2016年12月17日

【ポールのSPAC探検】海外の視線、『サーカス物語』の耳と目につながる魅力(前編)

皆さんこんにちは!

SPACインターン生のポールです!

今は、12月23日まで静岡芸術劇場で上演されている『サーカス物語』について、字幕の操作を行っています。
仕事自体は、俳優達が歌うペースに合わせて歌詞の字幕を表示するのですが、タイミングがとても大切なので簡単ではありません。また、舞台では、毎回同じペースで歌うわけではないので、集中して耳を澄まさなければなりません。

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しかし、字幕の作業を通して『サーカス物語』の稽古も芝居も楽しむことができています。
経験の少ない私にとってはその芝居を観ることが出来て素晴らしいものが沢山あると思いました。

そこで、本番を観て感じた様々な印象があるのですが、そのいくつかをご紹介したいと思います。まずは照明。
どのような雰囲気になるのか、俳優達が光に当たるとどのように印象が変わるのかについてです。

本番前、舞台上で行う稽古はとても大事です。芝居を作るプロセスの中では、もうリハーサル室を出て劇場で行われている最後の部分にあたります。この稽古では、照明や音響が俳優達のセリフや動作に合わせられます。緻密な設定が必要で、一秒、一歩外れてしまうといけません。これは、字幕についても言えることです。歌詞のテンポに合わせようとして自分の操作に集中するあまり、舞台で何が起きているのかを“見ることなく観ている(looking without seeing)”ことが多いです。

字幕の操作が落ち着く時もあるので、ゆっくり観ることも勿論できます。そこで起きていることは、私にとっては色のカーニバルのように見えます。

衣裳班が作ったものは、ガラスの城にいる影たちの格好良くて白い衣裳や、異世界の花のようなカラフルさや、エリを囲むサーカス団員達の優しさなどで、舞台が彩られているように感じます。舞台は、サーカスリングをイメージした円形になってるのですが、照明で雰囲気も変わります。深い青色の光を当てると、満月のように見えます。俳優に当たる小さくて丸い光線の効果で、俳優が動くと小さい太陽が大きい月の上を歩いているように見えます。星が躍っているようにも感じたりします。

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照明は客席に見えるものと見えないものの境目を描き出し、見せようとしたとき、どのように見られたいのかを細かく考えられているのだなあと理解しました。

後編につづく。

★★★公演情報はこちら★★★★★
SPAC秋→春のシーズン2016 ♯3
『サーカス物語』
一般公演:12月3日(土)、10日(土)、18日(日)、23日(金・祝)
演出: ユディ・タジュディン (俳優・スタッフ一同の構想に基づく)
作: ミヒャエル・エンデ
訳: 矢川澄子 (岩波書店刊『サーカス物語』より)
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
★★★★★★★★★★★★★★★


2016年12月16日

【シェイクスピアの『冬物語』稽古場ブログ#3】舞台音楽家・棚川寛子インタビュー【前編】

宮城作品においては、俳優による打楽器の生演奏が作品を構成する重要な要素の一つになっています。もちろん、新作『冬物語』でもそれは健在。そこで、このたびその音楽をつくっている舞台音楽家・棚川寛子さんに、お話を伺いました♪ 棚川さんはなんと楽譜が書けない!?そうですが、その作曲の舞台裏とは・・・?

(本インタビューのショートver.は、12/15発行の「グランシップマガジン」に掲載されています)

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宮城演出作品に欠かせない俳優による生演奏
目指すのは、動き・台詞・音楽の三位一体

――まずは、棚川さんのお仕事について教えていただけますか?

肩書きは「舞台音楽」を名乗っています。もともと肩書きはなかったのですが、学校でワークショップなどを行う際に肩書きがないと不便だと言われたことがありまして。音楽家でもないし、俳優でもないし、バンドをやっているわけでもないし……と悩んでいたところ、「舞台の音楽を作っているから、『舞台音楽』でいいんじゃない?」とのアドバイスをいただき、以来、舞台音楽という肩書きを使っています。
芸術総監督・宮城聰演出のSPAC作品を観たことがある方ならご存じだと思いますが、宮城作品ではよく、劇中で音楽が生演奏されます。その音楽を作るのがSPACでの私の仕事です。ちなみに、演奏しているのは音楽家ではなく出演している俳優たち。このスタイルは宮城作品ならではで、俳優に曲を覚えてもらうのも私の仕事です。

――どのような流れで音楽を制作されているのでしょうか?

台本が出来上がるタイミングや制作期間などにもよりますが、まずは台本を読んで、全体の流れを考えます。台本が楽譜代わり、という感じでしょうか。でも、曲のイメージが一番湧くのは稽古場なんです。俳優の声も作曲の重要なヒントとなるので、稽古を見ながら作曲することが多いですね。
曲ができたら俳優に演奏を指導していくわけですが、実は私、楽譜が読めないし、書けないんですよ。音符はオタマジャクシにしか見えない(笑)。だから、教えるときは自分で実際に演奏して、「こんな感じかな」と説明しています。1人に教え終わったら、その人が練習をしている間に別のパートを担当する人に教えるというのを繰り返して、5人ぐらいに演奏を教え終える頃に1曲仕上がっているという感じです。びっくりするぐらいアナログですよね。俳優からも「楽譜を書けるようになってよ」と言われます(笑)。あ、努力しようとは思っているんですよ!

――どんな楽器を使っているのでしょうか?

使用する楽器は打楽器がメインです。音階がある楽器も叩けば音が鳴るものばかり。楽器の演奏経験がない俳優も多いので、特別な技術がなくても音が出るという点が大切なんです。

――作曲には時間がかかりますか? それともすぐに思いつくのでしょうか。

作品によります。SPACの作品でいうと、2017年2月から再再演となる『真夏の夜の夢』は、曲の完成がかなり早かった作品の1つです。野田秀樹さんの脚本がとてもリズミカルだったおかげで、曲が浮かびやすかったのをよく覚えています。ほかには、三島由紀夫作の『黒蜥蜴』もわりとすんなり作曲できましたね。もともとの文章に力があるといいますか、文章自体が音楽を持っているといいますか、そういった作品は、どんな音楽が良いのかを台本が教えてくれる感じで、わりあいスムーズに進みます。
ただ、そんな風に順調に出来上がることなんてほとんどなくて、たいていはものすごく苦しみます。正直、音楽をつくるのは毎回しんどいです。好きでやっている仕事なんですけど、それでも、「しんどい」「もうやだ」「今回こそ間に合わない」と思いながらやっています。

――先ほどのお話にもありましたが、練習もかなり大変そうですね。

そうですね。俳優から私に、「申し訳ないんだけど、いったん練習やめてもいい?」と泣きが入ったこともあります。男性の俳優にグロッケンという楽器のパートをお願いしたときのことです。彼に担当パートを教えたあと、それを延々と繰り返し演奏してもらっていたんですよ。その曲を聴きながら、次のフレーズを考えようと思って。でも、なかなかひらめかなくて……。ついには、俳優が音を上げてしまいました。グロッケンは鍵盤がすごく小さくて、それを手の大きな男性俳優がずっと演奏するわけですから、窮屈でしんどかったはず。「頭がクラクラしてきた」と言っていました。あれは申し訳ないことをしましたね。
また、演奏の練習のために演じている俳優が台詞を繰り返し言わなければならないときもあって、演技するほうも大変なんです。たとえば、演技している俳優の台詞がきっかけで、音楽がはじまったり、終わったりする場面があります。こういう場合は、俳優に実際に台詞をしゃべってもらって、それに合わせて演奏の練習をしなくてはならないため、台詞を話す俳優のほうが先に疲れてしまうこともあるんです。はじめのうちは本番同様に声を張って台詞を言っているのですが、それをずっと続けていると喉が辛くなってしまう。だから、「すみません、声のボリュームは落とさせてもらっていいですか?」と言われたりします。
演奏は演奏だけ、演技は演技だけ、と別々に練習できたら効率が良いのですが、演出上、演奏と演技を一緒に練習しなくてはならないことも多く、時間はものすごくかかりますね。

――演技もして演奏もして…。俳優さんたちは大変ですね。

本当に大変だと思います。台詞と動きを覚えるだけでも大変なのに、そこに演奏が加わるわけですから。当然、練習時間も長くなりますし、上演中も、自分の出番がない間は舞台の袖で休む、ということもできません。まるでトライアスロンのよう。宮城作品に初めて参加する俳優の多くが、「こんな面倒くさいやり方するの?」と驚きます(笑)。
さらに、上演中の舞台と並行して、次の作品、そのまた次の作品という具合に、1日に3作品分の本番や稽古をすることもあって、そんなときは頭を切り替えるのがとても難しいんです。

――指揮者も俳優さんがやっていらっしゃるんですよね。

そうなんです。指揮者がまた大変な役目でして……。指揮の動きが目立つとお客様の観劇の邪魔になるので、宮城からは「指揮を振っている腕がお客様から見えないよう、指揮者は自分の体の幅のなかで手を動かして」と言われます。だから、その通りに極力腕を動かさないように指揮をするわけですが、そうすると、端のほうにいる演奏者には指揮が見えにくい。当然、俳優たちからは、「指揮が見えにくいからもっとはっきり振ってほしい」「終わるタイミングがわからない。どうにかして」といった要望が出ます……。

――『真夏の夜の夢』のように上演が2回目、3回目となる作品は、音楽も以前と同じなのでしょうか。

再演、再再演にあたり曲に多少手を加えることはありますが、基本は、以前と同じ曲での上演となります。だから、以前と同じパートの演奏を担当する俳優は、少しは負担が減るかもしれません。ただ、配役が変われば出番のタイミングも変わるので、当然、パートや担当楽器が変更になることも……。また、俳優によって得意不得意があるので、自分の配役が以前と同じで「だから担当する演奏パートも同じだ!」と喜んでいたら、そのパートが別の俳優の担当に変更されてしまい、「え、俺も覚え直し!?」という羽目に陥ることもあります。

――ただ、楽譜がないわけですよね? 楽譜がない音楽を皆さんどのように覚えているのでしょうか。

過去の上演の映像があるのでそれを見て思い出す感じですね。あと、自分が担当したパートを楽譜に残している俳優もいます。私が楽譜を書けないので、俳優が逆にしっかり楽譜を書いているという……。ひどい話ですよね(笑)。
もちろん、私と同様に楽譜を書けない俳優もいます。楽譜が書けない俳優は、普通のノートに「○○○のシーン、適当にいい感じに」とか「楽器は△△△。ダダズダ」とか書いてあるだけ。これ、楽譜っていうの?みたいな(笑)。

(後編につづく)

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SPAC秋→春のシーズン2016 ♯4
シェイクスピアの『冬物語』
一般公演:1月21日(土)、22日(日)、29日(日)
     2月4日(土)、5日(日)、11日(土)12日(日)
演出:宮城聰 作:ウィリアム・シェイクスピア 翻訳:松岡和子
音楽:棚川寛子 出演:SPAC
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
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2016年12月15日

【『サーカス物語』ブログ#10】“思い思い”の本番前

本日のブログはローラ/カロファイン役の榊原有美がお届け!
出演俳優たちの本番前の貴重な姿をレポートしてくれました。

▼▼▼▼▼▼▼▼

「とりわけ住人たちは自由な心の持ち主だ。
思い思いに励みながら他人を煩わすこともない。
人々はそれぞれ芸術家だ。
自由の本質を知るために一生懸命遊んでいるよ。
もちろん暴力を振るうものなんていないしね。」

<鏡のカロファインの台詞より>

本番前には思い思いにアップをします。
今回はミュージカルという事で出演者全員いつも以上にアップに余念がありません。
バーの使い方間違っていますが…

毎日私と同じ時間、同じ場所で思い思いのアップに励むメンバーは私以外初参加、もしくは新キャスト!という事で一気に大紹介。

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↑SPACの保健委員長、若宮くんが演じるピエロのジョジョは優しくて不器用で言葉がすっと胸に届きます。

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↑SPACナンバーワン!ソツのないイケメン俳優野口くんは団長にピッタリ!舘野さんとの名コンビっぷりも素晴らしいです。

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↑ユスフと結婚大臣を演じる一平くんのプロローグとソロダンスは大人気。必見です!!

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↑ニーナを演じる冬子ちゃんも小さな体で大活躍。音楽大学仕込みの美声も聴かせてくれています!

キャスト、スタッフ一同皆様のご来場を心よりお待ちしております。

Yuumi.S

★★★公演情報はこちら★★★★★
SPAC秋→春のシーズン2016 ♯3
『サーカス物語』
一般公演:12月3日(土)、10日(土)、18日(日)、23日(金・祝)
演出: ユディ・タジュディン (俳優・スタッフ一同の構想に基づく)
作: ミヒャエル・エンデ
訳: 矢川澄子 (岩波書店刊『サーカス物語』より)
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
★★★★★★★★★★★★★★★


2016年12月14日

【『サーカス物語』ブログ#9】 バックステージツアーレポート!

本日は10:30と14:30の2公演を終えた『サーカス物語』。
11月末から公演が始まり、残すところ一般公演が2回、中高生鑑賞事業公演が2回、と
千穐楽までのカウントダウンが始まっています。

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ミヒャエル・エンデの戯曲を
ユディ・タジュディンとSPACチームとで大事に大事にみつめて創り上げたこの舞台。
一人でもたくさんのお客様にご覧いただければと思います。

さてさて、本日は12月10日の公演後のバックステージツアーの様子をレポートします。

参加者の皆さんには終演後の客席にお集まりいただき、
少しだけ注意事項をお伝えしたあとは
早速、劇場の舞台に設置された、丸いステージの上へ。

舞台美術デザインの深沢襟、衣裳デザインの駒井友美子(ともにSPAC創作・技術部)から
実際の美術や衣裳を前に、コンセプトや創作過程のことをご紹介しました。

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鮮やかな色彩でファンタジーの世界を生み出している舞台美術や衣裳ですが、
私たちの日常生活でとても身近な材料も使用されています。

そしてお次は…
とあるシーンを俳優の台詞とともに再現

照明付きで作品中のワンシーンをお客様に体験していただくことは
これまでにも行なっていたのですが
俳優による実際の台詞付きでの再現はちょっとレアだったかもしれません。
あのシーンの迫力を、ステージ上でお楽しみいただけたならば幸いです!

最後はフリータイム。
美術、衣裳、小道具を間近でご覧いただきながら、
スタッフや俳優と自由にお話しいただきました。
皆さん、様々な仕掛けに興味津々。

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バックステージツアーは今週末18日(日)の公演でも開催します。
定員に空きがあれば当日の飛び込み参加も可能ですが、
事前のご予約がおすすめです! ご参加お待ちしております。

そしてこの日も、公演アンケートにたくさんの嬉しいコメントをいただきました♪
アンケートをお書きくださった方の中には、
今回の再演を待ってくださっていたというお声も。(大変お待たせしました!)

* * * * * * * * * * * * * 

とても面白く、感動的だった。
役者のキャラクターへの入り方がそれぞれ個性があって楽しかった。
(10代・女性)

良い台詞がたくさんありました。本質をつらぬいていました。
(10代・女性)

前回見逃して、とてもとても楽しみにしてました。とても良かったです。
(40代・女性)

面白かったです。文句なしに面白い!
劇、劇中劇、役の入れかわり、夢と鏡の衣裳。まだ頭の中がぐるぐるしています。
(50代・男性)

空想することの大切さを教えてもらったような気がします。
大事なメッセージを伝えていただいて、ありがとうございました。
(50代・男性)

よくできた公演でした。息もつけない時間でした。
(70歳以上・女性)

素晴らしい!ひきつけられて見ました。
(70歳以上・女性)

* * * * * * * * * * * * * 

既にお子さんもたくさんご来場くださっていますが、
『サーカス物語』千穐楽の12月23日の公演は「ファミリー観劇DAY」!
おとなの方と高校生以下の方のチケットが、セット料金で4,000円になる
ファミリーペア割引をご用意しております。

クリスマス前に、ぜひご家族で観劇にお出かけください♪

★★★公演情報はこちら★★★★★
SPAC秋→春のシーズン2016 ♯3
『サーカス物語』
一般公演:12月3日(土)、10日(土)、18日(日)、23日(金・祝)
演出: ユディ・タジュディン (俳優・スタッフ一同の構想に基づく)
作: ミヒャエル・エンデ
訳: 矢川澄子 (岩波書店刊『サーカス物語』より)
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
★★★★★★★★★★★★★★★


2016年12月13日

【シェイクスピアの『冬物語』稽古ブログ#2】12月12日稽古再開しました!

12月12日(月)、いよいよ本番に向けて『冬物語』の稽古が再開しました。

夏のプレ稽古のあと、台本も配役も大幅に変わって緊張の再スタートです。

稽古の最初には、舞台美術のデザイナーが、
今回の舞台装置のコンセプトを模型とともにプレゼンします。

続けて、舞台監督も目下制作中の舞台装置の具体的な質感や、
その中で演技するにあたっての注意点などを説明していきます。

「床面はどんな材質なの?」
「このエリアにはどうやって出入りできるの?」
「楽器はこの部分だけに全部置けるかなあ?」
演出の宮城や俳優から、つぎつぎに質問がとびだします。

「エリアのあいだの段差は、ステップがなくても上がり降りできるかなあ?」と質問がでると、
衣裳デザイナーが、それぞれの衣裳の足元のつくりを説明したり…

顔合わせの日に、いつも、
演劇では、沢山の人たちの知恵とチームワークによって、
初めて一つの舞台ができあがるということを実感させられます。

芸術劇場のリハーサル室で稽古が進められる一方、
そのとなりの衣裳室でも、もくもくと作業が進められています。

デザイナーが演出家と話をしながら描き起こしたデザイン画から、
パターンがつくられ、ひたすら縫製!


廊下のハンガーには出来上がったパーツがずらーり。

衣裳は出演者一人一人に合わせて、ひとつひとつ手作業で作られています。
『冬物語』の出演者は総勢22名。
一人で何役もこなす俳優もいるので、衣裳の総数はそれ以上。
いったい何着の衣裳ができるのでしょうか?

そして、舞台芸術公園の野外劇場では、
舞台装置の実物が作られています。

かなり大がかりな装置になりそうです。

まだ誰も見たことがないものが作られていく
新作の現場は、俳優もスタッフも全員がドキドキです。

SPACでは、そんな作品創作の様子をご覧いただける、
「おためし劇場」という企画も実施しています。

ぜひ、舞台が出来上がるまでのドキドキを
皆さんにも共有していただけたらうれしいです。

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★おためし劇場 
第8回 『冬物語』
日時/2017年1月8日(日) 
   13:30~15:00
会場/静岡芸術劇場 (JR東静岡駅前グランシップ内)
参加費無料 (要予約)

 
◆ご予約・お問い合わせ
SPACチケットセンター TEL.054-202-3399 (受付時間=10:00~18:00)

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SPAC秋→春のシーズン2016 ♯4
シェイクスピアの『冬物語』 
一般公演:1月21日(土)、22日(日)、29日(日)
     2月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)
演出:宮城聰 作:ウィリアム・シェイクスピア 翻訳:松岡和子
音楽:棚川寛子 出演:SPAC
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
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2016年12月8日

【『サーカス物語』ブログ#8】 パワーアップした「明日の国」

11月29日にげきとも公演がはじまり、12月3日に一般公演初日を迎え、ちょうど折返し地点となりました。
上演を重ねるにつれ、どんどん作品の深みが増している『サーカス物語』。後半戦がはじまります!

さて、今回の再演に向けてビジュアル的に大きくパワーアップした「明日の国」を大公開!
初演時よりさらに夢のあるシーンになっています。

以前、このサーカス一座のワゴンの変身によって、場面が展開していくことをご紹介しました。
【『サーカス物語』稽古場ブログ#4】 いよいよ劇場へ!

まず、ワゴンを広げると、この「ガラスの城」があらわれて…
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そして、あっという間に「明日の国」に変身します!
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「ガラスの城」の完成された美しさから一転、どこか未完成さが漂う、いきいきと揺れ動く自由な想像の世界、「明日の国」が立ち現れます!本番では照明も加わり、今にも動き出しそうな木の幹に、キラキラと光る模様の葉っぱが茂り、未来、希望、輝きに満ちた世界が広がります。

住人たちも、想像をはるかに超えるクレイジーな衣裳を身につけています。
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このワクワクがいっぱい詰まった舞台美術を間近でご覧いただけるバックステージツアーは、12/10(土)と18(日)の終演後に開催します。

ご観劇とあわせて是非お申込みください!

★★★公演情報はこちら★★★★★
SPAC秋→春のシーズン2016 ♯3
『サーカス物語』
一般公演:12月3日(土)、10日(土)、18日(日)、23日(金・祝)
演出: ユディ・タジュディン (俳優・スタッフ一同の構想に基づく)
作: ミヒャエル・エンデ
訳: 矢川澄子 (岩波書店刊『サーカス物語』より)
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
★★★★★★★★★★★★★★★


2016年12月6日

【『サーカス物語』ブログ#7】 お客様のご感想より

『サーカス物語』、本日は、一般公演のアンケートでお書きいただいたコメントの一部をご紹介。
小学生の方から大人の方まで、幅広い年代の方が
様々な目線から作品を見つめ、楽しんでくださっています!

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* * * * * * * * * * * * * * *

・とてもおもしろくどきどきしました。(10代・男性)

・はく力があってとてもすてきでした。(10代・女性)

・本当にすてきでした。きらきらしていました。また見に来ます。(10代・女性)

・シンプルに良かった!経済的利潤ばかりが優先される昨今の社会において、
 人は改めてお金で買える事のできない事象や価値を見直す必要があると思います。(30代・男性)

・すごく楽しめてよかったです。幻想的で、びっくりしました。ダンスも歌もよかったです。(40代・女性)

・音楽と祝祭性の際立った作品で、幻想的な時間を過ごすことができました。(40代・男性)

・演者がとても身近に感じられる舞台でした。とても良かったです!(50代・女性)

・エンデのファンタジーの世界を楽しみました。言いようのない味わい、visualはとっても印象的。
 衣装のすばらしさ、セットの見事さ、歌声の絶妙さ、そして鏡の精の足さばきに魅了されました。(50代・女性)

・私たちがこれから大事にすべきキーワードをあらためて考えさせられた。(50代・女性)

・泣いてしまいました。そしてそれは美しい明日へのうれしさの涙でありました。(60代・男性)

* * * * * * * * * * * * * * *

歌、音楽、舞台美術、衣裳…、
耳でも、目でも、ファンタジーの世界をたっぷりとお楽しみください!

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そして、ミヒャエル・エンデによる物語。
ジョジョのお話の世界「明日の国」での大蜘蛛アングラマインとの戦い、
そして現実の中でサーカス団員たちが巨大化学工場に立ち向かう姿には
現代社会における様々な出来事が写し込まれているかのようです。
皆様は、この作品から何を連想され、どんなことをお考えになるでしょうか。

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たくさんのお客様から、お声をお聞かせいただければ幸いです。

このあと一般公演は12月10日(土)、18日(日)、23日(金・祝)と続きます。
ご来場、お待ちしております!

★★★公演情報はこちら★★★★★
SPAC秋→春のシーズン2016 ♯3
『サーカス物語』
一般公演:12月3日(土)、10日(土)、18日(日)、23日(金・祝)
演出: ユディ・タジュディン (俳優・スタッフ一同の構想に基づく)
作: ミヒャエル・エンデ
訳: 矢川澄子 (岩波書店刊『サーカス物語』より)
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
★★★★★★★★★★★★★★★


2016年12月4日

【ポールのSPAC探検】 川根でのリーディング・カフェ

まず、自己紹介をしたいと思います。ポールと申します。25歳です。フランス国立東洋言語文化学院の大学で専門は日本語にして、日本の政治、歴史そして文化についても学び、三年間、演劇サークルのメンバーでした。現在大学院生として、10月の初めから年の末までSPACでインターンシップをさせて頂きます。
Hello, my name is Paul Baudoin. I’m a French student currently finishing my studies at INALCO (National Institute for Oriental Languages and Civilisations) in Paris, where I majored in Japanese language, politics and culture. I’m 25 and in order to graduate, I am now taking the opportunity to work for 3 months as in intern among the SPAC. I would also like to specify that this English version is not the perfect image of what I wrote in Japanese, as I do not think and express myself the same way in these two languages.
先日初めて、SPACが2008年から行っているリーディング・カフェと言う企画に参加させて頂きました。

山で、結構自然に囲まれている川根と言う場所に参りました。今度、SPACで上演する『高き彼物』は芝居自体が静岡県、川根を舞台としているのです。
秋の風が吹いてくる温泉の匂いが、六名の参加者が木のシンプルなテーブルで座って待っていらっしゃっるお店に立ち込めていました。
お店のオーナーさんは 16年前からこのお店をやっているそうです。
今日は奥野晃士さん(SPAC俳優)と林由佳さん(SPAC制作部)と共にお店にうかがいました。
Recently, I had the chance to participate into one of the SPAC’s activity: the Reading Café, which has been regularly held since 2008. The name might speak for itself, but it is basically an event where we reunite in a shop, a café or a public place to read parts of the play the SPAC is working on. The current play is named “Takaki Kanomono”, and takes place right in Shizuoka prefecture, a small town named Kawane, surrounded by mountains, which is actually where the Reading Café is happening. Kawane is also famous for its tea and the hot springs established around the place.
Kawane is located at around one hour and a half from Shizuoka, where the SPAC is holding its main stages, offices and …. For this session, I accompanied a staff office member, Miss Hayashi, and an actor who often works with the SPAC, Mister Okuno. We arrived in a small shop filled with hot spring smell, where a few people were waiting for us while having some warm tea or coffee.

リーディング・カフェは、私は初めての参加なので、様々な印象、不安、または期待を持っていました。
演劇は趣味としてやっていて、もともと私の大学での専門は国際関係です。演劇と国際関係の分野を比較してみたいと思います。野蛮な比較をするんですけれども、地政学では「創発」というものがあってそれは何かというと、サブ要素の共有が単なる総和以上のものを生産するという考えです。演劇も同じだと思います。演劇は舞台、演出家、俳優たち、音響と照明のスペシャリストを集めるだけでなく、想像外の素晴らしいことが起きることだと思います。
今日も、良ければそういう事を目撃できたら嬉しいと思っていました。
まず、SPACの方も自分も加えて、参加者は9人になります。人数が少ないもののぴったりな構成になりました。三台のテーブルで三人が座って視線が完璧に合わせるような構成になれました。
As I imagined how it would turn out, I must say that I had hopes as well as apprehensions concerning this activity. At first I thought about a small comparison. As my field of study is International Relations, I studied geopolitical analysis, where we have a concept called “emergence”. It is the idea that the accumulation of sub-elements produces more than just the sum of these elements, emergences are what spontaneously come out of this addition. The concept is being applied in many research fields, and I believe that it holds a resemblance with what we can sometimes witness during a play, when the unexpected performance suddenly surpasses all the hopes of the director, the staff and the actors themselves. It happens, for a second or longer, but it is always a pleasure to witness such thing, and I was wondering if maybe it would during the Reading Café.
I was also worried about my potential ability to read the text while working, as I would participate as part of the readers but also as a note and picture taker at the same time.

奥野さんは始め、司会者としてSPAC、『高き彼物』の芝居と演劇について紹介しました。奥野さんによると、、俳優の仕事を20年している中で『高き彼物』のように静岡県の話で静岡弁で描かれた芝居は初めてみたそうです。雄弁家の才能と武士の貫禄で、奥野さんは日本演劇の歴史、歌舞伎の生まれから現代、初代芸術総監督鈴木 忠志についてとSPAC設立までの要約を語って、皆さんが居心地よくなるように何かが生まれそうな雰囲気を作ろうとしていました。
そしてもちろん、自己紹介になって、参加者の方々からも色々話してもらいました。例えば一人の方は「リーディング・カフェの事はもっと前から知ってたんですけど、自分なんか無理だと思ってたんです」と言う考え方もあったり、静岡市からいらっしゃった参加者さんも居て、距離や不安を乗り越えて来てくださってとても感謝しております。
一般的に、参加していただいた方は「テレビで見るのが好きで実際どんな感じなのかな」や「新しいテクノロジで日本語を読めなくなったり書けなくなったりして残念だと思う」などと言う多様な気持ちでいらっしゃったそうです。
ただ、気づいたのは、演劇は若者の現代文化で、映画、ドラマの基本なのに参加者たちの中に二十代以下の方は居なかったことはちょっと残念だと思いました。
Including SPAC members, 9 people participated in this activity. That relatively small number allowed us to build a sit in a perfect configuration, as a triangle constituted of 3 tables where 3 persons sat, looking at each other.
Mister Okuno, who would be the chairman during the whole session, started with an introduction about Japanese theater, from the traditional Kabuki to nowadays modern plays and the SPAC, and the play we were about to read, “Takaki Kanomono” itself. In 20 years working as an artist, even he had never seen a work written in Shizuoka’s dialect. As a good orator, he did his best to install an atmosphere where people would feel comfortable enough to speak and express some kind of theater. We then moved on to everybody’s presentations, learning how people heard and decided to join in the Reading Café. For example one person had heard about this sessions for a long time before deciding to join in as he thought that he wouldn’t be able to perform properly. Another one came all the way from Shizuoka city to participate (which is approximately 1 hour and a half long). People had heard about it and were interested but often hesitated to participate. When my turn came I tried to reassure them, their reading couldn’t possibly be worse than mine. I also couldn’t help but notice that there was no one under 30 among the participants.

そのようなほとんどアマチュアばかりの会で、何かが(もしかして演劇は)生まれるのか、発生できるのか、感じられるのかと考えていたんです。その問いには答えが出てきました。
奥野さんは役を参加者に分け、ト書きを読みながら、皆を合わせてダイナミックさを付けようとしてリズムの管理も担当しました。
このようなシーンになりました。川根の、シンプルな喫茶店で家族がだんらんしているようでした。九人の人は、あたたかい飲み物を飲んだりロールケーキを食べたり笑ったりして『高き彼物』を読みながらいい感じの雰囲気になりました。 自分も読み、静岡弁の「だに」などの言い回しと漢字にチャレンジして、演劇をする感覚を思い出せました。
I was really wondering if something could come out of this small performance composed almost exclusively of amateurs. And I got an answer during the session.
Okuno distributed the roles among the participants, reading the annotations, putting everyone together to establish a group spirit and a rhythm. It became a peculiar scene. A small shop in Kawane, with people reading and laughing while enjoying some warm beverages and cake. That could have looked like a family reunion. Reading myself I felt like I haven’t for a long time, challenging this Shizuoka dialect and the ideograms filling the text.

『高き彼物』を読みつつ、どんどんエネルギーが出て波のようなリズムが生まれました。時には役の分け方を変えてすぐ続けたり、たまに休憩を取って雰囲気は呼吸していました。

言葉だけにもかかわらず、上演している芝居を観ているようでした。そのエネルギーは違う観点、言葉、肉体を持っているみんなが渡し合う熱い玉のように、生き続ければ良いなと思いました。
そしてそこに、小さい奇跡が起こりました。『高き彼物』の世界が立ち上がったかのように、ある女性が登場人物になりきって読んでいました。それは、ト書きを読む奥野さんの存在を忘れるほどでした。
As we were playing “Takaki Kanomono”, an atmosphere filled with energy emerged, as the rhythm, managed with skill by Okuno, juggled between quick role changes and moving to the next part or small breaks allowing group talks, as if it was breathing.
It was a pleasant sensation to feel that energy flowing in the air, like a warm ball going from hands to hands through different point of views, words and bodies. And then, out of sudden, a little miracle happened. As if the play was speaking for itself, one reader spoke her part with such accuracy and strength that she ignored and cut through the annotations, bringing everyone in a pleasured surprise.

最後に、参加者たちに『高き彼物」を見に来てくださいとお誘いして、リーディング・カフェはお終いになりました。
In the end we thanked everyone for coming and participating, and closed the sessions.

SPAC制作部 インターン生
ボドアン・ポール
2016年11月1日


【シェイクスピアの『冬物語』稽古ブログ#1】ポスターが街中に!

早いもので、今年ももう12月。

静岡芸術劇場から見える富士山も
冠をかぶってとてもきれいな季節となりました。

日に日に寒さもましてきて、すっかり「冬」ですね。

そして「冬」といえば…

宮城聰演出の新作「シェイクスピアの『冬物語』」です!
いよいよ年明け1月から公演が始まります。

『冬物語』をフィーチャーした
今年の「秋→春のシーズン」2つ目のポスターも
できあがりました。
とってもさわやかなブルーです。

ただいま、街中のいろいろなお店やスペースにご協力いただき、
貼らせてもらっています。
今後、交通公共機関でも掲出される予定ですので、
街に出かけたら見つけてみてくださいね。

そして、すでにあちこちで配布されている
チラシのビジュアルはこちら。

チラシは全員バージョンです。

この写真、実はどちらも真夏に撮影されたんです。
今年8月、舞台芸術公園では1ヶ月にわたって、
『冬物語』のプレ稽古が行なわれていて、
この写真もその最中に撮影されました。

今日は、その撮影風景を少しご紹介。

チラシではところ狭しと積み重なるように4段に並んだ写真も、
撮影では、1列ずつ撮影しました。

真夏に登山ウェア。その衣裳に舞台用の強い照明を浴びての撮影は、
どんなに冷房を効かせても、汗だく。
しまいには、扇風機まで登場しました。

撮影には、演出の宮城も立ち合い、
「ここはとにかくすっご~~く寒いの」と
基本コンセプトを告げた後、さらに細かな指示を出し…

スタッフの私たちも今までに見たことがないような
俳優たちの寒い顔の名演技には驚きです!
とっても暑い中の撮影とは思えません。

それにてしても、
真夏に極寒写真の撮影、『冬物語』の稽古とは、
なんだかダジャレみたいですね。

さて、文字通り汗水流して、仕込みを終えた『冬物語』。
その後、秋には3ヶ月の熟成期間を経まして、今月いよいよ稽古再開!
年明けの公演初日に向けて一気にスパートします。

これから作品ができあがるまでの様子をご紹介していきます。

宮城聰が6年ぶりに手がけるシェイクスピアの新作『冬物語』、
どうぞ、ご期待ください。

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SPAC秋→春のシーズン2016 ♯4
シェイクスピアの『冬物語』
一般公演:1月21日(土)、22日(日)、29日(日)
     2月4日(土)、5日(日)、11日(土)12日(日)
演出:宮城聰 作:ウィリアム・シェイクスピア 翻訳:松岡和子
音楽:棚川寛子 出演:SPAC
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
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2016年12月3日

【『サーカス物語』ブログ#6】ジョジョと仮面

『サーカス物語』、本日無事に一般公演の幕が上がりました!
ご来場くださった皆様、あたたかい拍手とたくさんのご感想をいただき
ありがとうございました。

本日のブログは、エリ役の布施安寿香がお届けします。

* * * * * * * * * * * * * * *

11月末から公演が始まりました「サーカス物語」
三年前とはまた違ったあたらしい作品になってます。
たくさんの方に見ていただきたいので、
今回のブログではジョジョについてエリからお話したいと思います。

ジョジョは物語後半で仮面をつけてきます。
そしてエリとふたりっきりになったときにそっと本音をもらします。
「からっぽをばれないように描いた顔をつけてるんだ」と。

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私はこのシーンのジョジョがとっても好きです。
再演になって相手役が変わって、
同じセリフなのにこんなに違うんだなぁと気づいてますます好きになりました。

三年前の阿部一徳さんのジョジョは、
見た目も大きく、エネルギッシュで、
はじけてて、だけどそれは、本当はシャイで臆病な自分を隠すための仮面で、
あのふたりっきりの瞬間にだけ思わず本心が垣間見えるという感じでした。

今回の若宮羊市さんは、
どちらかというと普段は愚か者のふりをして、逃げているのに、
本当に守らなきゃいけないものや、譲れないものがあるときにキラッとひかる芯の強さや男らしさがみえます。
背中に感じる体温が言葉以上の何かを伝えてくれます。

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相手が違うので少し心の動き方は違うけれど、
それぞれの欠けた所にふっとエリの心が寄り添っていくのを感じられて
演じていてもとっても幸せな瞬間です。

ピエロって悲しくて愛しくて、
それは私たち俳優を含めた芸人の典型だし、
結局は人間そのものなんじゃないかと思います。

人は完璧じゃない。
だからお互いに寄り添いあえる。

そのためには、怖いけど、そっと仮面ははずさなければ…。

劇場で自分がお芝居を見てるときってふっとその仮面がはずれる瞬間があるなぁと思います。
そこで見た自分の顔は好きじゃないかもしれない。
でも会いたかった人かもしれない。
傷みや苦しみやわけのわからない釈然としないものを抱えるかもしれない。
でも、それは明日を生きる強さになる、と私は信じています。

見にきてくださったお客さまに、そういった瞬間が訪れますように…。
毎日そう願ってつとめております。
ぜひぜひ劇場にいらしてください。
お待ちしております!

布施安寿香

★★★公演情報はこちら★★★★★
SPAC秋→春のシーズン2016 ♯3
『サーカス物語』
一般公演:12月3日(土)、10日(土)、18日(日)、23日(金・祝)
演出: ユディ・タジュディン (俳優・スタッフ一同の構想に基づく)
作: ミヒャエル・エンデ
訳: 矢川澄子 (岩波書店刊『サーカス物語』より)
静岡芸術劇場
*詳細はコチラ
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