2017年7月16日

【シアタースクール通信2017 #1】開校です!

7月8日(土)より、いよいよSPACシアタースクール2017の稽古が始まりました!
学校では触れることのできない「演劇の面白さ、奥深さ」を地域の子どもたちとその保護者の方々に知ってもらうことを目的として、2007年にスタートした「シアタースクール」。11回目となる今回は37名の中高生が参加してくれました。

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自己紹介では「人見知りです」と話す子が多かったのに、なんだかあっという間に打ち解けている様子。年齢も趣味もバラバラで、学校の演劇部に所属している子から、「演劇ははじめて」という子まで、演劇経験も様々です。ふだんとは少し違った友達ができるのもシアタースクールの楽しいところかもしれませんね!

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稽古初日には早速『オフェリアと影の一座』の台本を読んでみました。 演出の中野真希さんから「この場面はゆっくり。前の人の台詞をよく聞いてから読んで。」などと指示があり、みんな工夫して読んでみます。
今回は、ある古典の名作が劇中劇として登場します。「超自然の誘いは…」とか「神聖な御堂の扉を…」とか、なかなか聞き慣れない単語や言い回しに四苦八苦…。演出家やアシスタントのSPAC俳優たちが、言葉の意味や時代背景を分かりやすく解説していきます。

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◆演出・中野真希 withアシスタントのご紹介
ここで、シアタースクールの指導役で今回『オフェリアと影の一座』を演出する中野真希、そして皆さんと一緒に作品づくりのお手伝いをするアシスタントをご紹介します。

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左から、片岡 佐知子、関根 淳子、中野 真希、河村 若菜、春日井 一平

このほかに、桜内結う、佐藤ゆず、永井健二の3名がアシスタントを務めます。この3人は、アヴィニョン演劇祭(フランス)の『アンティゴネ』(7/6~12)に出演していたため、3日目の稽古以降に合流となります。3人の写真はまた後日!

~演出・中野真希から稽古初日でのメッセージ~
「ここは他人の集まりです。違う考えや価値観を持った人が集まっています。ここのメンバーがみんな同じだったら面白い作品にならない。「こんな人がいる」「あんな面白い人がいる」というように、みんなの個性が輝く作品にしたい。そのためには、どうしたらいいか。考えていきましょう。」

 
どんな作品になっていくのか、ワクワクしてきますね。これから本番までの道のりを少しずつブログでご紹介していきますので、今年も応援よろしくお願いいたします!

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SPACシアタースクール2017
『オフェリアと影の一座』
演出・構成:中野真希
原作:ミヒャエル・エンデ
出演:静岡県内の中高生
2017年8月19日(土)・20日(日)各日16時開演
会場:静岡芸術劇場
*詳細はこちら
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2017年7月11日

アヴィニョン法王庁日記(5) 2017年7月1日 仕込み三日目

SPAC文芸部 横山義志

スタッフはお昼頃から作業。俳優は1730入り、楽器・小道具セッティング。18時過ぎからトレーニング。興味津々のフランス人撮影クルー。今日は18:30から声出し可。法王庁に俳優たちの太い声が響く。

18:30~20:00サウンドチェック。
20:00~21:00演奏稽古。
21:00~21:30全体稽古。
21:30-23:00照明フォーカス。
23:00-午前3:30全体稽古。

日没が遅いので照明の作業時間が限られていて、稽古はやはり深夜に。30メートルの壁に影をきれいにうつすための試行錯誤も。稽古に入っても、俳優の動きに合わせた明かりの調整に苦心。今日の天気予報によれば、気温は25度~16度。この時期にしては肌寒い。午前1時を過ぎるとどんどん寒くなる。水の中で動かずに明かり合わせを待つ俳優たちは、かなりしんどいらしい。水から上がって、足踏みしながら待つ姿も。

壁に字幕を出してみると、影を出す場面では壁を明るくしなければならず、読みにくくなってしまって悩ましい。明かりが決まってから調整するほかない。

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フランス語字幕の他、メガネ方式で英語・アラビア語字幕も作成している。フランス語字幕は『イナバとナバホの白兎』ケ・ブランリー美術館(パリ)公演につづいて、村上春樹の翻訳などで知られるコリーヌ・アトランさんが作ってくださった。英語は2004年のギリシャ・デルフィー公演のために、私がアメリカ人の友人と作ったものがふたたび使われることに。アラビア語字幕は、日本の小説などを手がけているシリア系フランス人の編集者の手によるものだという。

英語とフランス語の他にアラビア語が選ばれたのは、アヴィニョン市内にアラビア語を母語とする住民が少なくないこともあるという。フランスにはアルジェリアなどアラビア語圏北アフリカの旧植民地からの移民が多いため、アラビア語は二番目に多くの人が話している言語でもある。アヴィニョン演劇祭ディレクターのオリヴィエ・ピィさんはお父さんがアルジェリア生まれのピエ・ノワール(北アフリカ植民地に住んでいたフランス人)で、北アフリカへの関心も高い。この『アンティゴネ』上演が、フランスが抱えている分断へのメッセージともなることを期待してくれているのかも知れない。
 
 
*アヴィニョン法王庁日記バックナンバー*
(1) 2017年6月27日 静岡からフランスへ
(2) 2017年6月28日 アヴィニョン到着
(3) 2017年6月29日 仕込み一日目
(4) 2017年6月30日 仕込み二日目
(5) 2017年7月1日  仕込み三日目
(6) 2017年7月2日  アヴィニョン法王庁の歴史
(7) 2017年7月3日  法王庁中庭での上演の歴史
(8) 2017年7月4日  フォトコール
(9) 2017年7月5日  最終公開稽古(ゲネプロ)
(10) 2017年7月6日 公演初日
(11) 2017年7月7日 公演二日目
(12) 2017年7月8日 公演三日目
(13) 2017年7月10日 公演四日目

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第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
アンティゴネ
構成・演出:宮城聰 / 作:ソポクレス / 出演:SPAC
7月6日(木)・7日(金)・8日(土)・10日(月)・11日(火)・12日(水)各日22時開演
会場:アヴィニョン法王庁中庭
*詳細はこちら
*アヴィニョン演劇祭サイトはこちら
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2017年7月9日

アヴィニョン法王庁日記(4) 2017年6月30日 仕込み二日目

SPAC文芸部 横山義志

午前8時から舞台上に水を入れていく。全て入れるのに8時間かかるという。

日没が午後10時近いので、照明の作業時間が限られていて、照明の調整が終わらず、少し稽古が押すことに。17:30 俳優入り、楽器セッティング。18:30トレーニング。18:30-20:00まだ観光客がいて音が出せないので、静かにサウンドチェック。20:30-21:30演奏込みのサウンドチェック。21:30-23:00照明フォーカス。23:00-午前3:30全体稽古。

駿府城公演に比べ、三倍近い広さ。僧侶が舟で進む距離も倍近くなっているという。舞台は間口40メートル、奥行き16メートルで、約570平米。水深も2~3センチ深くなった。床がかなりでこぼこで、一番床が高くなっているところをカバーできるように調整したという。

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アヴィニョンでは日没の時刻が21時過ぎなので、開演は22時。日が落ちると気温差が生じ、風が生まれる。法王庁で舞台を観るとき、よく強い風が吹いているのはそのせいもあるらしい。南仏で「ミストラル」と呼ばれる冷たい北風もよく吹く。そして四方の壁に囲まれた巨大な空間のなかで渦を巻く。

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今日は日中も26度くらいまでしか上がらず、最低気温は13度という。法王庁中庭の体感温度はずっと低い。深夜0時くらいになると風は凪いでいくが、気温はいよいよ下がっていく。水に足を浸している俳優たちは、防寒の工夫を凝らしてはいるが、かなりこたえるようだ。「手を入れてみたら冷蔵庫の水みたいだった」という。
 
 
*アヴィニョン法王庁日記バックナンバー*
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(2) 2017年6月28日 アヴィニョン到着
(3) 2017年6月29日 仕込み一日目
(4) 2017年6月30日 仕込み二日目
(5) 2017年7月1日  仕込み三日目
(6) 2017年7月2日  アヴィニョン法王庁の歴史
(7) 2017年7月3日  法王庁中庭での上演の歴史
(8) 2017年7月4日  フォトコール
(9) 2017年7月5日  最終公開稽古(ゲネプロ)
(10) 2017年7月6日 公演初日
(11) 2017年7月7日 公演二日目
(12) 2017年7月8日 公演三日目
(13) 2017年7月10日 公演四日目

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第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
アンティゴネ
構成・演出:宮城聰 / 作:ソポクレス / 出演:SPAC
7月6日(木)・7日(金)・8日(土)・10日(月)・11日(火)・12日(水)各日22時開演
会場:アヴィニョン法王庁中庭
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2017年7月6日

アヴィニョン法王庁日記(3) 2017年6月29日 仕込み一日目

SPAC文芸部 横山義志

午前4時半起きで、5時半頃に宿を出てアヴィニョンの城壁の中へ。5時50分法王庁前に集合。機材を積んだトラックが到着している。石畳の段差をバックで登ってきたという。法王庁担当のスタッフと顔合わせ。法王庁の楽屋口から中庭の舞台に入っていく。

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今回の演出では、舞台上に水を張っている。法王庁中庭の舞台にもすでに水が…というのは想定外で、この二日の大雨で溜まったもの。まずは機材を置いたりマーキングしたりできるように、水抜きをしなければならない。モップで少しずつ水をポンプの方に集めていく。気の遠くなるような作業。

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舞台装置の岩を搬入。まるで測ったかのように搬入口ギリギリ。

なんとか水以外はセッティング。世界遺産のアヴィニョン法王庁に、なぜか和風の石庭。ミスマッチの妙。

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法王庁は朝9時から見学できるようになるので、仕込みしている横を観光客が通っていく。

法王庁の楽屋。アーチ状の天井、フレスコ画、ステンドグラス。これもかなり不思議なシチュエーション。

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14時に俳優入り、楽屋準備。16:30舞台上で居所合わせ。水が入らないうちに、俳優の位置をマーキングしていく。17:30~18:30夕食休憩。22:00~24:00舞台上で早速稽古。高さ30メートルの法王庁中庭の壁に俳優の影を大きく映し出す。ここでは、駿府城公園で上演したときよりも、ずっと大きな影を作ることができる。

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その後、照明の調整作業。午前4時まで。
 
 
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(3) 2017年6月29日 仕込み一日目
(4) 2017年6月30日 仕込み二日目
(5) 2017年7月1日  仕込み三日目
(6) 2017年7月2日  アヴィニョン法王庁の歴史
(7) 2017年7月3日  法王庁中庭での上演の歴史
(8) 2017年7月4日  フォトコール
(9) 2017年7月5日  最終公開稽古(ゲネプロ)
(10) 2017年7月6日 公演初日
(11) 2017年7月7日 公演二日目
(12) 2017年7月8日 公演三日目
(13) 2017年7月10日 公演四日目

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第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
アンティゴネ
構成・演出:宮城聰 / 作:ソポクレス / 出演:SPAC
7月6日(木)・7日(金)・8日(土)・10日(月)・11日(火)・12日(水)各日22時開演
会場:アヴィニョン法王庁中庭
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2017年7月5日

アヴィニョン法王庁日記(2) 2017年6月28日 アヴィニョン到着

SPAC文芸部 横山義志

15:30ごろパリ着。17:55パリ発、19:40マルセイユ着。

アヴィニョン在住の友人から、ずっと猛暑がつづいていたのに、昨日から突如大雨が降ってきた、と聞いたが、マルセイユでは空は明るい。
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機材の通関手続きをして、スーツケースをバスに積み込んでいると、突然の大雨で早速ずぶ濡れに。前回の『マハーバーラタ』でも、やはり滅多に降らないはずのアヴィニョンで連日記録的な大雨が降り、相当苦労させられた。その時も到着した途端に雨に見舞われた覚えがある。昨年のパリ公演でも、記録的な大雨続きで、セーヌ川が溢れていた。雨にはよほど気に入られているらしい。

バスで一路アヴィニョンへ。22時頃、宿に到着。スタッフは先にアヴィニョン入りしていた技術監督の堀内真人さん(KAAT神奈川芸術劇場)と23時頃に法王庁前で合流して打ち合わせ。
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宿では、ツインのはずがダブルベッドだったり、毛布がなかったり(昨日までは猛暑で必要なかったという)、鍵が開かずに宿に入れないスタッフがいたりで、午前1時くらいにようやく全ての問題が解決。

明日は当初の予定通り、午前6時から作業・・・。
 
 
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第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
アンティゴネ
構成・演出:宮城聰 / 作:ソポクレス / 出演:SPAC
7月6日(木)・7日(金)・8日(土)・10日(月)・11日(火)・12日(水)各日22時開演
会場:アヴィニョン法王庁中庭
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2017年7月1日

アヴィニョン法王庁日記(1) 2017年6月27日 静岡からフランスへ

SPAC文芸部 横山義志

アヴィニョンへの二度目の旅立ち。2014年には『マハーバーラタ』を、ピーター・ブルックの伝説的舞台『マハーバーラタ』の会場となった石切場で上演した。今回はアジアの劇団としてはじめて、アヴィニョン演劇祭のオープニングで、メインステージの法王庁中庭で公演することに。アジアだけでなく、非ヨーロッパ言語圏の劇団でもはじめてらしい。法王庁中庭はアヴィニョン演劇祭がはじまったところでもあり、今では毎年この時期になると、2000人収容の仮設劇場が組まれる。2000人を前に芝居をする機会というのはなかなかない。それだけでも、かなりドキドキの体験である。

6回公演の予定だが、12,000席がチケット発売開始から数時間で売り切れてしまったらしい。毎日のように「発売日に何度も電話したのに、どうしてもチケットが取れませんでした。なんとかなりませんか?」というメールが来る。

第二次大戦後すぐにはじまったアヴィニョン演劇祭は今年で71回目。南仏のさほど大きくもない町で、演劇祭をここまで育て上げてきた方々の苦労が偲ばれる。人口規模としては、静岡市の方がよほど大きい。SPACは今年で20周年。あと50年続けば、こんな演劇文化を育てることができるだろうか。

今日は午後3時劇場出発で、羽田空港に向かう…と思ったら、早々にフライトキャンセルの連絡。機材到着の遅れのためだという。結局フライトは翌朝となり、27日午後3時に静岡芸術劇場出発のはずが、翌28日の午前3時出発に。

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おかげで高速道路は空いていて、午前6時には羽田空港着。今回は荷物のトラブルもなく、午前9:55発パリ行きのフライトで無事に出発。

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第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
アンティゴネ
構成・演出:宮城聰 / 作:ソポクレス / 出演:SPAC
7月6日(木)・7日(金)・8日(土)・10日(月)・11日(火)・12日(水)各日22時開演
会場:アヴィニョン法王庁中庭
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2017年5月25日

<萌目線。vol.136>『アンティゴネ』歴史に名を残すべく。

Filed under: 萌目線。

演劇祭では有難いことに全日満員御礼となりました『アンティゴネ 〜時を超える送り火〜』
アヴィニョン演劇祭に向けて、ただいまバージョンアップ中です!!

昼間は、静岡芸術劇場の、隣の公園の、隣にある調整池をお借りして、会場である法王庁の横に長ーーーい舞台の実寸サイズでの稽古をしています!
移動にかかる時間をはかったり、全体のバランスを見て立ち位置や岩の位置を決めていく作業です。

近隣のみなさま、お騒がせしております…
見学や応援に来てくださるみなさま、ありがとうございます!!
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俳優はみんな日焼け対策バッチリで稽古してるので、誰が誰やら分からない状態です。
日焼け対策バッチリすぎて顔どころか素肌の露出がほとんど無くて、怪しい怖い人たちみたいになってます。演出家も指示するときに「…誰だか分からないんだけど、そこの黒い人…」って言うしかないような状況です。

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でも日焼けしちゃうとたいへんなのでみんな対策に一生懸命です!

夕方からは劇場に戻って、新曲の作曲や場面の作り直しの作業をしています。
実は駿府城での公演から、内容や音楽が結構変わってきているのです!

強化されていく演奏…まだお聞かせすることはできないので、加藤さんの気合いだけ写真でお届けします!!
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当然のことながら実際の会場とは大きさが違いすぎるので…舞台を写真のように使っています。
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実際は舞台の中央にくるアンティゴネの岩山(として使っている木の台)を下手の端ほうに設置して、クレオンの岩山(として使っている木の台の数々)が上手のほうにくるように。
…つまり静岡芸術劇場の舞台が隣にもう一つあっても、アヴィニョン法王庁の舞台のサイズにはならないのです…

色んな意味で、大きな大きなものへの挑戦です。
静岡でできる限りの準備をしていきたいと思います!!

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第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
アンティゴネ
構成・演出:宮城聰 / 作:ソポクレス / 出演:SPAC
7月6日(木)・7日(金)・8日(土)・10日(月)・11日(火)・12日(水)各日22時開演
会場:アヴィニョン法王庁中庭
*詳細はこちら
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<萌目線。>とは・・・ SPAC俳優石井萠水の目線で稽古場や舞台裏の様子をお届けしています。
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2017年5月2日

<萌目線。vol.135>『アンティゴネ』間も無く初日!!

Filed under: 萌目線。

特設野外劇場での稽古が進んでおります!!

ゲリラ豪雨や突風に見舞われることもあれば
燦々と照りつける日射しのなか微動だにできないこともありますが、

もうそんなことくらいでは我々の心は挫けないのです!!

対策バッチリで挑んでおりますよ!!

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楽屋テント村も、もう見慣れた光景になっていて
帰ってきたー!という懐かしさすら感じることも。

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早く満員御礼の客席にお会いしたいです。

『アンティゴネ』はク・ナウカも以前上演した作品ではありますが、今回はまったくの新作として作ってきました。

『マハーバーラタ』も元々はク・ナウカの作品で、当時からの功績によって3年前のアヴィニョン演劇祭招聘があったわけですが、
今回はSPACのこのメンバーで、静岡で、ゼロから作り上げ彼の地まで行くことができることは、本当に有難く誇らしいことです。

きっと今ここからまた新しい伝説がはじまるのだと思います…みなさま!ぜひ見届けに来てください!!

5月5~7日はまだご予約受付中ですよー!!

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ふじのくに野外芸術フェスタ2017
第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
アンティゴネ 時を超える送り火
構成・演出:宮城聰 / 作:ソポクレス / 出演:SPAC
5月4日(木・祝)、5日(金・祝)、6日(土)、7日(日)各日18:30
駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場
*詳細はこちら
*アヴィニョン公演の詳細はこちら
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<萌目線。>とは・・・ SPAC俳優石井萠水の目線で稽古場や舞台裏の様子をお届けしています。
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2017年4月22日

<萌目線。vol.134>『アンティゴネ』劇場で稽古中!

Filed under: 萌目線。

静岡芸術劇場には特設野外劇場のバミリ(実寸の位置を示す目印のテープ)が貼られ、舞台装置の岩も並べられ、毎日舞台の上で稽古中です!!

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駿府城公園では、今回特注したこの雄大な岩の数々が、水の中に置かれるのです。
そしてこの岩の上で!アンティゴネの物語が繰り広げられます。

つまり、岩の上に立てるのは、登場人物だけ…
今回の出演者29名の内、ムーバー6名だけ…

残りの23名、そして登場していないときのムーバーはどこにいるかというと…水の中なのです!!
しかも移動は水面が波立たないようにしないといけないとのこと。。

いよいよ駿府城公園に入る日が近づいてきました。
はたしてどんな作品になるのかまだ私たちにも分からないところもありますが…
出演者29名、そしてテクニカルスタッフ、制作スタッフと、今までの公演よりかなり多い人数が携わっていますので、これだけは自信を持ってお伝えできます。

「マンパワーでみせる!!」

いつものことではありますが、お天気はどうなるか分かりません…最近、公演のお知らせにうかがった先で必ずと言っていいほど
「雨が降ったらどうするんですか?」
と聞かれますが、

SPACをご存知のみなさまならお分かりですよね?

雨が降ってももちろんやります!!雨の中で!!!!

なのでみなさま、お天気の心配はあるかもしれませんが、ぜひGWのご予定をお早めに決めていただいて(笑)
チケットのご予約もお早めにお願いいたします!!

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ふじのくに野外芸術フェスタ2017
第71回アヴィニョン演劇祭オープニング招待作品
アンティゴネ 時を超える送り火
構成・演出:宮城聰 / 作:ソポクレス / 出演:SPAC
5月4日(木・祝)、5日(金・祝)、6日(土)、7日(日)各日18:30
駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場
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2017年3月24日

<萌目線。vol.133>アンティゴネ はじまってます

Filed under: 萌目線。

3月1日から、今年の「ふじのくに⇄せかい演劇祭2017」で上演いたしますSPAC最新作『アンティゴネ ~時を超える送り火~』の稽古がはじまりました!!

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昨年の『イナバとナバホの白兎』も記憶に新しい中、わたしたちは再び神話創作のスタートです。
まずは出演メンバーで文献や資料を調べたり、ひたすら検索からの検索、話し合いに次ぐ話し合い…

しかし先日までは座組みの内の多くのメンバーが『真夏の夜の夢』に出演していましたので、全員揃う時間もわずか。

そんな中わたしたちが取り掛かったのは…『ちょっとしたアンティゴネ』の試作。

ギリシャ悲劇『アンティゴネー』のおはなしを全く知らない方々にも分かってもらえるような、あらすじを簡単にご紹介する寸劇をつくってみようということになったのです。

そしてこのパフォーマンスの一部を、なんと!
今週末に開催される「第18回 SPACこども大会」でお披露目させていただくことになりました!!
音楽監督 棚川寛子作曲の新曲もお届けいたします!!!!

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これ、たぶん、たぶんですが、今回を逃すと二度と見られません…!!

昨年のこども大会で発表しました『イナバとナバホの白兎』のパフォーマンスも、あのときだけのスペシャルバージョンとなりましたので…つまり、お蔵入りということですが…笑

稽古場では『真夏の夜の夢』の片付けや、舞台美術のミーティングが繰り広げられたので、居場所を無くした私たちは廊下に集まって稽古したりもしています。

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こどもたちの唯一無二のパフォーマンスと合わせて、SPACの大人たちの全力発表もどうぞお楽しみに!!

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