劇評講座

2024年8月19日

SPAC秋→春のシーズン2022-2023 劇評コンクール 審査結果

カテゴリー: 2022

SPAC 秋→春のシーズン2022-2023の劇評コンクールの結果を発表いたします。

SPAC文芸部(大澤真幸、大岡淳、横山義志)にて、応募者の名前を伏せて全応募作品を審査しました結果、以下の作品を受賞作と決定いたしました。

(応募数35作品、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、入選6作品)

(お名前をクリックすると、応募いただいた劇評に飛びます。)

■最優秀賞■
柚木康裕さん【□△○の界(さかい)に。】(『弱法師』)

■優秀賞■
小田透さん【心ならずも目撃者となったわたしたち観客の戸惑い】(『リチャード二世』)
鈴林まりさん【ソールヴェイが軽やかに目覚めるとき――『ペール・ギュント』の女性像をめぐって】(『ペール・ギュント』)
山上隼人さん【仮面を付けていない仮面劇】(『人形の家』)

■入選■
小田透さん【複数的な演出原理の説明なき同居】(『弱法師』)
小田透さん【美的カタルシスか、批判的挑発か】(『ペール・ギュント』)
小田透さん【チープでポップなシリアス、あるいは全員の温度差】(『SPAC版 守銭奴 あるいは嘘の学校』)
丞卿司郎さん【『ドールハウス崩壊の奇蹟』】(『人形の家』)
はやしちひろさん(『ペール・ギュント』)
美音子さん【よろ星—―弱く激しい光りに灼かれて】(『人形の家』)

■SPAC文芸部・大岡淳の選評■
選評

作品一覧
弱法師』(演出:石神夏希 作:三島由紀夫 [『近代能楽集』より])
みつばち共和国』(作・演出:セリーヌ・シェフェール 日本語台本:能祖將夫)

SPAC 秋→春のシーズン2022-2023
ペール・ギュント』(演出:宮城聰 作:ヘンリック・イプセン 翻訳:毛利三彌 音楽:棚川寛子)
SPAC版 守銭奴 あるいは嘘の学校』(演出:ジャン・ランベール=ヴィルド 翻訳・通訳・ドラマツルギー:平野暁人 アーティスティック・コラボレーター:ロレンゾ・マラゲラ 音楽:棚川寛子)
リチャード二世』(演出:寺内亜矢子 作:ウィリアム・シェイクスピア 訳:小田島雄志 舞台美術デザイン:深沢襟 衣裳デザイン:清千草 照明デザイン:花輪有紀)
人形の家』(演出:宮城聰 作:ヘンリック・イプセン 訳:毛利三彌 [論創社版])