で、象徴的な小道具として出てくるのが「リヤカー」です。荷台は空ですが、ゲサクが重そうに引き、ヤスオが後ろから押すそのリヤカーには何かが乗っている…そんな想像が膨らむ重要な小道具でもあります。

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▲リヤカーを押すヤスオ。©羽鳥直志
 
平成生まれの私(入江)にはあまり馴染みがないシロモノですが、この令和の時代に「リヤカー」で行商をしている人が静岡市清水区にいる?!という情報を見つけ、話を聞いてみたくなりました。

そこで、公演の宣伝チラシとして作成している「すぱっく新聞『寿歌』号」で、ヤスオ役を演じる春日井一平とともに突撃取材を決行。
題して、「ヤスオが行く!ノリヤカー行商〜長谷川海苔店 鈴木浩司さん〜」
「こじつけ企画!?」とあなどるなかれ(笑)、春日井によるインタビューはなかなか深~く、演劇の世界にも通じる発見があったのでした。

それではどうぞ!
 
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▲向かって左が春日井一平、右が鈴木浩司さん
 

■家業を継ぎ、自分流の販売スタイルを思いつく。

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▲見るからに優しそうな方です。
 
春日井一平(以下):なぜ商材として海苔を?

鈴木浩司さん(以下):実家が代々続いていてる海苔の卸でしたが、私は他の海苔屋に勤めていました。そこでは社員として、海苔の加工や配達などをやってました。

そのうち、自分で商売をしてみたいと思い、家業を継ぎました。父は一人で、寿司屋やスーパーなどに海苔を卸し、店舗も営んでいました。しかし、消費量が減ってきて納品先も少なくなり。そこで、自分はどんなやり方ができるのかと考え、リヤカーを思いついたんです。

仕入れ先のつながりはありましたが、販売先は一から開拓したので、どれだけやっていけるかも分からないまま始めました。

:リヤカー販売を始めてどれくらいなんですか?

:2年半ぐらいですね。毎週火曜日はここ(マルコデュパン清水渋川店の店先)で、他の曜日は他の店先だったり、イベントやフリーマーケットに行ったり、朝市だったり、毎日歩いて色々なところへ行きます。

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▲盛り上がる二人。ヤスオの手にはiPad
 
:道すがら売ったりもしてるんですか?

:そうですね、声かけていただければどうぞという感じで。

:ピープー(豆腐屋のラッパ)みたいな?

:いや音は何にも鳴らさないで(笑)。

:そうなんですか(笑)、割と控えめに歩いてるんですね。

:なので最初のうちは怪しまれたりしてたと思うんですけど。「何やってるんだろう?海苔としか書いてないけど…」みたいな。でも、少しずつですけど常連のお客様も、増えてきました。
 

■ネット時代の逆を行く、人とのリアルな出会い。

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▲商品一覧。ほんとうに海苔づくし。
 
:お取り扱いの商品でおすすめはありますか?

:この焼きバラ海苔は、お味噌汁にいれていただいたり、このごま塩海苔は、ごま油と塩味がついた味付け海苔です。このように話してる中で「おいしそう」と言って買っていただけるんです。対面でやるといろいろな声が聞けて、出会いも広がったなと思います。

:効率を考えると、今だったらネット販売したほうが早いですよね。でも、この時代にこれをやる珍しさもあって、ついつい声をかけたくなっちゃいます。

:歩いてるからこそ、SPACさんも興味を持ってくれましたし、自分が人とは違うことをやることで色々な人が反応してくれることが嬉しいんです。そのおかげで、色々な方と出会えてありがたいですし、嬉しいですし、生きている喜びを感じます。
 
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:もともと海苔の加工などをされていたからこそ、その魅力を伝えられるってこともありますよね。インターネットは見てくれる人は見てくれるけど、直接の反応は受け取りにくい。対面販売は、偶然の出会いがあるから面白いですよね。

:毎日行ってみないと、どんなお客さんがいるか分からないですしね。ドキドキしたり、そういうのを含めていいなって感じます。

:そういうところは劇場と繋がるところがありますね。僕らもその日どんなお客さまがいるのか気になります。お客さんによって全然空気が変わるので。でも僕らは建物の中にいますけど、外なので大変ですよね?

:それも含めて、楽しませてもらっていますね。途中で雨が降ることもあります。ただ、それを含めて商売ですしね。
 

■今後の目標:自分の可能性を広げていきたい。
 
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:毎日どれくらい歩くんですか?

:一日10kmぐらいですかね。日によりますけど。昔の人は当たり前のように歩いていましたから、鍛えれば皆さん歩けるんじゃないかと。毎日歩いているので、鍛えられてだいぶ歩けるようになってきました。

:健康的に働けますね。もともと働いていた時には室内?

:そうですね。なので人との出会いもありませんでした(笑)。

:このスタイルは、これからも続けるのでしょうか?

:そうですね。受け入れられているので、続けたいと思います。人とつながることが魅力だと思います。歩いているからこそ、出会える方がいることを大切にしたいですね。

:最後に、今後の夢や展望を聞かせてください。

:どこまでいけるのか。距離も範囲もですけど、自分自身いつまでやれるかも。自分の可能性を広げていきたいです。

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(取材:制作部・入江恭平、インタビュアー:春日井一平、写真:制作部・坂本彩子)

 
いかがでしたでしょうか?浩司さん格好いいですよねー!ついつい応援してくなってしまうような人柄がにじみ出ていました。

私も実際に買って食べてみましたが美味しかったです!例えば「旨しお海苔」は、余計には味付けをせず脂っこくなく、海苔の旨みを感じさせるというか。白飯に巻いて食べると「おっ!!うまっ!」と自然に笑みがこぼれてきます。ぜひ一度、買いにいってみたらいかがでしょうか?
 
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なんだかお腹減ってきましたね笑。

詳細は、長谷川海苔店までお尋ねください。

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[長谷川海苔店]
清水区矢部町1-13-14
090-9027-5973
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「すぱっく新聞」では、この他にも舞台美術を手掛けたカミイケタクヤさんのインタビュー記事や、北村想さんをよく知る編集者の小堀純さんによる寄稿。俳優紹介コーナーでは、キョウコ役のたきいみきによる直筆メッセージや、「終末世界で生き抜くための必須アイテムは?」のような楽しく読める記事も載っております。

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▲あらすじを手書きするゲサク役の奥野晃士
 
全部手書きなんです…このパソコンが当たり前の時代に。あえて手書き、あ、私たちも時代に逆行してましたね(笑)。

是非こちらからお読みください! → https://spac.or.jp/spacshinbun

ということで今回はこの辺で!
次回もお楽しみに!

執筆:入江恭平 編集:雪岡純

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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #1
寿歌ほぎうた
2019年10月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)、26日(土)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
演出:宮城聰
作:北村想
美術:カミイケタクヤ
出演:奥野晃士、春日井一平、たきいみき

\チケット販売中/
詳細はこちら
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2019年9月6日

【メロス、ラグビーに挑む③】チーム・フクロイーズ!

『走れメロス 袋井編』本番の会場は、袋井市月見の里学遊館に隣接する「月見の里公園」。一面芝生のひろーい広場です!(詳しくはブログ①会場紹介&稽古スタートでご紹介しています。)
実際に走り回って広さの感覚を掴もう!ということで、去る9月2日に静岡芸術劇場のあるグランシップ前の広場にて稽古を行いました。(写真:平尾正志)
 
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▲屋内の稽古場から開放され、みなさんのびのび。
 
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▲思いっきり投げて、蹴って、走って。通行人からは大人ラグビー部と見えていたことでしょう。(笑)
 

さて今回のブログでは、出演者の役どころをご紹介します!

主人公・メロスを演じるのは、ながいさやこ。ラグビーチーム「フクロイーズ」の一員です。
劇中では歌って踊って、投げて走って飛んでと大忙し!
最初はラグビーのルールを全く知らないところからでしたが、いまは毎日ボールに触れだんだんとラガーマンに近づいてきています。

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チームメンバー、泉陽二
高校のときにラグビー部だった泉さんは、休憩中もほかのメンバーに熱心に、そして丁寧にラグビー指導をしています。稽古終わりは写真のとおり汗びっしょりになっていました。

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同じくチームメンバー、牧山祐大
この日誰よりも広場での稽古が嬉しそうで、休憩時間もずっと走り回っていました。
体育会系の部活動並みの運動量なので、最近は毎日の稽古終わりのごはんが美味しく感じるそう。(笑)

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泉さんと牧山さんはとっても仲良しで、劇中にはメロスとの連携プレーがたくさん。
どんなシーンももちろん全力です!
 
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「フクロイーズ」の精神的な柱・キャプテンを演じるのは、若宮羊市
「ハカ」のシーンでは、雄叫びをあげてメンバーを鼓舞します。
王に刃向かったメロスに代わり磔の刑に処され、捕らえられてしまいますが、彼の運命はいかに…!?

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そして邪智暴虐の王・ディオニスを演じるのは、木内琴子
この容姿からは想像がつかない野太い声で、メロスたちを挑発します。
にこにこ笑顔で右手に持っているのは、、?劇中でどんなふうに使うのか、本番までのお楽しみ!
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★ 木内がナビゲーターを務めるリーディング・カフェを袋井メロープラザで開催 ★

木内琴子は、SPAC「秋→春のシーズン」3作目『RITA&RICO(リタとリコ)~「セチュアンの善人」より~』にも出演。今週末9月8日(日)に袋井メロープラザにて行われる、リーディング・カフェのナビゲーターを務めます。20世紀ドイツ最大の劇作家ベルトルト・ブレヒトの代表作『セチュアンの善人』の魅力を、参加者の皆さんと一緒に読み解いていきます。
まだまだ参加ご予約受付中です!ご予約はメロープラザ サポータークラブ(0538-30-4555)まで。

*詳しい開催情報はこちら
*「秋→春のシーズン」詳細はこちら

 
天候に恵まれアツいなかでの稽古でしたが、あっという間に陽は落ち稽古はおしまい。
その後も俳優のみなさんはボールが見えなくなるまで自主稽古を重ねていました。

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ここからさらに作品を立体的に作り上げていきます!
次回ブログでは、作品のおおきな要素のひとつ、音楽チームをご紹介します。

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ふじのくに野外芸術フェスタ2019 in 袋井
『走れメロス 袋井編』
2019年9月21日(土) 11:00 / 15:00開演
会場:月見の里公園 ※雨天決行
無料・予約不要
上演時間:約40分(予定)

構成・演出:山田裕幸(ユニークポイント)
原作:太宰治
出演:泉陽二、木内琴子、ながいさやこ、牧山祐大、若宮羊市

詳細はこちら
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【メロス、ラグビーに挑む】これまでのブログ

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2019年8月29日

『寿歌』2019ブログ ~vol 1. 帰ってくる『寿歌』~

カテゴリー: 『寿歌』2019

こんにちは!『寿歌(ほぎうた)』の担当となりました、制作部新人の入江恭平です。『寿歌』ブログは「ラジオ番組テイスト」で、私・入江がパーソナリティーとなり作品の魅力をお伝えしていきます!(毎回ではないですが、どうぞご期待ください!)
と言いますのも、この作品は核戦争後の荒野を明るくさすらう旅芸人の物語で、登場人物の一人である少女キョウコが持ち歩くアイテムが「ラジオ」。今回はそれにちなみました(笑)。

第一回目は、制作部の先輩・雪岡純さんに『寿歌』の基本の「キ」を伺いました。それでは、『寿歌』ブログチャンネルまもなく放送開始です!
 
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▲左からゲサク役:奥野晃士、ヤスオ役:春日井一平、キョウコ役:たきいみき
 
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午前10時になりましたー!どうも皆さん、おはようございます!制作部の入江恭平です。それでは2019年の『寿歌』ブログチャンネルを始めていきたいと思います!
早速、今回のゲストをお呼びいたしましょう。雪岡純さんです!(パチパチパチ)

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おはようございます、制作部の雪岡と申します。本作品はこの2人で担当していきます。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

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雪岡さん、かたいっす!気軽に読んでもらうブログですから!もう少し柔らかくいかないと!

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そ、そだね。芸人・ゲサクとキョウコの漫才みたいに、面白い掛け合いができたらいいね、、、

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はい!その意気です!
さて、SPAC版『寿歌』公演は昨年初演されたものですが、2018年から制作を担当されている雪岡さんから簡単にご紹介いただけますでしょうか?

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はい。この作品は、愛知を拠点に活動されている劇作家の北村想さんが1979年に発表し、今なお上演が絶えない伝説の戯曲で、SPAC芸術総監督・宮城聰が演出しました。
愛知県芸術劇場とSPAC-静岡県舞台芸術センターの初の共同企画としてスタートし、2018年3月に名古屋市内にある愛知県芸術劇場で初演され、静岡では、ゴールデンウィークに「ふじのくに⇄せかい演劇祭」にて、日本平の舞台芸術公園・野外劇場「有度」で上演。その後、熊本、福岡、茨城、愛知(知立市・小牧市)と全国7カ所を巡演し、各地で好評いただきました。

 
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▲愛知県芸術劇場での公演 ⓒ羽鳥直志
 
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▲野外劇場「有度」での公演 ⓒ猪熊康夫
 
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静岡公演では、客席が超満員になったとお聞きしたのですが!

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そうなんです。たくさんのお客様にご来場いただけて、とても嬉しかったです。終演後、涙しているお客様もいらっしゃいました。
静岡では演劇祭以来、1年半ぶりの上演で、「あのトリオが帰ってくる!」と楽しみなお客さまも多いはず。今回の再演では、美術や衣裳がブラッシュアップされる予定で、また、会場も野外劇場「有度」ではなく静岡芸術劇場となりますので、すでにご覧になった方にもぜひもう一度!と思っています。

 
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▲野外劇場「有度」での公演写真 ⓒ平尾正志
 
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ほんとに楽しみですね。そのような作品に携われるなんて光栄です。すでに観たことがある方は変化した部分を前回と比較することで、より深く、通な楽しみ方もできますよね。
では次に、この作品の内容と見どころはどんなところだと思いますか?

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芸人ゲサクと少女キョウコが、謎の男ヤスオと出会いひととき旅をともにするというお話ですが、道中繰り広げられる三者三様の芸は見どころの一つですね。
ゲサク役の奥野晃士さんとキョウコ役のたきいみきさんは関西出身で、二人のネイティブの発音のセリフ、軽快なボケとツッコミのノリにも引き込まれるはずです!ちなみに春日井さんは静岡ネイティブの俳優さんです。

(キャラクター紹介は過去のブログでチェック! → ゲサクキョウコヤスオ)

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コメディータッチで、初めての方でも笑って楽しめそうですね。

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そうですね。笑える作品ですが、一方で、彼らの生きる世界は、核戦争後の荒野。廃墟の上を残りもんのミサイルが横切ったり、食べ物はホシイモばっかり、キョウコの持ち歩くラジオも電池がなくて聞けなかったり。

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▲野外劇場「有度」での公演 ⓒ平尾正志
 
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ただ明るく楽しいだけでないですよね、写真からも詩的な雰囲気が伝わってきますね。長年上演され続けているワケがわかる気がします。

それではそろそろ、すぱっく新聞『寿歌』号の話をしましょうか。広報担当と一緒に、2ヶ月近く試行錯誤しながら作りましたもんね〜。

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そうだね…頑張りました(汗)

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あっ!でもさよならの時間のようですね。すぱっく新聞の話は次回のブログにて!新聞の制作過程とリヤカーで海苔を売る人!?の話をお届けします。お楽しみに〜!今後もこのように“ええかげん”な調子でお届けしたいと思います。

それでは最後にこの曲でお別れしましょう。
『寿歌』が発表された1979年の名曲。沢田研二で「カサブランカ・ダンディ」♪

 
(執筆:入江恭平)

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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #1
寿歌ほぎうた
2019年10月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)、26日(土)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
演出:宮城聰
作:北村想
美術:カミイケタクヤ
出演:奥野晃士、春日井一平、たきいみき

\チケット販売中/
詳細はこちら
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2019年8月28日

【メロス、ラグビーに挑む②】演出・山田裕幸さん&「オカン食堂」

8月ももう最終週。朝夜は過ごしやすくなってきましたが、ふじのくに野外芸術フェスタ in 袋井『走れメロス 袋井編』の稽古場は”アツイ”です!
今回のブログは2本立て。今作の構成・演出を務める山田さんについて、そして会場「月見の里学遊館」内にある「オカン食堂」についてご紹介します。
 
yamada_photo昨年の野外芸術フェスタ in 掛川に続き、今作の構成・演出を務めるのは山田裕幸さん。
劇作家・演出家であり、劇団「ユニークポイント」代表。2015年より静岡に移り、18年藤枝市に「白子ノ劇場」を開設、芸術監督を務めています。

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▲昨年の様子(撮影:平尾正志)
  
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▲左手前が山田さん

この日は前回からしばらく開いての稽古だったので、まずはその間何してた?というざっくりトークからはじまりました。稽古場ではざっくばらんなお喋りタイムがよく設けられ、どんな話でもじっくり聞く山田さんの姿が印象的です。
 
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こちらは太宰治の小説『走れメロス』を音読している様子。今一度じっくり小説を読み込み、なぜ「メロスは激怒した」のか、「激怒」とはどういう感情なのか、座組みんなで探求しました。
国語の教科書に載っているとっても有名な小説ですが、改めて声に出して読むことで太宰独特の文体の流れや勢いに気づきます。みんなでたくさん考えれば考えるほど太宰がふっと離れていくような、知的で不思議な時間でした。
この場においても山田さんは俳優から出てくる意見をひとつも否定せず、ご自身もぐるぐると考えつつ話していて、とっても楽しんでいるのが伝わってきました。
 

 
ちなみに山田さんは、ラグビーのパス回し練習にも参加しています。(笑)
この日は「走りながら投げる」練習をしました。相手に向かって、ではなく、相手が走りこんでくる場所に向けてパスを出すのがポイント。
こんなふうに『走れメロス 袋井編』の稽古場では、学校の授業に例えると国語と体育をギュッと一つに凝縮したような感じで、知力も体力もフル活用しています!
 
さて、前回のブログでもお伝えしているとおり、「ふくろい野外音楽・芸術フェスタin月見の里」では、SPACの野外劇のほか様々なイベントが開催されます。
食イベントもあり、「ラグビー出場国 料理ダイニング」ではラグビーWカップ出場国の料理が食べられます!(要予約)

「月見の里学遊館」には、ほかにもおススメしたい食スポットが。それが「オカン食堂」です。
 
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▲プールの受付の横に入り口があります
 
「オカン食堂」のフードメニューは、写真の通りワンプレートの日替わりランチのみ。
買い出しから調理・接客まですべて一人で行っているため限定15食のみの提供で、完売してしまう日がほとんどだそう。
マヨネーズやドレッシングなど市販の調味料は一切使わずすべて手作り、地元農家さんのつくった野菜たっぷりの優しい味です。
 
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▲会場下見で伺ったときにいただいたランチ。どれも美味でしたが、オクラの乗った塩でしめたお豆腐がもっちり濃厚でした!
 
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▲お店を切り盛りするオカン・鈴木さん。キッチンはこじんまりとしていながらも、無駄なく整頓されていて、そのなかでてきぱき働くオカンさんを観察するのも楽しいです。

『走れメロス 袋井編』を上演する9月21日(土)も通常通り営業されるとのことなので、気になる方はぜひご予約を!
「オカン食堂」Facebook:https://www.facebook.com/okanshokudou
 
次回ブログでは、気になる配役を紹介します。おたのしみに~。
 
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ふじのくに野外芸術フェスタ2019 in 袋井
『走れメロス 袋井編』
2019年9月21日(土) 11:00 / 15:00開演
会場:月見の里公園 ※雨天決行
無料・予約不要
上演時間:約40分(予定)

構成・演出:山田裕幸(ユニークポイント)
原作:太宰治
出演:泉陽二、木内琴子、ながいさやこ、牧山祐大、若宮羊市

詳細はこちら
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2019年8月19日

【メロス、ラグビーに挑む①】会場紹介&稽古スタート

SPACの夏は人材育成事業!毎年恒例「シアタースクール」「スパカンファン」ですが…、実は9月21日開催のふじのくに野外芸術フェスタ in 袋井『走れメロス 袋井編』の稽古もスタートしています!
本番日まで約1ヶ月。今日から制作・西村が、稽古場の様子などをお伝えしていきます。
 
yagaifes_fukuroi\静岡県にラグビーがやってくる!/
静岡県の袋井市がラグビーで盛り上がっているって知っていましたか?アジア初開催のラグビーワールドカップであり、袋井市にある小笠山総合運動公園エコパスタジアムでは、日本VSアイルランド戦を含む4試合が実施されます!
その応援イベントである「ふくろい野外音楽・芸術フェスタin月見の里」を盛り上げるべく、「ふじのくに野外芸術フェスタ」を同時開催!
SPACは袋井やラグビーにちなんだ演出盛りだくさんの野外劇『走れメロス 袋井編』を上演します!

 
会場となるのは袋井市月見の里学遊館の「月見の里公園」
「月見の里学遊館」は静岡県出身の建築家・長谷川逸子氏による設計で、ホールや図書館、プールなどを備えた複合型ワークショップセンターとして2001年にオープン。「月見の里公園」は、隣接する月見の里学遊館と一体的に設計され、市民の憩いの場となっています。
\\ 一面ひろーい芝生! // この広場を駆け回る”アツい”野外劇になる予定です!
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▲「月見の里学遊館」館内の様子。下見に訪れた際も老若男女たくさんの人でにぎわっていました。
 
「ふくろい野外音楽・芸術フェスタin月見の里」では、SPACの野外劇のほか、建物全体を使って音楽、展示、ワークショップなど様々な催しがあり、ラグビー体験コーナーも用意されます。
そしてイベント全体が入場無料!!ぜひSPACの野外劇だけでなくイベントまるごとお楽しみください!イベント詳細はこちら(袋井市月見の里学遊館ウェブサイトにリンク)。
 

今回上演する作品は『走れメロス』×ラグビー!?ということで、最初の稽古はラグビーを学ぶところから。まずはボールと仲良くなってみようということで、パス回しからはじめました。座組のうちラグビー経験者である、俳優の泉と制作担当の丹治が中心になってラグビーの基本をレクチャー。

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▲意外とまっすぐ投げられず苦戦。
 
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▲スクラムも組んでみました。
 
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▲作中にぜひ取り入れたい!ということで、ニュージーランドチームの「ハカ」を研究。
 
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▲『走れメロス』の稽古もやっていますよ!こちらはオープニングを試行錯誤している様子。
どんなふうになるかはまだ未定ですが、写真からもわかる通り躍動感あふれるシーンになることは間違いナシです。(笑)
 
9/21の本番まで”アツい”稽古が続きます!
次回のブログでは引き続き稽古の様子をお伝えするとともに、月見の里に併設している「オカン食堂」をご紹介します。おたのしみに!
 
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ふじのくに野外芸術フェスタ2019 in 袋井
『走れメロス 袋井編』
2019年9月21日(土) 11:00 / 15:00開演
会場:月見の里公園 ※雨天決行
無料・予約不要
上演時間:約40分(予定)

構成・演出:山田裕幸(ユニークポイント)
原作:太宰治
出演:泉陽二、木内琴子、ながいさやこ、牧山祐大、若宮羊市

詳細はこちら
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2019年8月17日

【新人ルカのセチュアン・レポート#2】ブレヒトってだれ?どんな人?

みなさん、こんにちは。
制作の北堀です。

今回はブレヒトについて紹介したいと思います。
オイゲン・ベルトルト・フリードリヒ・ブレヒト(Eugen Berthold Friedrich Brecht、1898年2月10日 – 1956年8月14日)は、戯曲『セチュアンの善人』の作者ですが、「ブレヒトって名前は聞いたことあるけど、実はよく知らない……」という人も少なくないのでは?
ブレヒトは20世紀に活躍したドイツの劇作家、演出家、詩人です。
『セチュアンの善人』のほかに『三文オペラ』や『ガリレイの生涯』などを書きました。

先日、座組のメンバーに向けて、SPAC文芸部の大岡淳(昨年、株式会社共和国から『三文オペラ』の新訳本を出版しました)によるブレヒト講座が行われました。
 
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このブログをご覧の皆さんにも、大岡さんが教えてくれたブレヒトの情報を紹介いたしますね。

ブレヒトの初期作品(『バール』や『夜うつ太鼓』など)は表現主義の影響を受け、ほとばしるエネルギーのようなものをそのまま主人公に託して描いている。
1920年代になるとマルクス主義の影響を受けます。(『三文オペラ』など)
その頃アジプロ演劇(アジテーションとプロパガンダを前面に打ち出す、革命の思想を説くための演劇)の第一人者であるエルヴィン・ピスカートルと出会います。ブレヒトは彼の影響を受けながらも、舞台上で革命を起こしても現実では革命は起きないことを思い知ります。
どうやったら舞台を観た人が現実を変えたくなるか……。

そう考えた時に思いついたのが、いわゆる「異化効果」
見慣れたものを見慣れないものにすることによって、観客に、感動することより以上に、思考することを促したのです。
どのような方法で異化を行っていたかというと……

1.役からの離脱
…ナレーター的立場に移ったり自分が演じている役について露骨にコメントをしたりする。

2.歌、朗唱
…台詞の流れを断ち切り、歌っている時は演じている時と居方が違ってくる。

3.記号的身体
…ブレヒトは中国の「京劇」のような、型が既にある演技方法に影響を受けた。

4.多面的演技
…感情と行動が一致していないなど、ブレヒトが最後にたどり着いた異化の技法。

ブレヒトといえば異化効果というのは知っていましたが異化効果にも様々な技法があるんですね!
 
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▲メモを取る俳優たち。
 
私が調べたところでは、ブレヒトはプライベートでは何人もの愛人を持っているなど、難しそうなイメージとは違った一面も持っていたようです。

そんなブレヒトが書いた『セチュアンの善人』。
どんな話かというと……
神様が善人を探すためにセチュアンという町に降り立ち、そこでシェン・テという貧しくも心優しい女性に出会います。
シェン・テは神様を自分の家に泊めてあげて、そのお礼に宿代として大金をもらいます。
大金を元手に商売を始めたシェン・テのもとには、たちまち貧民たちが集まり、シェン・テを食い物にしてしまいます。
「善人であれ」という神様からの掟を守りたいけれど、このままでは身の破滅だと、、悩み苦しむシェン・テ。
自分の身を守るために、冷徹な従兄弟のシュイ・タに変装して乗り切ろうとするのですが……
善良な人間は残酷と貪欲の仮面なしには生きてはいけないことを描いた寓話劇です。
そんな原作を、今回は敬彦さん自身が改編し、敬彦ワールドに仕上げました!
 
その名も……
『RITA&RICO(リタとリコ)~「セチュアンの善人」より~』
です!
リタとリコとはどういう意味なのでしょうか?
ぜひ劇場に来てお確かめください!

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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #3
『RITA&RICO(リタとリコ)~「セチュアンの善人」より~』
2019年12月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
原案:ベルトルト・ブレヒト
構成・演出・台本:渡辺敬彦
台本協力:守山真利恵
出演:泉陽二、大内智美、木内琴子、貴島豪、小長谷勝彦、三島景太、山本実幸、吉植荘一郎

<チケット>
SPACの会会員先行予約開始:9月21日(土)10:00
一般前売開始:9月28日(土)10:00
「秋→春のシーズン2019-2020」詳細はこちら
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2019年8月9日

【新人ルカのセチュアン・レポート#1】俳優じゃないの?演出家なの?渡辺敬彦って?

みなさん、こんにちは。
SPAC制作部の新人・北堀瑠香(ルカ)です。
SPAC秋→春のシーズン2019-2020では、『セチュアンの善人』(仮題)を担当することになりました。これからこのブログでは、12月に上演する新作『セチュアンの善人』について、より観劇が楽しくなる情報や稽古場の様子を、がんばってお届けします!
よろしくお願いします!!

さて、第一回目は演出の渡辺敬彦さんからご紹介したいと思います。
 
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ご存じの方も多いとは思いますが、いつもはSPACの「俳優」として活躍されている敬彦さん。とても個性的な俳優さんで、昨年のシーズンでは『授業』『妖怪の国の与太郎』に出演しました。
今回のシーズンでは今井朋彦さん演出の『メナム河の日本人』に出演する一方で、
『セチュアンの善人』では演出を担当されます!
そう、敬彦さんと言えば、2016年のSPAC俳優発案企画 『青森県のせむし男』を演出されているのですが、秋→春のシーズンでの演出は初めて。
SPAC本公演演出デビューとなる今作、敬彦さんファンならずとも、見逃せませんね!!

更に、今回はブレヒト作『セチュアンの善人』を基に、敬彦さんが台本も書いています(実はその関係でタイトルも『セチュアンの善人』ではなくなるのですが……そのお話は次回!)。
構成・演出・台本すべてが敬彦さんということで、THE・敬彦ワールドが広がります!
 
そんな敬彦ワールドに出演するのはオーディションで決定したこの8人。
以下、アイドルの紹介風に北堀目線で俳優さんを紹介いたします。

ロビーの俳優写真は怖そうだけど実際はそんなことはありません。
久しぶりにSPAC作品に出演します!
泉陽二さん

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いつも笑顔でとってもパワフル。
プライベートでは2児のママ。
大内智美さん

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とってもおだやかで聞いていて落ち着く声の持ち主。
人間以外の動物もなんなくこなせちゃいます。
木内琴子さん

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俳優全員参加のラジオ体操は全部覚えているからリード係。
稽古場での裸足率高め。
貴島豪さん

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身体がとっても柔らかい。
稽古場で飲むのはコーヒーじゃなくて紅茶がいいの。
小長谷勝彦さん

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どんな役でも面白くこなす。
稽古にはプロテインは必須アイテムなんです。
三島景太さん

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とてもスタイルがいい。
ガリガリ君のチョコミント味探し中。見つけたらぜひご一報ください。
山本実幸さん

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頭の中は多様な知識でいっぱい!
座組に蘊蓄うんちくメールを送るも、何故か迷惑メールに割り振られがちなのです。
吉植荘一郎さん

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実に個性豊かな方々が揃いました。

さあ、そんなメンバーでお届けする『セチュアンの善人』、7月末から第一期の稽古が始まりました。
何よりも感覚とひらめきを大切にしている敬彦さん。
稽古場では様々な実験が、突発的に行われます。
 
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▲椅子に座ったり、立ったり……
 
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▲時には男女逆転させてみたり
 
これからどんな作品になっていくのか、とっても楽しみですね!
次回もこのブログでお楽しみな情報をお届けします!

 
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SPAC秋→春のシーズン2019-2020 #3
『セチュアンの善人』(仮)
2019年12月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)
各日14:00開演
会場:静岡芸術劇場
原案:ベルトルト・ブレヒト
構成・演出・台本:渡辺敬彦
台本協力:守山真利恵
出演:泉陽二、大内智美、木内琴子、貴島豪、小長谷勝彦、三島景太、山本実幸、吉植荘一郎

<チケット>
SPACの会会員先行予約開始:9月21日(土)10:00
一般前売開始:9月28日(土)10:00
「秋→春のシーズン2019-2020」詳細はこちら
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2019年7月13日

イナバとナバホの白兎/パリ日記2019(7)

SPAC文芸部 横山義志
2019年6月19日(水)

 

今日はケ・ブランリー美術館での初日。
午前9時スタッフ劇場入り。
今日も午後から稽古。「ヘビが死ぬ直前に悶えるのは阿部くんのを見習って」と宮城さん。オオナムチの命がヘビの室屋に入って、スサノオの娘からもらったヒレを振るとヘビが倒れていくところ。

午後7時半開場。徐々に濡れたお客さんが増え、ずぶ濡れの方も。突然の大雨らしい。

午後8時開演。固唾を呑んで見てくれている。終演。拍手がじわじわと高まっていき、割れるような拍手に。次第に立ち上がるお客さんが増えていく。

ジェヌヴィリエ劇場ディレクターのダニエル・ジャンヌトーさん、駐フランス日本国特命全権大使の木寺昌人さん、パリ日本文化会館館長の杉浦勉さんがいらしてくださった。
 
木寺大使のコメント

 
杉浦さんは2016年の初演時にもご覧になっていらしたが、「太陽神からもらった武器を戦争のためではなく平和の祭りのために使うというところに感動した」とおっしゃってくださった。

パリ日本文化会館 杉浦館長のコメント

 
コリーヌ国立劇場で『顕れ』の衣裳担当をしてくれていたアンジェルさんが来てくださった。

アンジェルさんのコメント

 
『イナバとナバホの白兎』パリ公演
Le lièvre blanc d’Inaba et des Navajos

日時:
2019年
6月19日(水)20:00
6月20日(木)20:00
6月21日(金)20:00
6月22日(土)18:00
6月23日(日)17:00

会場:
フランス国立ケ・ブランリー美術館 クロード・レヴィ=ストロース劇場
Le musée du quai Branly, Théâtre Claude Lévi-Strauss

*ケ・ブランリー美術館ウェブサイトでの公演案内はこちら(仏語のみ)

イナバとナバホの白兎/パリ日記2019(6)

SPAC文芸部 横山義志
2019年6月18日(火)

 

午前9時スタッフ劇場入り。
舞台美術のボールチェーンの仕上げ。手作業で下端を揃えていく。

 
午後1時半から一度全体を通してみる。
 
午後8時、ゲネ。200人くらいの美術館関係者、招待者、ブロガーなど。

 
ふじのくに⇄せかい演劇祭2019で上演された『Scala ―夢幻階段』出演のフロランス・ペイラールさん。「音楽と、舞台のマジカルな世界の全体に、本当に感動しました。本当にマジックでした!」と、涙ぐみながら話してくださった。

フロランス・ペイラールさんのコメント

 
故クロード・レヴィ=ストロース氏の伴侶だったモニック・レヴィ=ストロースさんも、2016年につづいていらしてくださった。初演時には舞台にクロード・レヴィ=ストロース氏が登場するのを見て、「夫が蘇ったようだった」とおっしゃっていた。楽日の日曜日にはお孫さんたちを連れていらしてくださるという。
 
『イナバとナバホの白兎』パリ公演
Le lièvre blanc d’Inaba et des Navajos

日時:
2019年
6月19日(水)20:00
6月20日(木)20:00
6月21日(金)20:00
6月22日(土)18:00
6月23日(日)17:00

会場:
フランス国立ケ・ブランリー美術館 クロード・レヴィ=ストロース劇場
Le musée du quai Branly, Théâtre Claude Lévi-Strauss

*ケ・ブランリー美術館ウェブサイトでの公演案内はこちら(仏語のみ)

2019年7月10日

イナバとナバホの白兎/パリ日記2019(5)

SPAC文芸部 横山義志
2019年6月17日(月)

 

午前9時スタッフ劇場入り。
照明調整。制作中尾さんがウサギ役に。

午前11時俳優劇場入り。稽古。
宮城さんが第3部の双子に細かく演技指導。「風が吹くときはまず音を感じて」等々。
演技指導

セーヌ川側の美術館の外の壁には大きなポスターが。
ポスター

美術館の外壁も草木で覆われた垂直な庭園になっている。この壁面緑化のシステムはここではじめて大規模に実現され、世界的に流行した。
壁面緑化

午後9時過ぎまで稽古。
稽古
10時退館。
 
『イナバとナバホの白兎』パリ公演
Le lièvre blanc d’Inaba et des Navajos

日時:
2019年
6月19日(水)20:00
6月20日(木)20:00
6月21日(金)20:00
6月22日(土)18:00
6月23日(日)17:00

会場:
フランス国立ケ・ブランリー美術館 クロード・レヴィ=ストロース劇場
Le musée du quai Branly, Théâtre Claude Lévi-Strauss

*ケ・ブランリー美術館ウェブサイトでの公演案内はこちら(仏語のみ)